第4日:「倫理プロジェクト」

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7日間セミナー・第4日・倫理プロジェクト

銀河の月12日 キン201「赤い律動の竜」

ホゼの尺八で始まる(注:この日は主催者のひとりであるわいあーさんの365日の誕生日)

銀河の七方向への祈り

ホゼ:

今日はわいあーさんのために特別に演奏しました。

ロイディーン:

惑星キンのみなさん、こんばんは。今日は第4日目で、7日間セミナーのちょうど中間日に当たります。また今日から新しい調波に入りました。赤い日は常に新しい調波に入ります。では『キンの書』を読み上げます。

調波51:太陽の入力
意図の開花を満たす

キン201:赤い律動の竜

私は育むために組織する
存在をつり合わせながら
同等の律動の音で
誕生の入力を封印する
私は自らの二重の力によって導かれる

これは今年のわいあーさんのキンに当たります。彼の誕生日は「黄色い自己存在の戦士」ですが、今年、彼は「竜」の赤いエネルギーと、「律動」という「音」を体験することになります。今日は「基本の地球家族」です。こんな話をするのは、時間のコードはそれに従って生きるべきものであり、とても重要だからです。毎日<テレクトノン>を実践している方は、<テレクトノン>の預言書を読むことになっています。では、今日の彼の太陽の紋章に関した「竜」のマークのところを読んでみます。

導入節:ひとつの生きた預言
1. パカル・ヴォタンの<テレクトノン>の真理
AD1993〜1994、キン144、真実の日のための並はずれた施し。
2. 3人の覚醒の使者、3人の並はずれた預言の代弁者に代わっての布告、
時間の並はずれた証人、そして最後の呼びかけ。
3. <テレクトノン>
内なる太陽
すべての預言の毋
星の証人、ボロン・イクの伝言
彼女を慕う彼女の召し使い、パカル・ヴォタンが受けとめ、知らせる。
4. <ハーモニック・コンバージェンス>から7年目に、アポカリプスの7つの封印は預言の7年になる……全部で13年。
13の月の道を歩み、
13の月の道を語る。
夜明けの人々、ひとつの心、
聖なる書の人々、ひとつの神、
ひとつの生きた預言、ひとつの人々、ひとつの天国、ひとつの地球。

昨日は<テレクトノン>、「時間と預言」にまで話が及びましたが、今日は「道徳の科学」という話題に移ります。つまり、<倫理プロジェクト>です。さらには生物圏から精神圏への移行について話したいと思います。
私たち惑星キンには、天と地を結びつけるという役割がありますが、同時に私たちは、ひとつの人のホロンとして宇宙を代表しています。今日は宇宙的な性質を持つ教えについてお伝えしようと思います。常に「いま(NO TIME)」という現在を生きる存在として、私たち人間は、天と地を結びつけていきましょう。この話の最後にもう一度、惑星ホロンと人のホロンについてお話します。

ホゼ:

こんばんは。妻が惑星ホロンと人のホロンについて話す前に、まず私が少しお話をします。妻は私が宇宙のメッセージを携えていると言いましたが、私たちが滞在しているホスト・ファミリーの家に『ナショナル・ジオグラフィック』があり、そこに銀河系のマップが入っていました。
(マップを見せながら)これが私たちの銀河です。つまり、これが銀河的な意識の時間です。これから銀河的な意識を開発していくのですから、いま自分たちがどこにいるのか少し把握しておきましょう。これによると、私たちはここにいます。規模について想像できますか?ここで示している円、この直径が6千光年ほどです。1光年がどのくらいの距離なのか、みなさんご存知ですね。とにかくとてつもない距離です。それでも銀河の中心からは本当に遠く離れているのです。
このマップによると、私たちは現在ここにいます。この位置にいながら、今夜私たちは、銀河的な意識や銀河文化を地球に持ち込むというような話をしているわけです。しかし、私たちはすでに銀河の中に存在しているのです。銀河の中心のまわりを大きな弧を描きながらぐるぐる回っています。私たちはこのあたりにいるらしいのですが、実際にはほとんど何も見えません。これは、いわゆる銀河の典型で、このような銀河が3千億個もあると言われています。そして、各々の銀河には、約3千億個の星々があります。地球はそんな多くの星々のひとつですから、私たちは本当はちっぽけな存在に過ぎないのです。

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「意識は私のものでもないし、あなたのものでもない」という表現があるのですが、実際には、意識はあらゆるところに存在しています。私たち人間には、いわゆる装置(instrument)のようなものが与えられています。この装置は身体と呼ばれているものです。医学学校では、身体はある種の機械だと教えられます。それは、医大ではすべて12:60の機械的な考え方に従っているからです。ここで別の見方をしてみましょう。この図を銀河の隣に貼ってみるとわかるのですが、私たちはそれぞれ、様々な世界で様々な宇宙観を持っています。
この銀河のマップは、ハッブル宇宙望遠鏡などのあらゆる近代型望遠鏡から得たデータをもとに作られました。そしてあらゆる近代型望遠鏡が探しているものはただひとつです。それが「ビッグバン」です。ビッグバンを探し求めているのです。いまのところ、ビッグバンはひとつも発見されていません。なぜなら、科学者の考え方が、「矢のように一方向に進む時間」に基づいているからです。彼らは、この矢印の起点のところにビッグバンがあるのではないかと考えています。そして、宇宙はそのビッグバンを起点に膨張して、今日のような姿になったと考えています。
彼らはビッグバンに関するあらゆる仮説は理解できると言っていますが、ただひとつ理解できないことがあるそうです。つまり彼らは最初の何10億分の1秒に、いったい何が起きたのかわからないと言っています。10の43乗分の1秒ですね。最初のこのほんのわずかな一瞬に何が起きたのか、彼らはまだわかっていません。何も説明できません。それこそまったく不可解なことです。ビッグバンの仮説によると、まずこの10の43乗分の1秒の前には「無」があって、このわずかな時間のあとに全宇宙ができたというのです。それなら「ある日、神がこうして指を鳴らしたら、あらゆるものが生まれた」と言った方がわかりやすいじゃないですか。「神は偉大な存在なのだから、パチンと指を鳴らすだけで宇宙が生まれたんだ」と。

実は時間の宇宙論というものは、いま言ったものとはかなり違います。時間の宇宙論は、別にこのような銀河が存在することを否定していません。現代の科学者たちは、宇宙がなぜあらゆる方向に画一的に向っていくのか、その理由を解明していません。「時間の法則」の宇宙論によれば、宇宙の形態が画一的にあらゆる方向に向かっているように見えるのは、あらゆるものが放射状に進んでいるからです。この放射状母体の中心はいわゆる「GOD(ジー・オー・ディー)」と呼ばれます。それを「神」と呼んだり、また「銀河を組織する力(Galactic Organaizing Dynamics)」と言ったりしています。中心にあるこのGODというのは、ある種の知性を表わしています。それは実際には宇宙における知性です。というのは、そこに知性があるとき、その知性は常に何らかの目的を持っているからです。知性がなければ、目的を持つことができません。現代の科学者はこれを単なるランダムな効果から生じたものとしか考えていません。しかし、私たちがここで取り扱っているのは、宇宙の知性であり、また宇宙の目的です。
実際に私たちが銀河のこの位置にいるのだとすれば、地球という私たちの星は全銀河3千億の星々の中のたったひとつなのですが、それが確かなら、きっと私たちよりも偉大な存在があるに違いありません。私たちのわずかな五感を越えた何かが、きっと存在するのです。それでいながら、私たちはその偉大なる全体の一部なのです。

「時間の法則」によると、全宇宙に渡って何かが常に循環しています。その源からエネルギーが常に放出されています。銀河の中心や他の場所には、いわゆる「ブラック・ホール」と呼ばれるものが存在します。しかし、このブラック・ホールは、この源へと戻ってゆくエネルギーの流れに過ぎません。つまり、この源は常にエネルギーを受け入れ、また同時に放出しているのです。この流れは基本的に非生命あるいは非有機的な恒星結晶エネルギー(no-life or inorganic stella crystaline energy)であり、もうひとつは二次的な反映、または「生命」と呼ばれるものです。言い換えれば、私たちが「生命」と呼んでいるものは、原初のエネルギーの二次的な反映物にしか過ぎないのです。つまり、最初に生命があったわけではなくて、生命は常に後から生まれるものです。原子構造体から細胞形態が生まれると、生命は無意識から意識的な方向へと流れていきます。生命が無意識から意識的なものへと発展していくとどうなるかというと....。
(注:ここで話題が一旦中断)

ここでちょっとみなさんに伺いたいのですが、今日一日、目を覚ましたままでいるという人はどれくらいいますか?いま、常に目を覚ましたままでいるという人は何人いますか?これは別に皮肉ではありません。私たちはいまも無意識から目覚めようとしているということが言いたかったのです。常に意識を目覚めた状態に保つということは、非常に難しいことです。特に心が12:60に条件づけされてしまっている私たち現代人にとって、それは難しいことです。このような条件付けのために、常に意識を保ち続けるのは本当に難しいのです。地下鉄に乗ると、大半の人はすぐ眠ってしまいます。マンガを読んでいる人もいれば、車内広告を眺めている人もいます。いったいだれがこの中で目を覚ましていると言えるのでしょうか?やがて彼らは地下鉄を降りると、会社へと向かうのです。

(図を示しながら)
この左側半分が無機物、右側半分が生命、そして下半分が宇宙無意識、上半分が宇宙意識という状態を表わしますが、銀河や宇宙の全体の中には、新しい星、古い星など様々な星があります。星は進化のある時点で「スーパー・ノヴァ」、つまり超新星となります。超新星になると、星の活動は非常に華々しく、活発になります。そして超新星としての活動後も、星は不思議な動きを見せます。たとえば、図のこの部分を私たちは実験ゾーンと呼んでいます。『アルクトゥルス・プローブ』の中の神話では、これを「ヴェラトローパ」と呼んでいます。「かつて」超新星だった太陽から約6千光年離れたところに「ヴェラ」という、かつて超新星だった星があるのですが、それはいまでも高速で動くパルサーとして活動しています。そのパルサーが、様々な信号を発していて、「警告します。あなたはいま、実験ゾーンに入ろうとしています」と伝えています。その実験ゾーンのまさに中心部に入っていくと、我々の太陽系、つまり「ヴェラトローパ24」があるのです。ヴェラトローパ24という星は、まだ超新星には進化しきっていない星の典型なのですが、この星には9個の、または小惑星帯を入れると10個の惑星軌道があります。ここでは星の進化のほんの一段階が示されています。この図のタイトルは、「意識としての時間の進化」というものです。

ビッグバン理論によると、時間とは宇宙が無から有へと変わるのにかかる時間の計測単位と解釈されます。しかし「時間の法則」によると、時間とはそうではなくて、意識進化そのものだと言っています。では、どうやってそのことがわかるのでしょうか?みなさんはどうして自分が自分自身だとわかるのでしょうか?みなさんがこれについて考えるほど充分に目覚めていれば、やがて意識としての時間を体験するでしょう。意識としての時間を体験すれば、みなさんは自己反射(内省)の力を手に入れたことになるので、客観的にみることができるようになるのです。
私たちの太陽はヴェラトローパ24と呼ばれています。従って、この地球という3番目の惑星は、ヴェラトローパ24.3になります。星の進化の過程をみると、私たちはまだ宇宙的無意識の中から抜けきっていない段階です。しかしまさに宇宙的な意識の中へと浮上するポイントにさしかかってきています。

19世紀にR.M.バックという人が、『宇宙意識』という本を著しました。彼はその中で、「これまでの偉大な神秘家、また科学者や哲学者、さらには詩人やアーティストなどの多くは宇宙意識を体験している」と語っていますが、これはいったいどういう意味なのでしょうか?覚醒した彼らの意識は、エゴや個という境界線を越えて、自然と完全に一体化するという体験をしたのです。道元の随筆や詩の中にも、宇宙意識に関するくだりがいくつかあります。ウォルト・ホイットマンというアメリカの詩人も、宇宙意識的な体験について書いています。また、R.M.バックは、このような体験をした人たちは、あらゆる進化段階においての先駆者だと言っています。そしてその進化段階では、人間は常に宇宙意識を体験しているのです。
作家であり哲学者であったR.M.バックが意図したかったことは、直観的な感覚の重要性で、それを私たちは「時間の法則」と呼んでいるのです。私たちが完全に宇宙意識の中に浮上することができれば、私たちの心は四次元で機能するようになり、私たちの肉体はいわゆる根っこのような状態になるのです。

マヤでは、肉体のことを「宇宙的に振動する根っこ」と表現します。つまり、私たちの身体は医学学校が教えるような機械ではなく、宇宙的に振動する根っこなのです。地球はこの根っこが育つための土に当たります。火、水、風、空気、雨、そして種など、様々な要素がありますが、これらはすべてこの根っこに栄養分を与えるものです。根っこの目的は、意識が再び宇宙へ戻っていくための媒体となることです。そのように私たちは宇宙意識から超意識へと移行します。超意識の頂点において、心がひとつにつながった状態に到達すれば、そのとき、私たちは源に回帰することができるのです。ここには純粋意識しかありません。同時に、このとき星が超新星になり始めるのです。
いま、私たちは大都会のビルの一室にいるわけですが、これは実はかなり不思議なことなのです。昨夜、私は寝ながら色々と思いを巡らせていたのですが、東京中のすべてのビルにくまなく水を送るなんて、いったいどんな給水システムになっているんだろうと。そんなことを考えているうちに眠ってしまいました。こういうことも確かに素晴らしいのですが、でも結局、私たちひとりひとりが星の一部なのです。それが真実なのです。

この星は常に進化しています。そして、様々な進化の段階に応じて、様々なレベルの放射線やエネルギーを放出します。このようにして進化が進むと、私たちはこれらの給水システムなどを維持していくのは、もううんざりだと感じるようになるでしょう。そして、いよいよ機が熟してきたと感じ始めるでしょう。感覚や身体をいまとは違ったかたちで進化させていかなければなりません。これはすべて自然なプロセスの一部なのです。銀河のどこか他所にも生命体はいるのだろうかなどと考える必要はありません。3千億もの銀河の、その個々にさらに3千億もの星々があるというのにも関わらず、頭の固い科学者たちは、地球以外の星に生命体は存在しないと考えているのです。とにかく、私たちは銀河の中ではこのあたりに位置していて、この図ではここにいるわけです。

「時間の道徳」のテーマの第2部は「時間と生物圏」というものです。
ヴラジミール・ヴェルナツキィというロシアの科学者がいます。彼は生物圏に関する理論を確立したのですが、生物圏は宇宙エネルギーを変容させている領域だと言っています。これはどういう意味かというと、銀河エネルギー、宇宙エネルギー、太陽エネルギーの中で、相互にエネルギーが流れていることになります。地球には電磁場というものがありますが、これは非常に幅広い領域に渡っていて、たとえば、外側からの放射線帯から内側に入るにつれて、成層圏、大気圏などの様々な層があります。地球の表面は、ほとんどが水で被われていて、陸地部分はほんの少しです。先ほど述べた二次的な反映物である生命というものが、この領域全体に網目のように広がっています。それは水や大地とけっして切り離すことはできません。地球はそれ自身がひとつの全体を形成しているので、水や大地と結びついている地球上のすべての生命は完全に統一されています。
仏教の教えでは、あらゆるものは相互に依存していると言います。つまり、微生物などの単細胞生物から人間に至るまで、様々な生きものが、全体としてひとつの生命のスペクトルを形成しているのです。そして、すべての生命体はあるひとつのプロセスに関与しています。これはヴェルナツキィの言うところのバイオ・ジオ・ケミカル・サイクル(Bio-Geo-Chemical Cycle/生物地球化学周期)というものです。バイオとは生命、生物、ジオは地球、ケミカルは化学的な分子の相互作用のことです。つまり宇宙エネルギーや銀河エネルギーが、電磁場や地球の大気圏を通り抜け、地表に達すると、様々な生命体へと変容されるのです。たとえば、太陽光が緑の葉へと姿を変え、それが種となり、小麦となってパンができるのです。ですから、私たちは太陽を食べているようなものです。そのように太陽光から作られたパンを食べると、その一部が私たちの思考やエネルギー、また感情へと還元されるわけです。また別の一部は、トイレで排出されて、東京の素晴らしい下水システムに乗って流されていきます。このようなプロセスは常に継続しています。

では生物圏に目を移してみましょう。生物圏というのは、その名の通り、生命の球体、生命ある領域のことを指しますが、ここでは、水分や結晶的な性質のもの(crystal)、土壌、太陽光などが化学的に相互に作用しています。生物圏は、非常に微妙なバランスの上に成り立っています。そのバランスとは、あらゆる生物種が相互に他の種族に対して圧力を与え合っているという関係があります。もしこのような圧力関係がなかったら、たとえば、ゴキブリがたった2日間で地球全体を支配してしまうかもしれません。それくらい早く変化してしまうのです。いまもゴキブリが世界征服を狙っているかもしれません。(笑)放射能の汚染に対しての抵抗力は、彼らの方が人間より勝っているのですから、じっと世界征服を目論んでいるのです。このような基本原理から、あらゆる生物は、一定の割合で増殖しています。
古代社会や先住民社会では、生命のバランスというものに対して敬意を払っていました。たとえば、彼らの儀式や儀礼を見ても、それらが常に生命のバランスを保つために行われていたということがわかります。彼らは自然周期や自然の計時周波数に従って生きてきたのです。宇宙無意識の中では、今日、私たちが抱えているような知識の複雑化は起こりませんでした。このコンピューター・グラフィックの図のような複雑な技術が発達することはなかったのです。彼らは各自の地域内に共同体をつくっていましたが、それは自然のサイクルの中で行われていたので、彼らは調和の原理をよく理解していました。

昨日は「時間と預言」に関してお話ししましたが、真の道徳的な生き方というのは、自然のリズムに従って生きることです。カンガルーの世界にも、アボリジニの世界にも裁判所はありません。それは彼らが自然のバランスを保って生きているからです。私たちの歴史、特にここ260年間の歴史の中で、人間は間違った生き方をするようになってきました。生物圏という考え方からすると、人間は不道徳な生き方をするようになってしまったのです。
260年前、世界の人口は5億人でした。その5億という数は、2万5千年から2万6千年ほどかけてゆっくりと増えたものでした。しかし産業革命という形で12:60の技術が発達してくると、人間の遺伝子は独自のプロセスを持って、徐々に加速し始め、人口は急速に増加し始めました。それは100年間で倍になり、もう100年間でさらにその倍になりました。第二次世界大戦が始まった頃、地球上には20億以上の人間が存在していました。そして現在は60億人以上に膨れ上がっています。最近の12年でも世界人口は約20%も増加しました。たった12年で50億が60億に増加したのです。この12年間に他に何が起きたかというと、何万種もの生物種が絶滅してしまったということです。つまり、人間は自然の計時周期よりも早く動いているということです。だからこういう事態になるのです。これによって、相互に依存したり、圧力をかけ合っていた生物種のバランスが崩れ始めています。それはあらゆる生命体のバランスを崩すだけでなく、地球上のより大きなシステムのバランスをも崩しつつあります。

先ほどの『ナショナル・ジオグラフィック誌』には、南極のオゾンホールがこの12年間でどれほど大きくなったかを示す写真が掲載されています。そして現在は北極にも巨大なオゾンホールができ、さらに広がりつつあります。しかし、もしかしたらこれも自然のプロセスの一部なのかもしれません。それと同時に、これは非常な危険信号なのかもしれません。
「時間の法則」によると、人間は自然の計時周期からあまりにも離脱してしまいました。そして惑星規模の危機を招いてしまったのです。昨日お話ししましたが、<テレクトノンの預言>はこれらの事態を私たちに警告するために現れました。今夜ここにいる私たちは、ほんのひと握りの人間ですが、広大で複雑な大都市の中で、小さな人間集団として、いまここに集っています。それはちょうどこの図の銀河と同じように、自分自身がどこにいるのか見えないほど広大です。そして私たちは、いまここで、もう一度何かを学び直さなければならないときが来たのではないかと考えています。

現在、私たちは自分たちの惑星、自分たちの生物圏、惑星地球を破壊しようとしている時期にきています。「時間の法則」は、私たちとはだれなのか、どこにいるのか、そして私たちがいるこの場所とはいったいどういうものなのかを見直す必要があると警告しています。
新しいものの見方を見い出すために、私たちは視点を変えなければなりません。ビッグバンの宇宙論などに反映されたものの考え方は、単に物質的な現実しか存在しない、物質的な現実だけが大事だという考え方です。そういう考え方が中心になっているために、現在、世の中には物質主義がこれほどまでにはびこってしまったのです。このことを理解した上で、現在、人類が直面しているような問題を解決するためには、非物質的なものの見方、非物質的な解決策を見い出さなければなりません。それこそが「時間の法則」の存在意義なのです。「時間の法則」によると、時間は目で見ることができませんし、時間は物質でもありません。

「時間の法則」と「時間の法則」の宇宙論は、地球をある共振場モデルとして見るべきだと言っています。この共振場モデルによれば、もっとも原初的なものは、共振そのものであると言っています。いわゆる物質的な現実とか物質的な身体と私たちが言っているものは、濃密な震動を表わしています。それは光が凝縮したような状態として現実をとらえています。
しかしながら、私たちは同時に多次元的な宇宙の中で生きています。科学者や天体物理学者は、あらゆるものは物理的であって、その物理的なものを作り出した原因も物理的であるという誤った考え方をしています。18世紀に西洋の科学者がこのような考え方を採用したわけです。それまでの世界は、「神」という考え方に支配されてきたのですが、その神の概念が制度化された宗教の中に組み込まれてしまったために、神そのものが特別な意味を持たなくなってしないました。神が存在するにせよ、しないにせよ、神とはそのような形式化された制度などではありません。つまり、本来、神を制度化することなどできないのです。科学者の考え方とは、そのような神にまつわるものを全部取り除こうというものでした。神というのはわけのわからないものだから、そんなものは無視して、自分たちが実際に触れられるものだけを信じようというものでした。だからこそ、科学者は現在説明できないことに熟練しているのです。
自分たちより高次の存在を想定するのではなく、架空の仮説を生み出しているわけです。つまり高次の存在が何かを引き起こしたと言わずに、特別に複雑化した理論を組み立ててしまいます。

しかし、ここで私たちは、人間が様々な多次元的なレベルに同時に存在していると言えると思います。すなわち、私たちの地球について考えるときに、そこにも多次元性というものを導入するので、それが一種の共振場モデルの見方となっています。この共振場モデルで考えると、地球の機能というのは、ちょうどラジオの受信機、送信機というような形でとらえられます。地球の中心部には8面体の巨大な鉄鋼があります。そしてこれを取り巻いているのがマントル、あるいは地球の核と呼ばれているものです。エネルギーが地球の中心部で受け取られて、またそこから発せられています。

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この共振場モデルで地球を見るときには、これは3つの部分からできていると考えます。ひとつは重力場、もうひとつは電磁場で、図に示してみますと、これが重力場で、これが電磁場です。最後のひとつは生命精神場というものです。北極、南極があり、中心に8面体の鉄鋼水晶があるのです。そして外宇宙からやってくるプラズマや放射線を、電磁場で受け止めています。

「時間の法則」によれば、共振場モデルというのは、ホロノミックと呼ばれる原理によって動いています。このホロノミックの原理とは、部分に全体性があるというものです。つまり、宇宙の全体性が非常に小さな部分にもあるということです。たとえば、科学者が研究するDNAにも螺旋があるように、惑星も銀河全体の反映であり、私たち個人も宇宙全体、あるいは惑星全体の反映物となっているのです。

ロイディーン:

では、これから惑星のホロンと人のホロンについてお話ししましょう。これは私のお気に入りのテーマです。なぜなら、私たちはこの空間において特定の場を占めているのですから、惑星のどの場所にいるかを知るのは大切です。
昨日も少し話しましたが、私たちは流れにおいて棒によって表される家族と、1、2、3、4という点の数によって表される家族に分けられます。これは一日一日、家族を変えていくもので、昨日は「極性の家族」、今日の「竜」は「基本の家族」という具合になります。
惑星ホロンにも同様のことが言えます。たとえば、昨日は「太陽」の日でしたから、北極の場を維持しているということです。色彩の配列によって動きますので、今日は「竜」の日です。これはKOZOさんのダイアリーなどにも書いてありますので、併せて勉強できると思います。

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大切なことは、私たち自身と惑星ホロンを関連付けるということです。これは先ほどの3つの共振場とも関連させることができます。
(以下、ロイディーンとホゼの理解が異なったため、ホゼが代わって説明をする)

ホゼ:

ここには3つの動きがあります。水平に向っている「地球家族」が重力場です。次に色の流れを見てみると、赤、白、青、黄と4つの流れがありますが、これが電磁場に関係しています。なぜなら、このような色が光のスペクトルを作り出すのに関係しているからです。3番目が生命精神場で、これがこのように左上から右下へと動いています。これが色彩の動きです。この動きが時間における動きで、先ほどの重力場と電磁場という2つの場を調整しています。たとえば、昨日は「太陽」の日でした。今日は「竜」の日で、明日は「風」の日です。それが重力場の「地球家族」と交差して、「色の家族」の電磁場の流れとも交差します。このような形で交差する動きが時間における生命精神場の動きになります。時間における色彩の動きというものは、それぞれの色彩に5キンあるという形です。1年に73色彩あるということです。5日ごとのサイクルですから、5日と73をかけると365になります。

ロイディーン:

このように間違っても、こうして先生が修正してくれますから、過ちを恐れないで訓練のつもりで行って下さい。間違いをおかすことを恐れてしまうことの方が問題です。時間に関しての再教育の一部として、ユーモアのセンスを養うということがあります。そうすれば間違いを恐れることもなくなります。そしてもう一度、尋ねたり、話し合ったりして、正しい方向に進むことができます。
今日はたくさん間違えてしまったので、家に帰ってもう一度勉強し直したいと思います。これは自分達のエゴに対してどう関わっているかということにも関係があります。あんな間違いをしてしまった....と悩む人もいます。それはすごく自分を重要な人物と考え過ぎるからなのです。宇宙的なレベルのことを思い出せば、自分達は大した存在じゃないということです。意識がすべてですので、私たちは今の体験を通して目を覚ますことができました。

ホゼ:

なかなか感動的、人間的な言い訳でした。

ロイディーン:

特に私たちは夫婦ですから....。

ホゼ:

これ(夫婦でフォローし合うこと)が相互作用的なダイナミズムの一例です。さあ、これでみなさんもかなりリラックスしてくれたことでしょう。妻もこれでもっと目を覚ましました。あらゆるものには価値があります。たとえば、過ちと思っているものにも価値があります。彼女は正直に言ってくれました。さて、最初から復習してみたいと思います。私はプロの教師ですから....。

この共振場モデルは、単に抽象的なものではなくて、実際、地球の場を示しているわけです。それは私たちひとりひとりがそこに参加できるものです。重力場は「地球家族」によって代表されるものです。「地球家族」というのは、北極や南極、また赤道地帯、北半球の温帯、南半球の温帯、それぞれの地域を支えている関係にあります。
「時間の法則」によると、これが新しい人類の社会形態というのを形作っています。そうすることによって、私たちは地球と同一化することができるのです。斜めに動くのが「色の家族」で、「色の家族」が電磁場に対応しています。この赤、白、青、黄という色は、3つの原色とプラス白になります。これは虹の7色のスペクトルとも関連があります。
もうひとつの斜めの方向性は、実際の時間の中における動力を表わしているものです。これは、それぞれ別な「地球家族」、別な「色の家族」というものを結び付けています。これが北極や南極を結びつける生命精神的な動きというものです。

惑星ホロンを学び、研究する上でとても重要なことがあります。次に人のホロンの方にも動きを戻していきます。なぜなら、惑星ホロンで示されたものが、手足の指や5つのチャクラなど、私たちの人のホロンの中にある自分自身の身体に表されているからです。
「道徳の科学」の観点からすると、人類が地球の周期から逸脱してしまったということですが、これは人間が機械であるという12:60の考え方です。オペラシティの展示物の中に機械がありましたが、たとえば、鉄腕アトムなどの手塚治虫のマンガの登場人物がひとつの機械として表わされているのです。その鉄腕アトムですが、ある方向から見ると鉄腕アトムは少年ですが、別の方向から見ると機械の中身が見えるような....。これは12:60の考え方です。つまり私たち人間というものが、機械に置き換えられるという考え方です。

「時間の法則」に基づいたホロノミックな考え方からすると、私たち人間の存在というものは、実は地球と同一化が可能なものであるとわかります。
色彩というのは、手と足の指の5つずつにそれぞれ対応していますが、人のホロンにおいても同じように「色の家族」というものが電磁場を維持しています。そして手足の全体を色彩として見たときには、それが生命精神場になります。ですから、手による癒しやマッサージが重要になるのは、それらが全体として生命精神場を表わしているからです。

人のホロンと惑星ホロンというものの相互関係を学ぶ上で重要なことは、共振場モデルというものに、どのようにそれらが組み込まれているかを知ることです。よく私たちはパラダイムシフトということについて話をしますが、パラダイムシフトというのは、人間存在というのは惑星の反映物であり、惑星が銀河的なものの反映物であるという見方です。「20の太陽の紋章」が手足のそれぞれの部位のどの位置にあるのかとか、また、人間の回路がどのようになっているのかということを学ぶのは、人間を機械的なものとして見る視点とは全く異なっているからです。ですから、このような視点からすると「時間の法則」とは、私たちがだれなのかということを教えてくれるものでもあります。

私は、十数年前に書いた『アース・アセンディング』の中で、開発されたばかりの「共振場モデル」というものを紹介しましたが、この研究の中で私は「ツォルキン」というマヤ神聖暦とDNAの双方を結び付けました。
私たちは、いま2つの現象を扱っています。ひとつは意識としての時間の進化という現象、そしてもうひとつは生命が時間の中で意識としてどのように目覚めていくかという現象です。時間が生命に情報をもたらします。人間というものは、段階に応じて学んでいくのです。
私は「13:20の計時周波数」とDNAの64のコドンとの数学的な関連性に気がつきました。時間が生命に対して情報をもたらす能力が、一種の保存装置であり、検索システムというものを作り出します。この検索装置に惑星の記憶が保たれているのですが、それがこの地球を取りまく電磁場の中にあります。この体系が「サイバンク(Psi Bank)」と呼ばれているものです。サイバンクにはすべての生命のためのDNAが保たれています。サイバンクは「13:20の計時周波数」に応じたコードを持っています。様々な段階を経て進化していく生命を支配しているのが、このサイバンクなのです。DNAの周波数は、「13:20の計時周波数」に反応する性質を持っています。つまり、時間と生命は明らかに結びついているのです。時間なくしては生命は存在しえません。生命の特徴は、それ自体が進化段階を持ち、それ自体が変容していくということです。

T(E)=ART(時間によって因数分解されるエネルギーは芸術に等しい)という「時間の法則」の基本公式に戻って、この図にある宇宙の放射状の構造をみてみますと、この構造自体が「13:20の計時周波数」によって仲介されているということがわかります。これは情報が時間を通して生命に影響を与えるということです。この情報のことを「時間ベクトル・ポテンシャル」と呼んでいます。時間の中にあるあらゆる身体は、通常、無意識ですが、この時間ベクトル・ポテンシャルをいくつか受け取っています。妻も、無意識にこの時間ベクトル・ポテンシャルを受け取っていますが、混乱することがあります。(笑)それは別に彼女が悪いわけではないのですが....。
時間ベクトル・ポテンシャルは、時間における身体に最終地点を見つけます。

ヴェルナツキィという科学者は「空間というものは、時間の観点からすると無限に位置可能な点である」と言っています。三次元的な科学者の観点からすると、空間とは単に「無限に広大な領域」のことを意味しているわけです。繰り返しますが、四次元の時間の観点からすると、空間とは「無限に位置可能な点」のことです。これはどういう意味でしょうか?これは「いま」の「ここ」という位置があって、ひとりひとりだれでもが、そこに位置可能だということです。たとえば、私がいまここに座って感じ取っているものは、私から見たところのもので、それはみなさんの目から見たものではありません。みなさんが知覚しているものは、私の側から知覚しているものとは違います。私たちが知覚する宇宙にあるすべてのものを、私たちがなぜ知覚しているかというと、それは時間において、意識を持ったひとつの点となった身体を私たちが意識しているからです。たとえば、この図のように望遠鏡を覗いて見た宇宙は、だれかの心のイメージが投影されたものに過ぎません。私たちが見たり感じたりするすべては、時間によって形作られています。私たちはその中の点のどこにでも位置可能なのです。

私たち人間は、この地球上に生まれた進化する生命体ですが、様々な段階において進化発展していきます。この地球上における私たちの生命は、以下の五段階に分けて考えることができます。この五段階は、ホロノミックな等式で説明されます。
第一段階は、「自然が自らを現す」というものです。私たちの目に映る森羅万象がここにあるということです。人間が進化するとき、もう宇宙や惑星はすでに存在しているということなのです。
第二段階は、「人が自然から学ぶ」という段階です。この植物は食べられるとか、毒性があり、食べると死んでしまうとか、そのように自然から何かを学ぶという長いプロセスです。
第三段階は「人が自然を変容する」という段階です。私たちの歴史から知る限りにおいて、この第三段階は、13バクトゥンの周期全体と完全に一致します。人間はこの13バクトゥンの周期に運河や道路、都市などを作り、それから工業や産業などを興して、急速に発展してきたのです。つまり、この「人が自然を変容する」という段階に至って、私たちは生物圏そのものを変化させてしまい、自然のバランスを崩してしまったのです。
次の第四段階は、人間が自然の秩序から逸脱してしまったために生じてくるもので、「自然が人の変容を評価する」という段階です。これは預言などでも語られていることなのですが、たとえば、ある預言では審判の日といったり、またある預言では、大きなカルマ的な審判が下されると言っています。カルマの法則によれば、そこに因果律というものがあるというのです。たとえば、特定の行為を繰り返し行うと、それがまたこちらに戻ってきて、償わなければならないというようなことがでてきます。そして「時間の法則」の発見も、また「自然が人間の変容を評価する」という段階の一部になっています。

「時間の法則」は、人間の法律とは違います。「時間の法則」の発見は、時間においてまさに正確な瞬間に生じました。それは、私たちの生物圏が危機を迎えたときに正確に生じたのです。科学的にいうと、これは生物圏から精神圏への移行期ということになります。科学者のヴェルナツキィやピエール・テイヤール・ド・シャルダンは、この生物圏から精神圏への移行期について述べています。それは地球規模の汚染や有毒廃棄物の排出のエネルギー、さらに温室効果やオゾンホールなどの現象がそれに当たり、それらがさらなる自然の大災害を引き起こしているのです。つまり、地球温暖化とかオゾンホールの問題も自然災害だとみなすことができます。
これは地球が地質的、地球化学的に活性化している状態を示しています。これと並行して太陽活動もまた非常に活発になっていくということが言えます。
また、同時に私たちはプラズマと呼ばれる別な宇宙線を受け取っています。つまり、これは人間が引き起こしている部分と、また宇宙のサイクルにより引き起こされている部分とがあります。人間が引き起こしている部分というのは、人間もまた大きな宇宙的なメカニズムの一部となって動いているわけです。いずれにせよ、地球が危機に瀕した地点が生物圏から精神圏への移行のポイントなのです。

精神圏というのは、地球を取りまく精神の場(球体)です。生物圏から精神圏へ移行する際には、その中間段階として技術圏(テクノスフィア)の創造が生じます。インターネットの発達は、まさしく技術圏の最終段階の現象として挙げられます。この技術圏の発達により、即時通信が可能になるのです。つまり、これは技術圏自体が持っている機関のようなものです。技術圏は、「12:60の計時周波数」というものによって人工的に作られた泡のようなものものです。それがふくれ上がって爆発しかけています。そして、技術圏の泡が爆発したあとに現れるのが精神圏ということになるのです。

「時間の法則」によると、精神圏というものは非常にポジティブに、また創造的に生まれると言っています。ただし、そのためには人間が正しい自然の周期に自分たちを合わせなければなりません。従って、1989年の「時間の法則」の発見から現在に至るまでの期間は、「自然が人間の変容を評価する」という段階に当たっています。
自然は「こういう分析ができます。こういう解決方法があります、こういう方向が見出せます」ということを人間に教えてくれているのです。それ以外の方法では、この問題をさらに破壊的な方向に向かわせるだけです。つまり、計時周波数とか、「時間の法則」、<13の月の暦>を選択するということ、そのようなことがなければ何も変えることができなくて事態はただそのまま加速していくだけです。つまり、「時間の法則」が発見され、また<13の月の暦>が生じたということは、私たちに普遍的なテレパシーへと向かっていく可能性が与えられたということです。普遍的なテレパシーとは技術圏に取って代わるものです。

そして、最終段階に向かいます。「自然は自らを現す」、「人が自然から学ぶ」、「人が自然を変容する」、「自然が人の変容を評価する」という段階があって、5番目は「人と自然が統合される」という段階です。すなわち、人間が普遍的な自然周期に戻っていくことで、2012〜13年頃までに、人間は宇宙意識というものを獲得し、この宇宙意識を通して、人間は自ら普遍的な性質を表していくことになるのです。
これは地球の進化において、まったく新しい段階を作り出していくもので、「精神生代」と呼ばれる新しい地質学的な時代です。それはヴェルナツキィによって作り出された別な専門用語で、英語では「サイコゾイック」といいますが、サイコというのは「精神」とか「心」を意味しており、ゾイックというのは生命のことであり、「精神生代」とは私たちの生命が全て精神化される、精神的なものになるということを意味しています。
生命が精神化されることによって、人間と自然の諸力とが融合し、私たちがいままで想像さえできなかった「リアリティ」というものを体験することになります。これらすべてが「時間の法則」の啓示です。これを実現させていく段階で登場するのが<倫理プロジェクト>なのです。

<倫理プロジェクト>が最初に開発されたのは1996年のことです。生物圏の権利の会議というところで作られました。そして同年、<倫理プロジェクト>は日本でさらに洗練されました。

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<倫理プロジェクト>にはいくつかのプロセスやレベルがありますが、そのひとつが、「サイバンクを開く」というものです。サイバンクというのはこの図のようなものです。
ここにはツォルキンが4つ組になって、全部で8つ上下に組み込まれています。これは電磁場における「13:20の計時周波数」の変調機能(モジュレーション)といったものを表しています。一番上の部分が北極、一番下の部分が南極に当たります。この4つのツォルキンが地球の場全体を取り巻いているのです。

これはまた<テレクトノン>の機能とも密接な関係があります。各ツォルキンには13×4で52の「銀河の活性化の正門」というものがありますが、<テレクトノン>の場合には各月に4つの「塔の日」というものがあります。52の「銀河の活性化の正門」は13×4という形になり、毎月の4つの塔の日に直接対応しているのです。この4つの組は一番外側から始まって、徐々に内側に入っていきます。この4つのそれぞれの関係は、放射状に組織されていて、この4つの組の「音」の合計はすべて28になります。ツォルキンの260から52を引くと、残りは208になります。208は13×16という形でも表せます。
<テレクトノン>では、「16日間の戦士の旅」が一年で13回あることになります。つまり、この「16日間の戦士の旅」ごとに、私たちは「サイ時間単位」を開いていくのです。

今日の「サイ時間単位」をみると、昨日お話したキン144というところに当たっています。先ほど読み上げた預言書の中にも144という数字が出てきます。KOZOさんが制作した美しいダイアリーを使っている方は、<倫理プロジェクト>つまり立方体の旅のどのサイ時間単位にあるのかがわかります。KOZOさんはすごい人です。この惑星を助けているのですから....。(笑)
1996年から一年ずつ開いてきましたので、私たちはいまちょうど4年目のところにいます。そこには上と下ににツォルキンがひとつずつあります。なぜかというと地球には2つの極があるからです。つまり上は北半球のツォルキンで、下は南半球のツォルキンです。ですからキン144はここにあります。北半球の方はここ(上)で、南半球の方は下の位置です。

1996年の7月26日から北半球と南半球のグループが、それぞれこれをひとつずつ開いてきました。これによって、いったいどういう効果が生じるのかは、最後になってみないとわかりません。(笑)ドアを少しずつ開けていくような感じで、最終的にドアを完全に開けられれば、その向こうに何があるか見えるわけです。向こうには光があって、その光が私たちの方へさしてくるのです。これがサイバンクが目に見えるものになるという表現をしています。

以上が第一レベルですが、次のレベルとして惑星ホロンと人のホロンを同一化するということがあります。
私たちは、毎日、北半球側と南半球側という2つのツォルキンを視覚化するのですが、もうひとつ、みなさんは「倍音色彩」というものをパルス化、脈動化させます。
一年の始まりは7月26日に当たりますが、それは4つの紋章のうちのどれかひとつに対応します。今年は「白い共振の魔法使い」という年ですが、来年は「青い銀河の嵐」の年になります。その次は「黄色い太陽の種」の年、そして「赤い惑星の月」の年....と続きます。このように、倍音色彩は常に南極の側(年始をしるす「通路の地球家族」の紋章の惑星ホロンの位置)から始まります。そして、次に北極へと飛び、それからひとつずつ下がっていきます。
ここには4つの倍音色彩があり、それは4つの紋章のひとつによって定義されます。今日は「竜」の日ですから、今日を含む倍音色彩は「嵐」から始まって、「太陽」、「竜」、「風」、「夜」まできます。これは、「嵐」から「夜」までの5つの倍音色彩の中の「竜」の位置に私たちがいるということを意味しています。つまり、この倍音色彩は、常に南極から始まって、北極へ上がって、南半球の温帯で終わるということなのです。そして、始まりと終わりの色は常に同じです。今日の場合でいうと、「嵐−夜」の「倍音色彩」ということになります。その次は、「種−星」の黄色い「倍音色彩」です。次は赤い「倍音色彩」ですが、これは「月−空歩く者」という「倍音色彩」です。そして、最後4つ目は、「魔法使い−鏡」の白い「倍音色彩」です。

一年の最初は「通路の地球家族」と呼ばれる紋章のどれかで始まります。「時間をはずした日」は、必ず「信号の地球家族」のどれかで終わります。たとえば、一年の最初の日、今年の場合、白い共振の魔法使いの年ですが、「時間をはずした日」は、「信号の地球家族」において同じ色(の紋章)になり、また同じ「音」になります。ですから、今年の「時間をはずした日」は「7・鏡」、すなわち「7・魔法使い」と同じ「音」、同じ色になります。
「竜」に対応する今日の日を見ますと、それは中央アジアからアラビア、インドにかけての地域となります。ですから、心の中でその地域をイメージして、その地域が脈動している様子を思い浮かべます。たとえば、「竜」は右手の人差し指に対応します。また、身体回路の中では、喉のチャクラに対応します。すなわち、私たちは喉のチャクラと中央アジアのその地域を同一視します。このように5日ごとにそれぞれの地域及び5つのチャクラのうちどれかひとつに対応させていきます。そして、20日で惑星ホロン全体を一巡りします。このようにして、私たちは自分の身体と惑星ホロンと惑星地球というものを同じものとして理解します。

「12:60の計時周波数」が、私たちを、私たちの環境から引き離してしまいましたが、この<倫理プロジェクト>を通してもう一度私たちは、惑星地球と私たち自身を結びつけ、それを同一視するようになります。つまり、私は地球であり、地球は私であるということです。私の中に地球があり、地球の中に私があるということです。そのような方法をとることによって、私たちは自然と一体になります。
このように訓練を続けると、その次の段階として「磁石を視覚化する」という実践があります。私たちはいま、第4番目の年の後半の半年にいます。もうすぐプロセス全体が終わります。もう少しで「時間をはずした日」になりますが、まだこれから実践し、テレパシー場を拡大することができます。

後半の半年にいて、私たちはいま、北半球にいますから、たとえば、「7・風」という明日を例にとりますと、それは東南アジアあたりの地域とハートのセンターに対応しています。「地球の家族」の4つ(の色)がハートにあって、その4つの中で明日は「白い日」なので、4枚の花びらのうちの白い花びらがあるということをイメージします。そのようにイメージができたら、次に南半球にいる人たちから、私たちが黄色い磁石を受け取っているというようなイメージを持ちます。マグネットはこういう形をしています。彼ら(南半球のグループ)は同じようなイメージを持って黄色い磁石を我々の側に送っているのですが、そのときに磁石は地球の中心を通り抜けます。まず地球の中心にある水晶をも活性化することになります。この実践をしている人は、地球を通った磁石の力が地球の中心にある磁石そのものを回転させて、それを私たちの側に送り届けていて、それを私たちは受け取っているのです。黄色い磁石が自分の中心にあることをイメージして、それがハートのセンターにやってきて、白い花びら状のところに溶けて融合していくというイメージです。たとえば、南半球の人々、南米、ニュージーランド、オーストラリアや南アフリカなどのグループから送られてくることをイメージします。その地域の人たちから、まず地球の中心にエネルギーが送られ、そのエネルギーが私たちのハートで受け取られるということを感じることができます。

これが<倫理プロジェクト>で行う訓練の概要です。これが高次の惑星地球のマインドに当たるサイバンクというもので、これを開くことで、それが私たちの身体と地球を同一化することにつながります。そして磁石を送り、また受け取るという作業を通して、地球の中心を中心とした南半球と北半球のテレパシー的な架け橋を作ることになります。これが今年の73番目の色彩に当たる日に向けての準備になります。この73番目の色彩というのは、高橋徹さんの誕生日から始まって、5日後の「時間をはずした日」に終わります。この5日間に渡って私たちは、「虹の橋」という大きな実験を行います。
「虹の橋」に関しては、セミナーの最終日7日目に詳しくお話したいと思いますが、ここでは結びとして「時間の法則」が私たちに新しいレベルの理解をもたらしたということを強調しておきたいと思います。その新しいレベルの理解とは、私たちが宇宙の中でパラダイムシフトとはいったいどういうものなのか、私たちの惑星地球で起きていること、また地球の性質とはどんなものなのかに気づくということです。
そして、それにまつわる実践は物質的、物理的な性質のものではなく、私たちの精神的なレベルにおいて行われるものであるということ、従って、精神圏を確立し、また、地球を安定化させる第一段階は、「虹の橋」のプロジェクトから生じてきます。

ひとつ強調しておきたいのは、こういったことは<13の月の暦>を通してはじめて実現するということです。<テレクトノン>は、<13の月の暦>の中に埋め込まれています。言い換えれば、28日の回路にきちんと従うことによって、そのような新しいテクニックが開発されるのです。このようにして12:60の文明から13:20の惑星芸術胞子を創り出すということに向かっていきます。つまり、私たちが現在捕らわれている、瀕死状態の物質主義の世界から離れて、別なところへ向かうことができるようになるわけです。
私は、今日を締めくくるに当たって、妻の深い愛情に感謝したいと思います。

ロイディーン:

私は、今日こちらに来るときに、自分のメモを復習することを忘れてしまいました。それによって、私のエゴにとってはよい勉強になったと思います。それから、進化する星で生きる一員として、みなさんが話を聞いてくれたことに心よりお礼を申し上げたいと思います。

講演者:ホゼ&ロイディーン・アグエイアス
通訳:高橋 徹、甲斐 さやか
監訳:滝元 隆伸
編集・文責:7Days Seminar 実行委員会

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