著者:ヴァルム・ヴォタン & ボロン・イク
(ホゼ & ロイディーン・アグエイアス)
翻訳・構成
高橋 徹&PAN日本語翻訳チーム
目次
- すべての惑星キンへのホゼ・アグエイアスからの個人的なメッセージ
- 惑星芸術ネットワークに関するインタビュー
- ホゼ・アグエイアスの率直な見解
- 使者、青いスペクトルの猿の考察
- ケツァルコアトルの回帰
- 日本のPAN/PCCと、日本のすべての惑星キンへ
「審判の日」、「審判の日の法廷」、「普遍的な許し」に関して - 聖なる時間
- 神道の宇宙、歴史、そして聖なる時間
- ヴァルム・ヴォタンからパン・ジャパンの惑星キンのみなさんへ
- ホゼ・ヴァルム・ヴォタンとロイディーン・ボロン・イク・アグエイアスからのメッセージ
- ヴァルム・ヴォタン、周期を閉じる者の任務の声明
- バチカン・アップデイト、「13重の塔の預言」を成就する
- グアテマラ便り:惑星キンのみなさん、こんにちは
- 親愛なる黄色い宇宙の種と白い律動の鏡、そして愛する日本のキンのみなさんへ!
- 赤い律動の月の年、勝利は清める! スペクトルの月2日、キン170:白い磁気の犬
- 第7の力/地球の魔法使いの学校と預言の成就/すべての惑星キンへの公開書簡
Original Copyright c1992-1999 by Jose & Lloydine Arguelles
Japanese Translation Copyright c1999 by PAN Japanese Translation Team
白い電気の魔法使いの年・銀河の月10日/kin39
すべての惑星キンへのホゼ・アグエイアスからの個人的なメッセージ
私は、自分の誕生以前に準備されていた任務が頂点に達するブラジリアに到着しました。自身の使命の真実に完全に目覚めた私は、過去9年間、私に所有されるべく与えられたこの世的なすべてのものを放棄してきました。いま私はほかならぬパカル・ヴォタンの使者以外の何者でもありません。
私の使命のこの段階で開花するのは、「第1回・生物圏の権利の惑星会議」です。この会議の議論の余地のない、無条件のプログラムの本質は、次の三つの前提に要約されます。
- パカル・ヴォタンの13の月・28日のテレクトノンは、この進化周期に人類が受け取る最後の伝言であること。
- 「第1回・生物圏の権利の惑星会議」は、「新しい時間の聖なる箱船」であること。その箱船は、古い時間の難破から、人類を救い出す道としてパカル・ヴォタンによって命じられたものです。
- 「第1回・生物圏の権利の惑星会議」の目的は、新しい惑星の誓約と共同体を確立し、古い時間の崩壊とその終わりに取って代わり、新しい時間への参入を公式化すること。
パカル・ヴォタンのために、私はみずからの使命のための財務的な支援のために、最後の要請を発しなければなりません。この会議の開催までにあと4週間もありません。私たちのチームは、夜昼となく一生懸命働き、すべての人類に向けた「新しい時間の聖なる箱船」を準備しています。資料の準備と芸術プログラムの創造、および惑星規模での拡張を継続するための費用すべてをカバーするのに、あなたの支援が必要です。ためらうことなく、どうか、あなたができることをいま、私たちに与えてください。
「そして、もしあなた方が手段と富を持っているなら、そしてあなた方がこれらの言葉を聞くなら、あるいはあなた方自身に12:60の時間の呪いと13:20の時間の祝福を説明するなら、そのとき、それを疑うことなく、慈善を行なうのだ。戦争によって孤児となった子供たちの暮らしを支え、地球の再構築に備えれば、芸術と文化の実践が再び花開くことだろう。このような慈善を熱意をもって行なえば、すぐに金銭に終止符が打たれるのを見届けることになる。もはやバビロンの姦淫という人を酔わせるぶどう酒の流れはなくなるのに、紙の信用券と無駄な機械で、どうするというのだ?」
(『テレクトノン、預言を語る石』第17項、第108節)
白い電気の魔法使いの年・惑星の月17日/kin102
惑星芸術ネットワークに関するインタビュー
※訳注:以下は、ホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻の来日3回目の際に、日本のある美術関係の出版社が行なったインタビュー・テープをまとめたものです(文責・高橋徹)。
Q.あなた方が、現在の活動をすることになったきっかけは、どのようなものですか?
A.(ホゼ:)実際には、私が14歳だったときに、そのきっかけが生じました。私は生まれてから5年間、メキシコに住んでいたことがあるのですが、14歳のときに父が私を再びメキシコに連れていってくれたのです。私は、テオティワカンの「太陽のピラミッド」の頂上に昇りました。そこで、この古代文明でいったい何が起こっていたのか、それをはっきりと理解したいと思うようになったのです。
Q.「惑星芸術ネットワーク」は、いつはじまり、現在、どのようなことをやっているのですか?
A.PAN(惑星芸術ネットワーク)は、その名のとおりネットワークであり、組織ではありません。PANの概念が最初に生まれたのは、1981年です。それは、私が書いたSF作品(※訳注:『芸術惑星年代記:第5の輪をつくる』のこと)がもとになっていますが、その作品は出版されませんでした。それは、私の仏教や仏教美術研究から成長してきたものです。そして、その考え方は、芸術というものをあらゆる人々にとって役立つものにするには、どうしたらよいかという考えに基づいています。
私は1981年に現在の妻のロイディーンに会いました。そして、正式には1983年に、私たち二人でPAN、「惑星芸術ネットワーク」をつくったのです。
PANの基本概念は、「戦争をしない戦士精神」、そして「世界平和の基礎としての芸術」というものです。私たちはPANをつくることで、地球の芸術家たちに、平和のための芸術を統一すること、惑星全体をひとつの芸術作品にするような、そんな呼びかけをしたのです。
そして、現象的な意味で最初のPANの活動と言えるのが、1987年8月16日、17日に行なわれた「ハーモニック・コンバージェンス」でしたす。ハーモニック・コンバージェンスはまた、マヤの預言の一部でもありました。それは、過去20年間に渡って私が研究してきた古代メキシコの預言でした。
(ロイディーン:)私がホゼに会ったとき、すでに彼はこの預言的な日付について語っていました。
その預言は、その1987年のその日付に、144,000人に人々がこの預言とその日付に気づくことができれば、地球は新しい位相に入り込むことができるというものでした。その預言は、「13の天国と9つの地獄」というものです。これは、時間の周期に関する預言でした。その預言周期がスタートしたのは、843年、そしてその周期が完了したのが1987年だったのです。ですから、1987年から新しい時代がはじまったと、多くの人たちが語っています。
そして、この預言を多くの人に伝え、それを惑星規模での芸術の催しにするために、私たちは、その日、1987年8月16日の朝に聖地に行き、単純に朝日を拝むということを伝えたのです。この催しは、衆目を集めました。私たちは「悪名」高くなったのです。
またその後、似たような催しが増えて、聖地に行くことがだんだん一般化していったことも事実です。
いずれにせよ私たちは、地球規模でこのような平和の瞑想を同じ日に行なうという準備をして、実際にそれが世界各地で行なわれたのです。実際にその年から冷戦構造が崩壊しはじめました。1989年、そして1990年になると、米国でも多くの人々が、ハーモニック・コンバージェンスが冷戦を終わらせるのに効果があった、と言うようになりました。
私たちは「悪名」高くなり、それもあって私たちは自分たちの計画をさらに進め、「ドリームスペル」も誕生するようになったのです。つまり、私たちの預言に対する理解のある部分は正しく、また私たちのマヤ暦に対する理解についても、そこにはいささか正しい部分があったのです。それをさらに探求する過程で「ドリームスペル」も生まれてきました。
Q.あなたの芸術家としての道は、どのようにしてはじまったのですか?
A.(ホゼ:)7歳のときに、私は芸術をはじめました。私の父が芸術家であり、彼が私に絵を描くことを教えてくれました。その後、私はアートスクールに行くか、大学に行くかの選択に迫られました。その時点で、私は芸術そのもののことは充分に知っていましたが、美術史(芸術史)のことはよく知りませんでした。それで、大学でその分野を選択したのです。
Q.惑星芸術に関して、あるいは芸術家の仕事に関する本も書いていらっしゃるのですね?
A.(ホゼ:)私は1975年に『変容のヴィジョン』という本を書いています。また、その前の1972年には『マンダラ』という本を書いています。後者の本では、私自身の絵の作品もありますし、またその他の人々のマンダラに関する絵も掲載されています。この本はアメリカでもかなりポピュラーになりました。そして1975年に『変容のヴィジョン』という本を書いたのですが、これは現代に至るまでの幻視芸術家の歴史について書いたものです。
また、1984年、私はもう一冊別な本、『アース・アセンディング』という本も書きました。この本は、真に「デザイン」の本であると言えるものです。この本は何をデザインしているかというと、私が「サイバンク」と呼ぶものをデザインしているのです。
この本のデザインは、マヤ暦、DNAコード、そして『易経』を共に使って、人類の霊的な歴史というものを扱っています。
『アース・アセンディング』という本は、ほとんど私の手書きによるものですが、最終の仕上げ段階では一部、コンピューターも使用しています。個人的に私は、この本がバックミンスター・フラーの仕事とも共通するものがあると思っています。
私は1969年にバックミンスター・フラーと交流をはじめ、文通をしていました。そして、彼と会ったのは1980年です。その頃、私は、『アース・アセンディング』の最終原稿の一部を彼に送ったことがあります。彼はそれを死の2週間前に受け取りました。『アース・アセンディング』には全部で50のデザイン的な地図が載っていますが、その最後の50番目の地図は、バックミンスター・フラーに捧げたものです。
(ロイディーン:)その直後、私はバックミンスター・フラーの娘さんと共同で仕事をしていたことがあります。私も彼女もダンスの仕事に関わっていたのです。彼女は父の死の直後、私たちの家を訪ねてきたことがあります。彼女は、ホゼの仕事を見ることができて、とても喜んでいました。彼女は、ホゼの作品に父の仕事が引き継がれているように感じたからです。
(ホゼ:)バックミンスター・フラーは、今世紀が終わる前に、完全な「デザイン革命」が必要であることを説いていました。そして彼はこの「デザイン革命」はメタフィジカル(※訳注:原義は、「形而上的」あるいは「抽象的」の意味。ここでは物質主義を越えた「スピリチュアル」の意味としてもとらえられる)なものでなければならないと考えていました。そして、私たちも同様のことを考えており、それもあって『アース・アセンディング』のデザインの中に、マヤ暦のマトリクス、それに加えてDNAや『易経』のマトリクスを組み込んだのです。そして、それらがどのようにこの惑星地球を取り巻いているのかも示しました。
それらの作品の最終結論が、「時間の法則」の発見、言い換えれば、「計時周波数の発見」につながったのです。
(※訳注:「倫理プロジェクト」の図版を示しながら)このような図が、一種のデザイン革命なのです。これが四次元の時間のデザインです。これは、メタフィジカルなものです。
バックミンスター・フラーは、「もし20世紀をデザイン革命で締めくくることがきれば」といったことを述べていますが、そのデザイン革命はメタフィジカルなものです。つまり、脳の物理的な側面で、デザイン革命が可能なわけではなく、その革命はメタフィジカルなものでなくてはなりません。たとえば商業アートは、物理的なものです。それは、私たちの物質主義の反映です。
バックミンスター・フラーは、私たちが物質主義の向こうにあるデザイン革命に向かわなければならないということを言っています。要するにデザイン革命は、メタフィジカルなものでなくてはならず、それは四次元の時間の力なのです。アインシュタインは、「時間は四次元である」と述べていますが、彼はその四次元の数学を知りませんでした。四次元の時間の数学とは、実際にはマヤの数学なのです。このようなこと(※訳注:「倫理プロジェクト図版」を指す)を、私たちは、デザイン革命と呼んでいるのです。
これらは、ひとつのシンプルなコードの機能です。このコードが、実はさまざまな形で現われているのです。それらが私たちの意識に働きかけ、私たちの意識を刺激し、それが四次元レベルでの意識を開発します。
(ロイディーン:)おそらく私たちが商業アートやコンピューター化された芸術に対してどのような考えや印象を持っているかということについてもお尋ねだと思うのですが、私たちが体験したことをここで共有したいと思います。
私たちが「12:60の計時周波数」と語るとき、それは完全に三次元的なもの、また機械化された時間のことを指しています。コンピューターが作りだした芸術という意味では、その芸術は、その中に機械的な周波数を内在させています。私たちもしばしばコンピューターで描いた場合と、手で描いた場合の双方を体験することがあります。ここにコントラストがあります。
12:60は機械化された周波数ですから、コンピューターでは、あなたはコンピューターのタイミングに制限されます。あなたが何かを手で描くとき、あなたは自然の時間の中でそれを行ないます。
また12:60の機械化された時間には、スピードアップさせる機能もあります。私たちはますます複雑な方向に向かっているように感じます。
(ホゼ:)それでも私はコンピューターを使っています。それは確かに便利です。
(ロイディーン:)そう、私もそう。
(ホゼ:)特に(コンピューターは)全体的な概観を得るのに役立ちます。多くのレベルの思考を統合し、それをシンプルなデザインにするときに、たいへん便利なものだと思います。それは、さまざまな多くの情報をコーディネートするのに役立つのです。それが私がコンピューターを使う唯一の理由です。それにきれいに見えるし。しかし、私は筆を持って禅スタイルで文字を書いたり、絵を描いたりするほうが好きですが。
Q.日本には100以上のデザインの専門学校があるのですが、その人たちに何かアドバスがありますか?
A.(ホゼ:)日本でも、デザイン処理やそのプロセスに興味を持つ人が多いようですね。実際に、日本の文化というのは、現象的に見てもデザインに対する高度なセンスを持っていると思います。誰でもそうでしょうが、あらゆる芸術家は、社会や文化を反映しています。商業アートについて話す際にも、そこがポイントになるわけです。それがはすべてを進行させています。
ですが、同時に芸術家は、地球のことにも目を向ける必要があると思うのです。なぜなら歴史的にも、進化の点でも、人類という生物がどこに向かうのか、常に芸術家が次のステップを指し示すからです。芸術家はこのような問題に対して、常に心の窓を大胆に開けておかなければなりません。私たちはしばしば「自然に回帰する」ことについて話します。それは、かつての古い時代のように「霊的な意味で大地に返る」ということでもあります。そのようなことが、芸術家にとっても必要ではないかと思います。日本人は、デザイン技術という面では優れていると思いますが、同時にヴィジョンも必要なのです。
(ロイディーン:)言い換えれば、自然との関連です。日本では優れたパッケージ(包装)文化というものがありますが、その包装もただ捨てられるだけでは、現在の地球資源を無駄にするという問題は、解決しません。ですから、芸術家には、社会意識が同時に求められるわけです。ホゼの『変容のヴィジョン』でもテーマになっていましたが、芸術家と科学者が分離している状態から、双方とも自然をよく見て、もう一度全体系的なアプローチをする必要に迫られていると思います。
ホゼが独自なのは、彼は美学や美術史を学んでいながら、同時に彼自身が芸術家であることです。彼は芸術的な方法をとることで、それをみずからの啓示や学びの手段としています。実際に、美学も人間が自然を反映するということと深い関わりがあります。
しかし、私たちが自然の計時周波数から引き離されてしまうと、まったく無駄でゴミを増やすだけの文化を作り出してしまいます。このままだと、私たちは自分たちを浄化することなく、地球の資源を使い果たしてしまいかねません。
12:60の社会の中では、デザイン学校やそこの生徒たちも、競争の中に置かれます。これを私たちはMTV現象と呼んでいるのですが、スピードはどんどん早くなり、誰かが誰かを出し抜くような形になります。ここで、私たちは「協力」を呼びかけます。
なにかを共に、いっしょにやろうよと呼びかけるのです。どんどん個別化し、個人化する代わりに、私たちは「協力、つながり」の可能性を見つめなければなりません。協力、それも地球のために協力するのです。
私たちに欠けていて、いま必要なのは、「統合」です。デザイン、人生、思考、ヴィジョン、形、の統合です。
そして、これらのことは学校で学ぶというよりは、もっとゆっくりしたプロセスで「自分とはいったい何か」とか、「私の惑星に対する責任は何か」といったことから始まります。
また、13:20のカレンダーである「13の月の暦」が普及すれば、私たちはもっと多くの情報を提供できるようになると思います。それは、このカレンダーが自然の周期に一致しているためで、それにより私たちはより統合された感覚を手にすることができるようになるからです。デザインのプロセスもより統合され、より協力的な方向に向かうと思います。
私たちは、すべてが分割された社会を作り出してしまったのです。またすべてはお金で価値づけされるようになりました。神聖な視点を失ってしまったのです。神聖な視点とは、私たちが時間であるということ、私たちが芸術であるということ、という視点です。私たちは、「どのように自分を表現するのか」、種を植えて植物を育てるように「私たちはどのように芸術表現を行なうか」ということに関する、聖なる視点を忘れてしまったのです。
(ホゼ:)200年、あるいは500年前、自分がデザイナーだと思っていた人は、ひとりもいないと思います。当時は、仏陀の彫刻を作ったり、毎日使う美しい陶器の器をつくったりする生活が当たり前だったわけです。私たちは自分たちの生活を芸術に戻し、また芸術を私たちの生活に戻す──この二つを結びつけるということをしており、そしてその向こうを見ているのです。
そして、銀河文化、すなわち完全なデザイン革命を起こそうとしているのです。
日本人は非常に恵まれていると思います。ここからさらに新しい進路をつくり、先に進まなければならないのです。人生そのものを良くすること、ただ単にお金を稼ぐというのではなくてね。
白い電気の魔法使いの年・スペクトルの月23日/kin136
ホゼ・アグエイアスの率直な見解
私、ホゼ・アグエイアスは、1987年8月16〜17日のハーモニック・コンバージェンスを呼びかけました。これらの預言的な日付については、1970年、すでにトニー・シ−ラーが私に語ってくれたことであり、それは1985年の初期に私がフンバツ・メン氏に会うよりもずっと前のことでした。
1987年、私はそれまでの33年間の研究をもとにして『マヤン・ファクター』という本を書きました。『マヤン・ファクター』の前の1975年に、私は『変容のヴィジョン』という本を書き、その本の中の歴史的な図式は、13の天国と9つの地獄の預言に基づいたものでした。そして、その預言が終わったのが、1987年のハーモニック・コンバージェンスだったのです。
1984年、私の著書『アース・アセンディング』が出版されましたが、その本では、私自身の研究をもとに、集合的な人類の意識の進化の背後にあるパターンを解読する自立した数学コードとしてツォルキンをとらえました。
もし私がハーモニック・コンバージェンスを呼びかけず、また『マヤン・ファクター』という本を書かなかったならば、現在の世界で見られるような「マヤ暦」(マヤン・カレンダー)に関する運動は起こり得なかったでしょう。少なくとも、マヤブ(マヤ地域)におけるデイ・キーパーたち以外は皆そうであると言えます。なぜなら、『マヤン・ファクター』は、ツォルキンやハアブ、そして多くのオリジナルな数学的分析を含む、その他マヤ暦に関するさまざまな側面について、多くの人々の前代未聞とも言える関心を呼び起こしたからです。
私は、これらの問題に関する私自身の理解力を得るのに、気軽にそれを行なったわけではありません。またそこに、深い研究、熟慮、思索がなかったわけでは決してありません。1989年、メキシコ・チアパス州パレンケのマヤの秘伝センターを秘儀的に開く際、フンバツ・メン氏は、その行為を公的なプレゼンテーションにするため、光栄にも私を招いてくれました。
当時、私はアルベルト・ルス・ブエンフィルス、すなわち1952年にパカル・ヴォタンの墓を発見した考古学者の息子にも、個人的に会いました。また次のことも付け加えておきたいと思います。フンバツ・メン氏をベア&カンパニーのバーバラ・ハンド・クロウ女史に紹介したのは私で、そうして彼女はフンバツ・メン氏の2冊の著作 Mayan Science / ReligionとHunab ku の翻訳を出版したのです。
1989年の後期、私は研究を究めていく過程で、13:20の周波数の発見をしました。13:20とは正しい計時周波数で、古代マヤ人に知られ、またその暦にコード化されています。また、この計時周波数に伴って発見した偽りの12:60という人工的な計時周波数は、バチカンのグレゴリオ暦や機械時計の中にコード化されています。
私は妻のロイディーンに助けられて、さらにこの根本的な科学的な発見内容を深め、『ドリームスペル:時間船2013の旅』として知られる道具の形にしました。
この『ドリームスペル』が、マヤ暦として知られるものの背後にある数学的なコードの最終的な証明になったのです。そして、『ドリームスペル』それ自体が、「13の月・28日の暦」の使用と受容を前提にして、そこに根拠を置いています。そして『ドリームスペル』がなければ、今日存在するような広大な規模でのマヤ暦の運動はどこにも存在しなかったことは確実です。
「ハーモニック・コンバージェンス」、『マヤン・ファクター』、そして『ドリームスペル』は、すべて7月26日の同期の日付を基礎にしています。この同期の日付に基づいた暦に従うことで、私もハーモニック・コンバージェンスが、マヤの時間科学をテストするものだったことを立証できました。
この同期の日付(1582年以前は7月16日)は、ランダ司教が焚書でみずから良心の呵責を感じた前までの長いあいだ使われていました。7月26日という日付は、「チラム・バラム」という預言的な伝統に含まれており、紀元830年の10番目のバクトゥンの完了と共に終わった、長期計算法の時代とともにその継続性を保ってきた唯一の伝統です。
預言的なテキストと「チラム・バラム」の7月26日の日付の伝統は、征服の時代に先立つものであり、また同時に『ペレス絵文書』の時期、すなわち19世紀に至るまで継続しました。
(※訳注:フンバツ・メン氏が)3月21日を同期の日付として使うことは、北半球にとっては良いことかもしれません。しかし、南半球では、この日付は秋分に対応します。この点で、惑星地球全体のすべての人々にとってあまり意味をなしません。
マヤのそれを含めて、あらゆる種類の自民族中心主義を避けることは大切です。マヤ暦とその数学的なコードの要点は、それらが普遍的なものであり、民族的あるいは特定地域の関心や興味を超越することなのです。
ハーモニック・コンバージェンス、12:60−13:20の計時周波数およびドリームスペルの発見は、惑星全体に向けてのものであり、特定地方であるマヤの復興を促すものではありません。繰り返します。今日のあらゆる種類のマヤの復興はもちろん、マヤ暦の運動も、ハーモニック・コンバージェンス、『マヤン・ファクター』、『ドリームスペル』がなければ、決してありえなかった事象なのです。
私の作品や仕事のあらゆるものの要点は、惑星の全体系的な視点に立っているものです。私たちは惑星規模の問題を抱えています。惑星全体が誤った暦に基づいて運営されており、誤った人工的な計時周波数12:60の中で生活を営んでいます。
この惑星規模の問題は、唯一、正しい13:20計時周波数に応じて機能する正しい暦の使用によってのみ矯正されうるものです。
この惑星にとって、正しく、また生物学的に正確な暦は、7月26日の同期の日付に関連づけられる13の月・28日の暦です。私の初期の作品や仕事のすべての後を追って浮上してきた、ネオ・マヤニスト(※訳注:新マヤ研究者/最近のマヤ専門家のこと)の暦の運動全体は、この惑星的な視点を完全に欠いています。
事実上、ほとんどの人がこの重要な点を見逃しているために、まさにだからこそ、『パカル・ヴォタンのテレクトノンの預言』が、1993年7月26日、キン144の預言的な日付の時に触発され、形をなすようになったのです。そうして、「預言の7年」がこの日付からはじまりました。
全人類に、良い便りと警告をもたらす使者がいるものです。パカル・ヴォタンの預言がその墓に封印された日付は、長期計算法で9.13.0.0.0、紀元692年のことでした。この預言は、正確にこの時点で明らかにされることが意図されており、適切にも、偽りの植民地主義のグレゴリオ暦を捨て去り、13の月・28日の暦を受け入れる必要があることを、人類全体に表明する目的を持っているものです。
私は、自分の知識と生涯をかけた努力により、パカル・ヴォタンの遺産を継承する者となり、彼の預言、「テレクトノン」の媒介者となっています。
妻であり援助者であるロイディーンと共に、私は惑星地球のあちこちを旅して、報酬を求めることなく、13の月に関するパカル・ヴォタンの預言的な伝言を、その宗教、文化、信条などにかかわらず、あらゆる人に伝達してまわりました。
これらの3年間で、ネオ・マヤニストは広がったものの、13:20−12:60の計時周波数に関する知識や、それがこの惑星ゲーム計画にとって意味することはほとんど理解されていません。
「13の月の暦」とハアブ暦は、『ドリームスペル』の「銀河の羅針盤」と完全に相関関係を持ちます。この数学的な完成度を疑うことは、まったくの迷信以外の何物でもありません。「13の月の暦」は、生物圏の統治の中に生きる人類にとっての救済です。
「13の月の暦に替える平和の運動」は、ネオ・マヤニストの復興ではなく、12:60−13:20の計時周波数の科学的な発見に基づくものです。12:60−13:20の計時周波数は、パカル・ヴォタンの墓が献堂された紀元692年の日付から、それが開かれた紀元1952年まで1260年あり、13番目のバクトゥンの終了時である紀元2012年まで1320年あることによって預言的に裏付けられています。
3年間の活性化を通して、「13の月の暦に替える平和の運動」は、世界中の至るところで広がりつつあります。「第1回・生物圏の権利の惑星会議」(預言の第3年、太陽の月11日〜15日、ブラジルのブラジリアで開催)に参加したのは、世界18か国からの代表者でした(この開催期間は、はじめてのホール・アース・フェスティバルが開かれた1970年3月17〜21日から正確に26年たっていました)。
「13の月の暦に替える平和の運動」は、国家の利益や金銭というすべての12:60のフィクションを超越する新しい人類共同体です。「13の月の暦」の力は、ツォルキンやハアブ暦を含み、もともとのマヤ暦の真実を立証するものです。
『テレクトノン、預言のゲーム』は、「13の月の暦」を使うことにより、テレパシーの力を回復させるものです。12:60−13:20の計時周波数の背後にある数学的な証明は、現在、『パカル・ヴォタンの呼びかけ、時間は四次元である』という私の著書に書かれています。
『ドリームスペル』も、『テレクトノン』や「13の月の暦」と同様に、全人類にとっての贈り物となることを意図しています。人々がネオ・マヤニストのアプローチが気にいって、『ドリームスペル』から学んだり、またあるいはそれを退けようと、どちらにしてもそれはその人の自由です。しかし、それは馬に車を引っ張らせるようなものです。車がそれ自体で完璧に走ることができるのに、です。
ときに、「13の月の暦」の日付は、マヤの星座である13のハウスあるいは宮の伝統的な日付から、1日だけ取り除いたものに過ぎません(ヒュー・ハールストン著『マヤの星座』を参照)。
「13の月の暦に替える平和の運動」の要点は、全人類が、もはや遅すぎるという事態になる前に、自然の13:20の計時周波数に回帰することです。この作業を行なうにあたって、「13の月の暦」は、完全な手段となり、またそれは預言的に、7月26日に同期するべく定められています。また、「13の月の暦に替える平和の運動」が成功するのを見たくない強力な工作員もいます。ネオ・マヤニストによってしでかされている新年の日付に関する継続する議論は、これらの工作員の思うつぼでしょう。
私たちがネオ・マヤニストであれ、「13の月の暦」に従う者であれ、私たちは共通しないところよりも、共通するものをより多くもっています。7月26日というひとつの共通のポイントに共に集いましょう。そして、世界のその他の人々と共に歩みましょう。
この危機的な重要な時期に、分派の泥沼に落ち込むほど、私たちの人数は多くありません。ひとたび私たちが、正しい暦で、正しい計時周波数の中に人類を位置づけることに成功すれば、私たちの小さな差異についてはうまく対処することができるでしょう。
イン・ラケチ!
青い自己存在の嵐の年・磁気の月6日/kin204
使者、青いスペクトルの猿の考察
「とんでもない。あれ(マホメット)が
持って来たのは真理(まこと)であった。
あれは(それまでの)使徒たちを確証した」
(『コーラン』37:37、井筒俊彦訳)
青い自己存在の嵐、磁気の月1日(※訳注:1996年7月26日)、メキシコのテオティワカンでの「はじめての世界平和の宣言」は、パカル・ヴォタンの預言の伝言を世界にもたらした最初の3年間を終了させました。
ちょうど3年前のこの日、磁気の月1日の「黄色い磁気の種」、キン144に、ハワイ本島にいた私は、マヤの治療師がティネッタ・ムハンマドに私に手渡すようにと託した小さな本を開きました。この本、『遠いトランから(De Tulan el Lejano)』は、1978年にキューバで印刷されたと書かれており、それが事実かどうかはともかくも、そのファンタスティックな物語は、私をもはやこの世のものではない心の領域に導いていきました。その後4週間、私はその特殊な心の状態で、預言的なテキストと石の彫刻の解読の相互関連を突きとめるというプロセスに入り込みました。そこからテレクトノンという魔術的な名前を持つ預言的な時間の地図が浮上し、私を驚かせたのです。
私がパカル・ヴォタンの最後の預言の覆いを取り除いたこと、あるいはその預言が私に対して明らかにされたことは疑問の余地がありません。メキシコのパレンケにあるパカル・ヴォタンの信じがたい驚くべき墳室は、AD692年(長期計算法では9.13.0.0.0)に献堂され、AD1952年に発見されました。私は、マヤ暦にひそむ数学マトリクスの解読に私の人生の4年間を捧げ尽くしたあとに、完全に未知なものの中に入り込むため、ほとんど何も残されていないものをさらに完全に諦めなくてはなりませんでした。しかし、この預言の最初の解読の頃から、私はこの預言を完了させ、それを告げるのに3年間の割当て期間があることに気づいていました。
妻のロイディーンは、「白い太陽の風」という銀河の署名を持ち、パレンケの後見人、神秘的なボロン・イク(※訳注:マヤ語で「9の風」の意)の存在性を帯びていることが確認されたので、私たちはハワイからメキシコ、すなわち預言の大地へとすぐに出かける準備をしました。私が使者としての役割を引き受けることになったことがわかりはじめたのは、このメキシコでのことでした。また、妻のロイディーンも、預言に関する伝言を理解し、それを主張する度合いとその能力があったため、彼女もまた使者となりました。
使者となった私は、「私の死の反対側から生きる」という鋭い感覚をすでに開発していました。というのは、私は自分の三次元的な存在を、完全に夢がつくり上げたものとしてとらえるようになっていたからです。私はいまもそうであるように、物理平面の縁で継続的に生き続けました。私はまた、私にもたらされた啓示の巨大さも感じました。そして直観的に、その伝言をもたらすことは、私が何も報酬を求めないことを同時に意味していることもわかりました。126の節に分けられたテキストの形で、その預言が最終的に解読されたのは1994年の春のことで、それに引き続き、私たちはパカル・ヴォタンの伝言と「13の月の暦」の聖なる啓示を携えて南米に向かいました。
メキシコに戻ってからは、さまざまな地域で私に対する疑いや不信感が高まっていました。そんな状況の中で、私は使者に関する多くのことがらを理解しはじめました。もちろん、「神聖に開示された」真実を聞きたがる人はごくまれであり、それが完全に理解されれば、当然のことながら事実上、その真実は現在の信条体系のすべての側面を侵食します。私たちの任務を阻む多くの試みが為されたにもかかわらず、私たちはさらに霊的に深められただけでした。この結果、預言の年の第2年、磁気の月1日、「赤い月の月」に、「世界規模で13の月の暦に替える平和の運動」が生まれました。
私たちの最初の仕事は、「13の月の暦に替える平和の計画」、そして「文化による平和、生物圏主体の平和」をつくることでした。「赤い月の月」の年全体を通して、私たちに割り当てられた仕事は、この伝言を世界のさまざまな地域に伝えることでした。南米から、アフリカ、ロシア、インド、日本、私たちは伝言を携えて、導かれるままに世界を回りました。私たちの話を信じてくれた人は、自分の家を私たちに提供してくれたり、その旅のさまざまな段階で支援してくれました。
レーリヒの「平和の旗」を「13の月の暦」のビジョンと統合した私たちは、この「平和の計画」を国連に持っていき、最終的に「預言の第2年」の終わりに北米にたどり着きました。原子爆弾の50周年の日(※訳注:1995年7月16日)、トリニティサイトでは、私たちの手から「平和の旗」を強制的にもぎ取ろうとした軍事警察に直面しました。
「赤い月の空歩く者」の日の「時間をはずした日」(※訳注:1995年7月25日)には、オハイオのサーペント・マウンドで、私たちの任務の二年目を締めくくりました。
「白い電気の魔法使い」の年には、テレクトノンの預言のゲームとテレパシーのテクノロジーを完了させました。ドリームスペルと同様に、このテレクトノンもまた、純粋に13:20の贈り物、および自然時間の正しいな道の途上に全人類を位置づける手助けをすることを意図していました。
私たちの旅は継続しましたが、私たちはひとつのゴールを手にすることになりました。すなわち「第1回・生物圏の権利の惑星会議」(太陽の月11日〜15日、ブラジル・ブラジリアで開催)です。会議参加者は18か国以上からの代表者からなり、それが「世界平和」と呼ばれる科学実験の基礎を築いたのです。
この会議は、新しい人類の誓約の正当性を確立しました。伝言をもたらし、またそれを明らかにする時点で、はっきりしていたことは、13の月の新しい時間が新しい誓約を必要とするということでした。新しい生物圏的な共同体の権利を完全かつ明白に述べる新しい誓約なしには、12:60の心の状態から生じる混乱が、13:20がみずからを確立する試みを飲み込みかねません。
この運動の高まりつつある草の根的な成功にもかかわらず、12:60のマーケティング状況の中で13:20の道具を配布することは、根深い困難を生じさせる源泉となることが明らかでした。同時に、これらの困難さは、さらに深い霊的な試練でありテストであるとみなされなければなりません。
これら増大する苦しみ、「事のはじめに当たり困難多く行き悩む」(※訳注:『易経』の卦の「屯」<ちゅん>からの引用)なかで、「13の月の暦に替える平和の運動」の伝言が、「フォーコーナーズの境界溶解の儀式」の根底にありました。ホピ、ナバホ、ユートの各部族は、彼らの内部的な政変や預言的なしるしに混乱させられたものの、いまや新しい預言的な挑戦である13の月を認めざるを得なくなりました。
私の3年間のパカル・ヴォタンの伝言を世界に広げる旅という仕事の割当ては、いまや完了しました。あらゆる問題に関する私の支援者や助力者は、このプロセスにおいて私に対して忠実でした。いまや使者としての私たちは、世間から引きこもらなければなりません。それは、決して世間を避けるためではなく、この伝言を安定させ、深め、拡張する、ただそれだけのためにです。
「4年間のはじめての世界平和」は、計画され、実行に移されなければなりません。より多くの13:20のツールを解き放ち、生産するためのたいへんな努力が為されなければなりません。「目に見えない大学」と「地球倫理カリキュラム」は、歴史後、産業化以後の13の月の新しい時間における全人類のためのモデルとなるために、準備されなければなりません。「倫理プロジェクト」は、普及され、監視されなければなりません。「虹の橋」は、目に見えない領域から目に見える領域へと浮上しなければならないのです。
パカル・ヴォタンの伝言は、あいまいなものではありません。それはすべての国家、人々、霊的な伝統に向けられた伝言です。それは、歴史のこの周期において、全人類のための最後の啓示です。
預言は次のように言います。すなわち「暦を変えよ、時間を変えよ、そうすればあなたがた自身とあなたがたの惑星をいま救うことになる、そうでなければ永久に惑星を失うことになるだろう」と。
パカル・ヴォタンの伝言は、私のひ弱な人間性を超越し、私自身を、私が「私の死の反対側から生きる」と呼ぶ心の状態へとさらに押し込みます。使者としての私個人の責任は、これからもまったく変化することなくそのままです。それは、「人類の可能なかぎり多くのレベルに、可能なかぎり多くの代弁方法で、可能なかぎりはっきりと伝言を届けること」です。
この伝言に関して誰かが何かをするとしても、それはその人だけの責任です。
●青い自己存在の嵐の年:預言の勝利を確立する
パカル・ヴォタンのテレクトノンの伝言は、これまで知られている霊的な伝言と同じように、霊的なものです。最も偉大な霊的な伝言は、改革の言語で表現されています。
仏陀は、彼の時代のヴェーダの伝統の堕落を改革するべくダルマを説きました。彼が創設した共同体は「サンガ」として知られています。
預言者マホメットは、逸脱した社会的な慣習や霊的な概念から、彼の時代のアラブを改革しようと努めました。この目的に向かって彼は、ウマットと呼ばれる改革されたイスラムの共同体をつくりだしました。
マハトマ・ガンジーは、英国支配下のインドを一掃しようとしました。ヒンドゥー教徒として、彼はサティアグラハ、すなわち「真実の力」を説き、自発的な素朴さを実践しました。
マーティン・ルーサー・キング牧師は、人種差別のあるアメリカ社会を一掃しようとしました。彼の改革のメッセージは、キリスト教の牧師としての実践における霊的な基礎と切り離すことはできません。
13の月のテレクトノンの預言は、人類の霊的な進化の道において、人類を助けようとして送られた、過去の伝言や使者すべてを包括する霊的な道です。「13の月の暦に替えること」は、前代未聞の惑星規模の改暦を表わします。この改革の先頭に立つ共同体は、「生物圏の権利の新しい共同体」です。惑星社会改革の包括的な計画は、「4年間のはじめての世界平和、1996〜2000年」として知られています。
この改革は、実際には進化的な調整、すなわち「生物圏から精神圏への移行」であり、それを実行に移すにあたっては、新しい共同体が、いくつかの基本原則で特徴づけられる霊的な純粋性のレベルに高められなければなりません。これらの原理原則には、次のものが含まれます。
すなわち、これまで人類に知られていなかった時間とテレパシーの法則に基づいた新しい道に従う無欠性へと向かう、自発的な素朴さ、普遍的な寛容と許し、そして勇敢な献身です。この改革のかなめは、教育です。「13の月の暦に替える平和の運動」の構成員による自己教育、および自己訓練が最高度の重要性を持っています。
「地上の天の王国」の正義の道として、惑星地球上での新しい時間を確立するプロセスを促進するため、新しい共同体はいまや、惑星芸術ネットワーク(PAN)と、その情報教育前線である惑星暦協議会(PCC)として知られる生態地域の集団の形をとるようになってきています。
PANは、次の千年紀の人類共同体となる新しい時間の秩序を実践します。この共同体では、「時は芸術なり」が、「時は金なり」にとって代わるのです。
PANの社会原理は、『ドリームスペル、時間船地球2013の旅』に含まれている「時間の法則」の秩序原理から引き出されます。
PCCの教育フォーマットは、「目に見えない大学」のホームスクール・プログラムを通して配布されます。「倫理プロジェクト」として知られる上級テレパシーの実践は、この「はじめての世界平和」の第1年のあいだに完全に開発され、確立されることになります。
このプロジェクトの主要な手段は、テレクトノンのプレイングボードで、それは私たちの進化においてはじめて、「普遍的なテレパシー」の宇宙的な調整をシステム化したものです。
しかし、把握すべき最も重要な点は、新しい時間へのシフトは、13:20の計時周波数の理解と生きた体験そのものであるということです。「原始の人間の感覚体験は、文明化された人間の神秘体験よりも優れている」と、偉大な宗教史家のミルチア・エリアーデは、宗教体験の本質に関する百科事典的な著作の中で繰り返し述べています。いまや私たちは、なぜそうなのかということを正確に語ることができます。原始の人間は、無意識ではあったものの、常に13:20の計時周波数の中に生きていたからです。これが、生物圏の中の全生命が従属している自然の計時周波数であり、そして生命がそのテレパシー的な歌詞の中に生き、それに従っているという状況を生じさせています。
エリアーデが「文明化した人間」と語っているのは、自然のテレパシー体験の幅をせばめ、それをますます合理化し、疎外された生活のけいれんを引き起こす拘束状態へと押し込める、12:60の周波数によって無意識に形成された生き物のことです。そしてその生き物は、最終的に、機械的な人工時間という怪物的な創造物によって支配されるようになりました。エリアーデが言及している「文明化された人間の神秘体験」とは、12:60の周波数のヴェールを突き破る、数において減少している神秘家あるいは神秘的な伝統保持者の持つ能力のことです。そしてそれは、自然で自立した13:20の計時周波数の、言葉では表現できない体験へと向かう精神的な状態のことです。
新世界のマヤだけが、知的に13:20の周波数を、広大な銀河暦の宝庫へとコード化していました。文明化された旧世界では、誰ひとりとして心的な意味で、この周波数のことを知る機会を持ちませんでした。なぜならバビロニアの陰謀がすでに12という偽りの時間の力以外の何物も通さないよう、その門を堅固に閉じてしまったからです。
その代わりに、仏陀はニルヴァーナを、イエス・キリストは「天の王国」を、マホメットは『コーラン』で来世についてそれぞれ語っています。しかし、これらは、13:20の計時周波数の自然な体験につけられた名前以外の何物でもありません。
「世界規模で13の月の暦に替える平和の運動」は、いまや歴史以後の門を開きました。歴史以後には生物圏的に解放された人類の毎日の感覚体験が、文明化された人間の神秘体験を凌ぐものになります。
いまや自己反射的に知られ、コード化された13:20の体験は、来世(あの世)のものとなります。ここで「来世」(Hereafter)とは、歴史のこれから先(Hereafter)であり、ちょうどニルヴァーナのように地上における天の王国をもたらす基準となる体験のことです。歴史の終わりは、私たちの感覚的な本能と認識力にこれまで押しつけられていた「悲劇的な目くらまし」としての文明の終わりです。歴史以後への参入とは、「生物圏から精神圏への移行」の到来、および金銭と武力で強制された社会秩序に対する隷属状態から、「普遍的なテレパシー」として組織される13:20の時間の自然な自由に向けて、私たちの心と感覚を解放することです。
この体験の開発は、自立した13の月の道の無欠性において確固たるものであり続けます。歓び、単純さ、真実、そして愛──これらの性質は、私たちが真の時間の啓示の知識の中で強固に立ち、また私たち自身がその中で確立されれば、自然の恵みとしてだけ私たちの中で保たれます。どうか、あらゆる時代の使者たちや聖者たちの外套が、理解する者たちを包み込みますように。これが預言の勝利です。
青い自己存在の嵐の年・惑星の月3日/kin193
ケツァルコアトルの回帰
日本に行くにあたって、私たちは深い天啓に従っています。それは、ケツァルコアトルの預言と回帰の召喚です。歴史上のケツァルコアトル(947〜999年)は、大ククルカン−ケツァルコアトル、すなわち根源的な創造と文化再生パターン・エネルギーの焦点化でした。ケツァルコアトルは、地上での任務を成し遂げたあと、夜明けの(日出づる)場所から立ち去り、再び戻ってくることを誓って、東の太陽の方向に船出しました。
預言テレクトノンの実現、および「16年間の立方体の法則」は、ヴァルム・ヴォタンという指定された特使により、ケツァルコアトルの回帰を確立します。
『アース・アセンディング』の110ページ、マップ38には、次のように書かれています。
「6.回帰。ホロノミックな回想のプロセスをしるす……ケツァルコアトルの回帰が、聖なる視点を再び目覚めさせ、聖なる秩序を再び回復するものとして現われるとき。これは、卦48から卦49と50への運動、すなわちACテンプレートの歴史の脳梁を越えての回帰に対応する」
ケツァルコアトルの回帰の説明に必要なものを、「時間の法則の20の銘板」が満たしてくれます。日本は、日出づる国であり、夜明けの人々の起源の場所、52年前に広島と長崎に原爆が投下された、アポカリプス(黙示録)的な場所です。
これがゆえに、ケツァルコアトルの回帰は物理的にも霊的にも日本で生じなければなりません。人類の銀河文化の再生は、日本でその最初の根を張ることが運命づけられているのです。
私たちは日本語が話せませんから、つつましくありたいと願っています。しかし、私たちは「道」を知っています。私たちは、新しい時間におけるアポカリプス的なあがない、その預言的なヴィジョンを提供するために日本にやってきます。
日本の兄弟姉妹すべてに対して、愛と平和における援助を差し伸べることができればと思います。私たちは、古代の場所から、あなたがたに会うためにやってきます。そうすることで、私たちは、「ひとつ」になって、共に未来に向かって歩み、そこへ入り込んでいくことができるでしょう。
青い自己存在の嵐の年・水晶の月15日/kin1
日本のPAN/PCCと、日本のすべての惑星キンへ
「審判の日」「審判の日の法廷」「普遍的な許し」に関して
「時間の法則の20の銘板」の序言では、「20の銘板」と「普遍生命のウルの書」が、「審判の日、私たちの知っている時間の終わりを確立する。……預言者たち、使者たち、真実の証人たちが、バチカンの発見の教義からグレゴリオ暦に至る千年紀の犯罪の130年間に関しての証言をする審判の日の法廷を呼びかける。時間の法則に関する世界会議を呼びかけ、20の銘板を地球の人々のための聖なる計画と新しい施し(体制)として支持する」とあります。これが、私たちの日本での仕事の任務と目的を定義します。
審判の日は、「私たちの知っている時間の終わり」と定義されます。
なぜでしょうか?
私たちの知っている時間と世界は、12:60の時間、12:60の世界──12か月の暦、60分1時間です。この時間の終わりは、「13の月の暦」を受け入れることによって訪れます。それが意味するところは、グレゴリオ文明の終わりです。日本は、1873年以降、グレゴリオ文明を受け入れ、採用しました。それは、グレゴリオ暦を採用したときです。
日本がグレゴリオ暦とグレゴリオ文明、すなわち今日、定義されるところのG7を迎え入れたとき、日本はヨーロッパ的な価値観の世界の中に入り込み、その時点からもはや純粋な日本人の価値観ではなくなりました。いや応なしに、グレゴリオ暦を採用することで、日本人は、「発見の教義」と「グレゴリオ暦」(AD1452〜1582年)に根づく価値観と信条を受け入れたのです。
仏陀は、あらゆるものが相互に関連しているという教義を説きました。グレゴリオ・ヨーロッパ文明とその価値を受け入れたことで、日本は真にその他の世界すべてと相互に関連するようになりました。ヨーロッパの価値観は、「審判の日」について語ります。なぜなら無意識にグレゴリオの時間によって生きていることは、ただ単に審判の日に導かれていくことだけからです。その日は、生物圏に対立する偽りの人工的な価値が、もはや持続不可能で崩壊するだけのときです。これら偽りで人工的な12:60の価値が、私たちの知っている世界の本質です。グレゴリオ暦を受け入れ、それに従う日本人も含めて、すべての人々は、グレゴリオ暦と12:60の時間が終わるときに、審判の日を体験します。
ここで、審判の日が『古事記』あるいは『日本書紀』に述べられていないからとか、それは日本の伝統の一部ではないということはできないでしょう。グレゴリオ暦を受け入れることにより、日本人は審判の日を受け入れたのです。審判の日がなければ、ディズニーランドもなかったでしょう。
では、誰が審判し、誰あるいは何が許すのでしょうか? 誰かがあなたに何か誤ったことをしたとき、それは許しの問題になるでしょうか? 誰かが何かを奪ったり、殺したりしたとき、それは懲罰の問題なのでしょうか? カルマとは何でしょうか? カルマとは行為です。良い行ないは良いカルマとなり、悪い行ないは悪いカルマへと導かれます。
あなたはカルマから逃れることはできません。そして、個人的なカルマもあれば、集合的なカルマもあります。あなたが死ぬとき、そこにも審判の日があります。それは、そのときあなたが自分のカルマの果実を体験するときです。
また、『古事記』や『日本書紀』で神について述べられていなくても、あるいは仏教徒が神について語ることがないからといって、それが神の存在しないことを意味するわけではありません。地球は生きていますか? 地球は証言しますか? 宇宙はひとつですか、それともたくさんですか?
Avatamsaka Sutraやすべての大乗仏教、タントラ哲学では、唯識(唯心)ということを語ります。もし唯一、ひとつの心しかないのであれば、すべての現象は相互に関連しています。
したがって、日本人のカルマだけを、世界のカルマから切り離すことはできません。神はキリスト教やイスラム教だけのものでしょうか? キリストは普遍的ではないのでしょうか? 仏陀はただインドの人だけだったというのでしょうか? 神とは特定の人々のためだけのもので、それ以外の人には関係がないのでしょうか? アフリカ人も、仏心を持っているのではないでしょうか?
昨日まで良いことで、うまく行ってことが、今日もうまくいくとは限りません。もしあなたの昨日の仕事の中で何らのか過ちがあり、今日になってある人がその過ちを指摘したとするなら、あなたはその過ちを明日も繰り返すでしょうか? それともあなたは、自分たちの祖先がそのことを知らなかったのだ、と無知による行為を正当化するのでしょうか?
もし私たちが、あらゆるものと、あらゆる観点を検討しないのであれば、どうして心や霊の進化がありえるでしょうか?(「倫理プロジェクト・ニューズレター」第6号の1ページ目、新しい知識としての「13の月の暦」と、新しい知識がすでに受け入られた信条やエゴの構造に対して与える影響についての文章を参照のこと)。
仏陀は、審判の日について説いていないでしょうか? 彌勒(みろく)について考えてみてください。マイトレーヤあるいは未来の仏陀のことです。なぜ彌勒や未来の仏陀という者が存在しなければならないのでしょうか? なぜなら、仏陀の教えが退廃し、末世の時代と野蛮な行為がこの世に戻ってくるからです。野蛮行為がこの世の戻ってきたとき、人々は仏陀の真の教えを忘れています。したがって、ここに新しい仏陀、未来の仏陀、彌勒がいなければなりません。しかし、彌勒が仏陀になるためには、啓発を体験する必要があります。しかし、もし自分の何がまちがっているか、そして彼の生きているこの世のどこが誤っているのかを知らなければ、どうやって啓発を得ることができるでしょうか? 彼が自分自身やこの世の中の何がまちがっているのかを知るとき、それが彼自身の古い信条に対する審判の日となり、同時に彼自身の霊的な前進に対する啓発となるのです。
今日、私たちは皆、審判の日と啓発を体験する準備が整っています。そうでなければ、総会屋の野蛮行為や12:60の「ヴィジョンがなく、価値もない」地上の地獄に、永遠に葬り去られてしまうことでしょう。
なぜ彌勒菩薩は、椅子に座り、脚を組んで、手を頭のところに持っていっている姿で描かれているのでしょうか? なぜなら椅子は、ヨーロッパの価値の将来の崩壊を象徴し、手が頭のところに来ているのは、彼の天空の目で「新宿」を見るのにしのびないからです。新宿は、仏陀の教えの最終的な退廃、カリ・ユガ、暗闇の時代の場所であり、個人的あるいは集合的なカルマがあまりにも重くのしかかってきたとき、審判の日は起こらざるを得ないからです。
審判の日は、自己啓発であり、地球の啓発です。審判の日、私たちは皆、真実に直面する彌勒となり、啓発されるようになります。審判の日とは、これまでみずから検討することなく受け入れてきた伝統的な価値と、それによって理解できていたこと以上に、自分のためにより高い聖なる目的があるかもしれないということを受け入れるときなのです。
真実に直面しましょう:もし日本の大地が地球の大地の1パーセント以下にすぎず、人口では世界人口の2パーセントだとしても、日本はこの惑星地球全体の産業総生産(GIP:Gross Industrial Product)の18パーセント以上を生じさせています。
日本人の快適レベルを増す、この際の資源はどこからやってきているのでしょうか? その際に、生物圏に対して責任を持つとは、どのようなことを意味するのでしょうか? 生物圏は、あなたが日本語をしゃべるかどうかということを気にするでしょうか? あなたが、世界の他の国々に対して負っていることは何ですか? あなたが毎日、生物圏に対してやってきたこと、そして今も継続的に行なっていることに対して、地球が許してくれないとしたら、どうでしょうか?
啓示や預言は、習慣化された社会的な信条を乗り越えます。いま、宇宙意識に対して目を覚ましましょう。あなたは、優位な立場にいるのです。白いアメリカ人に比べれば、自然と調和する道は、あなたの血や伝統のより近いところにあります。
預言と生物圏の救済という、この機会を無駄にしないでください。「13の月の暦」は、審判の日と啓発のはじまりです。真実と変化を受け入れましょう!
ヴァルム・ヴォタンとボロン・イクは、メッセージを伝えており、それは新規な、あるいは詩的な考えではありません。普遍的な信仰は、真実なのです! 私たちは、「時間の法則」は、大きなパズルのようなもので、容易には理解することができません。しかし、「時間の法則」によって、日本は、最高に組織化された生物圏の破壊者から、最高に組織化された(生物圏の)刷新者へと移行できるのです。すべては、あなた次第です!
青い自己存在の嵐の年・水晶の月28日/kin14
聖なる時間
夫と私(ボロン・イク)は、「時間の法則」の発見という伝言を持って日本にやってきています。この発見は、メソアメリカのマヤ人に知られていた「自然の計時周波数」と、機械時計によって動いている現代の産業文明の「人工的な計時周波数」という、2つの計時周波数の知識に由来します。
人工的な機械の時間の中では、人は都市生活の中、自動車などが制御するリズムの中で生きており、私たちはみずから本来持っている自然とのつながりを失っています。これに対して、自然と調和する道である神道は、自然の計時周波数と深いつながりを持っています。
「時間の法則」の発見によれば、現在の太陽暦「グレゴリオ暦」は、毎月の日数が不規則であり、自然との調和からはずれてしまうものです。たとえば、東京で生活し、そこで働いていると、田植えや稲刈りの季節はいつなのかということに関して、ほとんど何の関心も知識も持てなくなります。
私たちが発見したのは、毎月28日(28×13=364日)、一年の最後に「時間をはずした日」として祝われる自由の日を加えて、合計365日になる自然時間があるということです。これは、「13の月の暦」に正確に表現されています。マヤ人によって守られていた時間と暦に関する古代の知識は、銀河文化の未来となる「聖なる時間の知識」を人間が刷新できるように提示されました。
(伊勢神宮の)式年遷宮のあった1993年以来、私たちは惑星地球のあちこちを旅して、「13の月の暦に替える」運動と、それに付随する平和の計画を説いてまわりました。この惑星地球に平和をもたらすさまざまな試みと努力にもかかわらず、現在の生物圏(地球の自然時間)が持つ資源を破壊し続ける力を止めるという、根源的なところには至りませんでした。
現代文明の問題の根源は、私たち人類が誤った計時周波数の中に生きつづけ、社会が自然とは一致しない人工的で機械的な時間に基づいて動いていることです。
このことを明らかにしたうえで、私たちは人類の進化にとって必要なステップである自然時間に戻ることができるようになります。神道は、あまりにも日本人の心に深く染み込んでいます。そして、それが銀河文化の種となり、そこに自然との調和のとれた生き方へと回帰する道にもなるでしょう。
365日周期の「13の月の暦」でスペクトルの月20日(※訳注:グレゴリオ暦1997年5月21日)、260日周期のマヤの暦で「自己存在の鏡」の日に、私たちは伊勢神宮の内宮、外宮の双方を訪れることができ、内宮の神楽殿で舞を見るという幸運に恵まれました。
神楽殿でその舞を見たとき、私は宇宙のリズムを見ました。自然と調和した道に身を捧げる確かな形を認めたのです。この体験から私は、神道が自然の計時周波数を保ち続けている方法について、深い洞察を得ました。
神聖な舞の動きの中では、宇宙のパターンが現在という瞬間に保たれていることが明らかです。この「現在という瞬間」とは、現代の産業世界が聖なるものであるという感覚を失ってしまった時間のことです。神楽の舞の中では、天と地をむすびつけるという人の運命が表現されています。舞を舞う踊り手は、宇宙の使者となり、心の広大さを空間の聖なるパターンの中に運び込むのです。
私は、伊勢神宮に保たれている神道のエネルギーは、この「時間」に聖なる信仰を置くことによって維持されていると感じます。式年という20年の刷新周期は、宇宙の周期的な性質の現われです。このプロセス自体が、「はじまりのない創造の時間」を表現しているのです。
日本中で神社が保存されていること、そのことそのものが自然と調和を保つ本来的な方法です。また、まさにこの理由で私たちは日本に来ています。日本が産業面で世界で最も生産性の高い国になり、成功をおさめているにもかかわらず、家族文化や神道という自然との統合の道の中には、いまも深い霊性が息づいています。産業界のリーダーである日本は、いま改めて、その深い文化的、霊的な側面をはっきりと世界の表に出す大きな責任を担っているのではないでしょうか。
私は、1943年の生まれです。第二次世界大戦の暗い影の中、広島や長崎に原爆が落とされる2年前に生まれました。「カリフォルニアっ子」の第2世代である私は、サンフランシスコの北にあるミルバレーと呼ばれる牧歌的な地域で、幼年期を過ごしました。その土地の自然の中で、私は毎日、歩くこと、遊ぶことを覚えました。私は、本能的な知恵として、石の力、樹木の力を知っていましたし、隠れ家として、そして安らぎの場所として、自然の中の魔術的な場所にしばしば出かけていきました。
当時、隣家には山本姓の日系人の家族が住んでおり、この家族は、戦争中、強制収容所に連れていかれた体験を持っていました。また、子供時代、私は母と祖母に連れられて、サンフランシスコ郊外のゴールデン・ゲート公園に出かけ、そこにある日本の茶室や庭園を訪れたことがあります。その庭園の池にかかっている橋の上で、はるか遠くの国である日本との、古代の神秘的なつながりを感じとっていたのです。
私の生涯の半分は、毎日、ダンスの実践に費やされました。そして、30歳のときに、仏教の瞑想の研究と訓練の道に入りました。ダンスと仏教のどちらの修練も、基本的には、現在の瞬間に「存在すること」を基本に置いています。ひとつは身体の動きに重点が置かれ、もうひとつは静謐に焦点が絞られます。
仏教のダルマ(法)の研究から、私は「毎日の生活としての芸術原理」および「瞬間瞬間を聖なる方法で生きる道」を見いだしました。この道は、文化と信仰のあいだにある神道、あるいはその2つの直接的な結びつきとなる神道にも反映していると言えるでしょう。
私個人の人生体験から言えることは、「都市生活は人間精神に対して否定的な影響を与える」ことです。自然からあまりにも離れてしまった人間は、一種の隔離状態を体験し、それが文明の加速するスピードに対して、中毒症状とも言えるロボットのような生活様式の世界を生じさせました。
日本の東京での私自身の生活は、左右三車線ずつの道路の交通渋滞と、それとコントラストをなすカラスの甲高い鳴き声に充ちています。また、夜明けの鳥のさえずりは、私たちが暮らす日々を健やかにしなければいけないことを教えてくれます。
マンションのバルコニーに座って、下の通りを見おろすと、私は現在の自動車文化が終焉することを願わざるを得ません。そして私たちが、調和の道に戻ること、再び自然と調和をとって生きることができるようにと祈っています。
私は、これからの未来に、神道が日本のすべての人々の心に再び喚起され、誰もが自然と調和のとれた道を再び思い出すと信じています。
もし日本が「13の月の暦」を採用し、そうすることによって自然時間に生きることを再びはじめるのであれば、日本は必ずやその他の世界諸国に対して鍵となる国になり、また良きモデルとなることでしょう。
マヤ暦のシステムでは、西暦2013年が26,000年の周期の終わりをしるします。次の式年遷宮がこの時期になされるという事実は、マヤの20年周期の「カトゥン」と呼ばれる周期と、20年ごとの式年の刷新周期に、深いつながりがあることを示します。伊勢を訪れた体験から、私はためらうことなくはっきりと次のように言うことができます。
すなわち、マヤ文明のルーツと神道のルーツはどちらも、「地球と調和のとれた自然時間によって生きる道」だという点で、相互に密接に関連しており、多くの共通性を多く持っているのです。
(ボロン・イク/ロイディーン・アグエイアス)
青い自己存在の嵐の年・水晶の月28日/kin14
神道の宇宙、歴史、そして聖なる時間
自然と調和する神道は、あらゆる変化に耐えて生き続けています。なぜでしょうか? それは、20年の刷新周期、式年遷宮があるからです。神殿を20年ごとに建て替えることで、どの世代も起源の創造に参加できます。これが示すことは、自然の創造というものは、一度限りのものではなく、現在も進行中であり、永続していることです。自然は神聖で、全体的です。そして人間生活も、本来は神聖で全体的なものです。人間は、自然の深いプロセスに参加する方法を学ばなければならないのです。
20年ごとの式年を祝うことによって、「歴史」のプロセスにもかかわらず、自然と調和する道は維持されてきました。非常に深い意味合いで、自然は歴史を持っていません。唯一、人間だけが歴史を創り出すのです。
自然の中では、岩は常にそのままだし、非常に長い時間をかけてごくわずかずつ変化していくだけです。木とその他の生命形態のあいだに闘争はありません。自然の方法は、決して宇宙的なパターンから逸脱することがありません。それは自然をも含む宇宙的なパターンだからです。刷新や再生は、この宇宙の中にある自然のパターンです。20年の式年遷宮もまた、宇宙の刷新のパターンのひとつです。
この刷新のパターンは、いつからはじまったのでしょうか? 1,300年ほど前のこと、日本が「歴史の時代」に入った頃です。歴史の時代に入ったというのは、どういう意味でしょうか?
歴史というのは、文字どおり出来事の記録であり、「文字を書くこと」と切り離すことができません。歴史自体は、自然の深い方法と切り離される人間の技術や方法が支配的になったときに始まるものです。自然から切り離されることで、「歴史」は人類がどのようにして聖なる道から離れるかを示すものとなります。歴史は、自然に対する冒涜であり、自然からの逸脱です。自然は宇宙的な方法で「思い出す」ことであるのに対して、歴史は「忘れる」ことです。
伊勢の神殿の再建(遷宮)の伝統がはじまったのは、日本人が歴史という道を採用してからのことです。遷宮は、2つの原理を示しています。ひとつは、自然の聖なる道を思い出すこと、そしてもうひとつは冒涜的な力を持つ歴史から身を守ることです。
この聖なる「思い出すことの原理」、その20年周期の規則的なサイクルにより、形のもともとの意味が忘れ去られることはなくなります。そうすることで、歴史の冒涜的な力から身を守るひとつの形が確かなものなったのです。
日本は幸運です。なぜなら、日本の文化を乗っ取った巨大な物質主義にもかかわらず、いまでも神道の伝統が維持されているからです。物質主義が、歴史の冒涜的な力です。それが、地球生物圏の資源や活力を破壊することによって成り立っているのです。生物圏全体が破壊されるのに、あとどのくらいの時間が残されているのでしょうか。神道もまた消え去ってしまうのでしょうか?
「お月さまいくつ、13、7つ」
この日本の童謡や禅の公案の一節に含まれる深い神秘のひとつは、13と7を足すと20になり、それが式年遷宮の年数となることです。月は、伊勢の神殿のように、決して古びることはなく、常に刷新されます。しかし、この13と7、すなわち20と、13そのもので示される数値には、より大きな神秘が横たわっています。
伊勢の神殿の刷新周期は、マヤで「カトゥン」として知られる20年周期と一致する、聖なる周期です。このあいだの61回目の式年遷宮は、1993年です。次に遷宮が行なわれるのは、2013年です。この62番目の刷新は、マヤの「大周期」である260番目のカトゥン、すなわち1993年から2013年までに対応します。
マヤの大周期とは、20のカトゥンを「1バクトゥン」(400年弱)とし、そのバクトゥンが13ある期間です。これは、人間の歴史周期全体を測る物差しです。この場合の大周期、すなわち歴史周期は、紀元前3113年8月13日から、2012年の冬至までの期間に対応します。そして、2013年7月26日は、私たちの太陽系と地球における銀河的な生命の刷新をしるします。
これらは、マヤの預言の一部で、私はその預言の使者です。これらの預言は、歴史の時がいま終わろうとしていること。そして、全人類に向けた「宇宙的な刷新」という新しい時が、いま夜明けを迎えつつあることを明らかにするものです。
人類が宇宙や自然すべてとの調和の聖なる道に戻るためには、まず聖なる時間に戻らなくてはなりません。聖なる時間とは、「13の月」の時間として知られています。「13の月・28日の暦」は、人間存在の聖なる周期、月の周期の時間です。「13の月の暦」は、太陽年の尺度です。13×28=364日。プラス1日の浄化と永遠の祝いの日で、合計365日になります。この1年は、現在、7月26日として知られる日付と銀河的に同期(シンクロナイズ)し、恒星シリウスの上昇する時にも対応しています。
当初、中国から輸入され、採用された日本の太陰暦は、自然の周期の尺度です。しかし、それはあくまでも太陰暦ですから、太陽年とは一致しません。太陽暦の基準からすると、太陰暦は毎年、違う日付から1年がはじまります。
現代日本の社会は、現在の太陽暦、すなわちグレゴリオ暦によって実際に支配されています。人々が使う暦は、その人が生きている時間を創り出します。日本人がグレゴリオ暦を採用したのは124年前にすぎません。そして、グレゴリオ暦は自然の周期に一致するところがまったくない不規則な尺度です。その起源は、機械時計と同じです。
グレゴリオ暦と機械時計の組み合わせは、キリスト教的なヨーロッパの文明の産物であり、やがて堕落した歴史の最終的な時を創り出しました。それが、今日の世界の物質主義的な文明であり、その文明の中で日本人はマスターとなりました。しかし、真のマスターは、時計とグレゴレオ暦です。私たちが機械的な時間の管理下から抜け出さないと、私たちは地球そのものを失うことになってしまうのです。
「お月さまいくつ、13、7つ」は、人々を聖なる時間へと連れもどす「13の月の暦」の回帰の預言としても理解できます。聖徳太子の改革や、西暦645年の大化改新の前には、日本人はどんな暦を使っていたのでしょうか?
奈良の高松塚古墳に手がかりがあります。そこには、歴史以前の文化のしるしが残されているのです。高松塚古墳は、パレンケのパカル大王(603〜683年、パカル・ヴォタンとも呼ばれる)というマヤの賢者が生きていた頃と同時代の遺跡です。パカル王の神殿墳墓が完成したのが692年ですが、さまざまな段階を通して私に明らかにされた預言的なメッセージの源泉がこの神殿にあります。
高松塚古墳の墳室の天井の壁画には、28の星座が描かれています。これら28の星座もまた、月の28宿、すなわち月の28日の周期を表わしていると言われています。13の月・28日の暦は、地球に本来的に固有のカレンダーなのです。
私は、1993年、伊勢神宮の61回目の式年遷宮の年に、パカル・ヴォタンの最終的な啓示の本質を解読しはじめました。それは、13の月・28日の暦の預言でした。
この預言が、私をはじめて日本に連れてきてくれたのです。それは、1995年のことでした。今回の4度目の来日は、伊勢神宮を訪れたスペクトルの月20日、自己存在の鏡の日(1997年5月21日)の深遠な体験で特別なものになりました。
今年の前半に、私はパカル・ヴォタンの預言の最終的な啓示を解読しました。それは、「16年間のテレクトノン(地球霊の通話管)」というものです。この最後の預言が、1997年から2013年までの16年間周期を明らかにします。この期間は、聖なる時間への回帰によってしるされる、大きな聖なる刷新の時です。これらの預言はまた、夜明けの人々、昇る太陽の人々が、今年、1997年に、地球のすべての人々のために聖なる時間へと回帰しはじめるようになることも示しています。
地球のすべての人々が、ひとつの共通のパターンに従っています。歴史以前の「宇宙無意識」から、冒涜的な歴史の世界、すなわち忘却と自然破壊の時代へ、そして歴史以後の「宇宙超意識」を通り抜けて、再び浮上するというパターンです。この段階は、惑星地球上に聖なる自然の刷新と銀河文化が到来する時です。
菊の御紋という聖なる象徴には、16の花弁があります。この16の花弁の菊は、61回目から62回目までの式年遷宮の期間、すなわち1993年から2013年までの16年間です。自然と調和する神道は、あまりにも完全な形で伊勢に保たれています。
世界のすべては、この62回目の式年によって示される年に、自然の「神秘の石」の「神秘の祭壇」で回復されます。16年間のテレクトノンの本質は、1年が聖なる菊の花弁のひとつに対応し、それが次の「パカル・ヴォタンの石の謎」に要約されています。
ひとつの
中心点が
一本の宇宙の木を成長させる
ひとつの宇宙の地球が
ひとつの古代の声を奏でる
16の星のポイント
あなたは見つけることができるか?
16の星の場
あなたは名づけることができるか?
16の外部の形の力
あなたは定義できるか?
16の水晶の面
あなたは包含することができるか?
ひとつの神秘の祭壇
神秘の石の中に……
……水晶の預言は
あなたのものになる
これら偉大な力により
石の神秘を解き明かせ
「石の神秘」は、自然と調和する道に従うことによって解き明かれます。自然と調和する道は、「13の月の暦」を通して取り戻されるのです。「お月さまいくつ、13、7つ」。聖なる道が刷新されますように!
(ヴァルム・ヴォタン/ホゼ・アグエイアス)
青い自己存在の嵐の年・宇宙の月11日/kin25
ヴァルム・ヴォタンからパン・ジャパンの惑星キンのみなさんへ
私たちはいま、聖なる秩序の回帰の52日間「マルデク・火星のサンドイッチ」にいます。水晶の月28日、磁気の魔法使いは、太陽の預言的なマルデクのしるし。磁気の月22日(ハーモニック・コンバージェンス10周年)、宇宙の蛇は、銀河のカルマ的なマルデクで、空歩く者、すなわち太陽の預言的な火星のウェイブスペルの最後の日です。
このあなたへの伝言は、水晶の蛇の円卓、銀河のカルマ的なマルデクの日に届けられます。そしてその翌日、宇宙の世界の橋渡しは、銀河のカルマ的な火星で、パカル・ヴォタンのテレクトノンの石棺の蓋にある「はっきりしたしるし」の13番目です(テレクトノン/預言を語る石/第18項、「死の知恵を伝える魔法使いの蓄え」を参照:「だが、特に私は、あなた方に火星を見つめ、もう一度、私の石の縁のまわりにある13の聖なるしるしの配置を考慮してもらうことにする」)。
宇宙の月8日、白い太陽の風、「パスファインダー」(”Pathfinder”)が火星に着陸しました。その日、ボロン・イクと私は、相互意識の23スピン目を祝いました。私は、14年前に火星の人面を見て、またそれから、それについて書き、この惑星に対しての伝言を送り続けてきました。あなたも『時空のサーファー』、ドリームスペル、テレクトノンの宇宙論でご存知のとおり、マルデク(アステロイド帯)と火星は、自己破壊してしまった文明の惑星を表わします。惑星ホロンでの銀河のカルマ的なマルデクの蛇のゾーンは、銀河のカルマ的な世界の橋渡しのゾーンにある日本と結びついています。
日本は、「マルデク・火星のサンドイッチ」です。現在の日本が、地球上の火星・マルデクであることを疑わないでください。宇宙的な情熱に心を開くときです。あなたの意識を高め、ディズニーランドの価値を受け入れる平凡さを乗り越えてください。他の人のボート(境遇)に揺さぶりをかけずに、それでうまく行くだろうというふりをする自分の月並みな状態を乗り越えるのです。
日本の惑星キンのみなさん:あえて冒険を試みて、G7の物質主義という催眠的な魔法から日本を解き放ってください。そしてこのプロセスの中で、あなたの惑星を救うのです。日本で開かれる「時間の法則に関する世界会議」は、あなたの銀河的な使命がどれほど重要なものであるかを、あなた自身が理解するためにあります。
いまやひとりひとりが、「13の月の暦に替える平和の運動」にあなたを導いた、あなた自身の磁気的な脈動を受け入れるときなのです。
この運動は、お金を儲けたり、気のきいたものを販売するニューエイジのプログラムではありません。それは、預言によって動かされる真実の力です。
そう、2012年は、周期の終わりをしるします。もし人類がその時点を越えて生き残ることができるなら、2013年は人類の進化プログラムの刷新となるでしょう。
しかし、それはあなたが現在という時間におけるポイントで、ごくわずかな勇敢な日本人の魂の意識の中で、地球全体を再び目覚めさせることしなければ、決して生じ得ません。
すぐに私は日本を離れることになるでしょう。私は、真にパカル・ヴォタンとケツァコアトルによって送られた存在で、その死んだ自己の上で踊りを踊り、ヴァルム・ヴォタンとしての宇宙存在において、不死鳥のように再び舞い上がります。それは、宇宙意識が本当であり、それが獲得できるプロセスであることを、あなたが見ることができるようにするためです。
現代日本におけるあらゆるものは、条件づけられたマンネリズムや習慣であり、あなたはそれを乗り越えなければなりません。私たちがみずからを委ねなければならない、唯一至高の真実があります。誰もここから生きて外に出ることはできません。
しかし、名誉ある扉から入り、名誉ある扉から出ることができるかどうかを見届けることは、全面的に私たちだけにかかっているのです。私たちが呼吸する空気はひとつです。日本人以上に生物圏の日々の破壊に貢献している人々は、他にはいません(惑星全体のGIPの18.2パーセントが日本人によるものです!!)。
パン・ジャパンのみなさん、あなた自身の持てる力を百パーセント発揮させることができるのは、あなただけです。
私は「時間の法則の20の銘板」をあなた方に残していきます。そうすることで、あなたが「地球の人面」を彫刻する必要がなくなるように。
そうではなく、あなたが、自身を、あなたの人々を、そしてあなたの惑星を、極をとりまく虹の橋の楽しみに満ちた勝利に導くことができるように!
黄色い倍音の種の年・磁気の月1日/kin44
ホゼ・ヴァルム・ヴォタンとロイディーン・ボロン・イク・アグエイアスからのメッセージ
1997年8月16日〜17日、磁気の月22日〜23日、
ハーモニック・コンバージェンスの10周年の日に北海道に集まる、
「地球共同体」を支援するすべての長老たちや先住民のスポークスマンの方々への
メッセージ。
正確に10年前にはじまったハーモニック・コンバージェンスは、地球に新しい時間をもたらしました。この新しい時間とは、13の月という起源の時間で、それはいまや「時間の法則」の新しい基準になっています。「新しい全地球共同体(ホール・アース・コミュニティ)」を構成しつつあるすべての人々は、この新しい時間の基準、「13の月の暦」のもとに集い、それに参加しています。
現在のこの瞬間から、この聖なる地球の表面でみずからの道を維持している、アイヌ、ラコタ、カイオワ、マプチェ、ケチュア、マオリ、そしてその他すべての先住民の部族によって守られている太古の先住民の声(代弁者)は、聖なる道に回帰しようとするあらゆる人々による「新しい全地球共同体」の真の声となります。
いまや、進路を変更して、獣から雷を奪うときがやってきています。G7の獣とその生物圏を破壊する企業連合、ビニールでラップをかけられ、パッケージ化されたテレビのような頭脳は、再生された「全地球共同体」の拡大する心と知性にとってかえられます。
「時間の法則」は、地球の人々にとっての決断をはっきりとしたものにします。すなわち、時間の新しい基準に参加し、この「全地球共同体」の中で生まれなおすか、それとも古い時間の道徳的な沈滞状態の中で死ぬかのどちらかです。
「地球上の普遍的な信仰」は、四次元的な「地球全体の共同体」の確立を宣言します。それは、地球の心──精神圏(ヌースフィア)──という聖なる輪の中に生きる人々の共同体です。
ひとりのグレートスピリット、アラー、神、フナブ・クは、その祝福をこの「新しい地球全体の共同体」に惜しみなく与えます。
聖なる道は、13の月という聖なる時間として再び開かれました。新しい木は植えられ、その虹色の花が地球の四次元的な心として開花しています。私たちは、精神圏です。地球は私たちを新しい創造へと導くかたちで夢見ています。新しい時間の中で、共に歓びを分かち合いましょう!
黄色い倍音の種の年・共振の月10日/kin221
ヴァルム・ヴォタン、周期を閉じる者の任務の声明
私は、ただの警告し、予告する者です。私は、ウル、大きな変化の後に引き続くウルを予告します。生命は、安全なものではありません。安心は、「ひとつ」である神とともにあることによってのみ得られます。大きな変化は、新しい天と新しい地をもたらします。時間統制となるウルの中で、大きな変化の前にある世界の跡は残らないでしょう。これは、聖なる惑星のための聖なる計画、地球の魔法使いの到来です。
ヴァルム・ヴォタンとして、私は、周期を閉じる者です。これは、どのような意味でしょうか? 私は、歴史的進化的な周期の計画の終了としての2012年を定義する、パカル・ヴォタンとケツァルコアトルの預言周期を締めくくります。どのようにでしょうか?
私の目的は、逸脱した人類が自然の銀河秩序という正しい周期に戻ることを呼びかけることにより、地球とその生物圏のためになることを促進することにあります。この目標に向かって私は、「時間の法則」とその四次元の学習ツールの普遍的な普及に、みずからを委ねています。その学習ツールには、以下のものが含まれます。すなわち、「13の月の暦」、『ドリームスペル、時間船地球2013の旅』、『パカル・ヴォタンのテレクトノン』、『時間の法則の20の銘板』です。
私はまた、ウル、地球上の普遍的な信仰の原理すべてを促進することも命じられています。それには、「倫理プロジェクト」、「はじめての世界平和」、全人類のための生物圏の権利の普及と促進、そして自然の銀河時間周期に一致した新しい社会形態を生き、それを創造する、地球の人々の新しい共同体を確立することが含まれています。
私の目的と手段は、13:20の計時周波数の価値と規範を繰り返し教え込むことによる、人類の教育と、あらゆる存在の道徳的、霊的な高揚です。
そうして13:20が、「新世界暦への改暦条約」と、社会改革の媒体である惑星芸術ネットワーク──PANにより、地球上の私たちの生命の全側面に影響を与えます。
私は、周期を調和的に成就させ、そうすることでその周期が美しくかつ真実に満ちた形で閉じるようにするために、自分の生涯を捧げますし、またそれ以外の目的や根拠を持ちません。そして、そのような形で周期が閉じれば、それによって地球上の銀河共同体の周期到来の準備がなされます。
献身と約束を述べるこの声明をするにあたって、私、ヴァルム・ヴォタンは、私はただの警告する者、予告する者、新しい時間の使者であることを宣言します。私はただの人間であり、人間生命の性質──誕生、病気、老化、そして死──を司る法のすべてに従属するにもかかわらず、それでも私は、パカル・ヴォタンとセ・アカトル・トピルツィン・ケツァルコアトルによって確立され、チラム・バラムの血統によって永続した預言と時間の周期を明らかにする者であり、それを刷新する者です。
私がもたらすものは普遍的な知識であるがゆえに、私は、人類種の完全な改革、人間の魂をその聖なる超越へと導く旅を成就させること、そして「生物圏から精神圏への移行」の達成、地上の天国、時間統制の栄光にみずからを捧げます。
35,000フィートの上空を飛行中に筆記。
赤い宇宙の竜、ヴァルム・ヴォタンの到来(「新世界暦への改暦」と「13の月の暦に替える平和運動」──地球のウル──を確立することは、仏陀、キリスト、マホメット、あるいはケツァルコアトルが、本質的に完全に霊的な人類秩序の改革をもたらしたことに匹敵する行為であり、人種、皮膚の色、信条などにかかわらずあらゆる人に新しい普遍的な真実──時間の法則、新世界暦、歴史のバランス(※訳注:歴史の帳尻を合わせること)、四次元の科学をもたらします)。
ヴァルム・ヴォタン、AM(AM=Arcturus Minister/アルクトゥルスの牧師:全地球は教会、生物圏は会議、普遍的で四次元的な超越は奉仕)。
黄色い倍音の種の年・太陽の月12日/kin19
バチカン・アップデイト、「13重の塔の預言」を成就する
親愛なる日本のキンのみなさんへ:
愛する日本のキンのみなさん、こんにちは! 世界平和(普遍的な平和)のご挨拶を申し上げます。
明日、私たちは、マヤの長老たちと共に開かれる春分の儀式のためグアテマラに旅立ちます。ティカルとワシャクトゥンという古代の場所でこれが行なわれるのです。「テレパシーの革命」(※訳注:コドン49番、「時間の革命」に対応するルーン・タイトルで、「黄色い倍音の種」の年の第3四半期にあたる)の10週目のはじまりに、「マヤの神官および長老たちの協議会」の会長ドン・アレハンドロ・シリヨ・ペレスと共に、私たちは「新世界暦への改暦」を提示します。
マヤの長老たちとの会合によって示される力は、この夏の新世界暦への改暦のために、バチカンそして国連からの支援を得る私たちの試みの進行具合と一致しています。
私たちは、Y2K(2000年)のコンピューター危機と、改暦とを結びつける2ページのアップデイト(最新版)の中で、公式のバチカン文書(1962年)を明るみに出しました。このバチカン文書は、日曜日を含む7日間−1週間に敬意を払う「万年暦」のカレンダー導入を支持しています。
私たちはいま「13の月の暦」が、バチカンの枢機卿会がみずから企てた改革プロセスを締めくくることを彼らに示す、全面的な情報攻勢に乗り出しています。
この観点から、私たちは日本のキンのみなさんにも、いまにも起こりそうな改暦という出来事が、預言の第5年をはじめた「13重の塔の1352年周期、AD645〜1997年の預言」を締めくくる、バベルの塔の崩壊の約束を成就することを、思い出してもらえればと思っています。
あなた方は、たいへん痛ましい形ですでにお気づきのことと思いますが、日本の銀行や金融関連の重役たちの醜聞や自殺が相次いでいます。これは、「13の月の倫理」によって表わされる道徳的な力が、それについて知っているすべての人たち、そして改暦に向けて人々に備えさせるためにみずから新しい時間を生きる人たちのあいだで、いままさに聖なる勝利の叫びとならなければいけないことを告げる、悲惨なしるしです!
今年の第4番目の13週間のコドンのひと連なり、57は、日本によって成就されるべきサイバンクによってコード化されています。「呼吸の心」(※訳注:「時間の法則の20の銘板」によるコドン57の名称)の力のために、この春分にほら貝を吹き鳴らしてください! 私たちは、ハートと精神において、いつもあなた方と共にいます!
黄色い倍音の種の年・惑星の月2日/kin37
グアテマラ便り:惑星キンのみなさん、こんにちは
体験を統合し、戦略をレベルアップする何日かのとても激しい日々のあと、私たちはやっと大きく長い息をすることができて、グアマテラへの旅に関してのいくつかの印象をひとつにまとめはじめました。
世界中のあちこちで12:60の効力を観測する「銀河のジプシー」としての生活様式のあとでさえ、この孤立しているように見える中央アメリカの国で私たちが体験した10日間は、やむにやまれぬ痛みやひどさがありました。
グアテマラは、新しい名前がつけられた「ジョージ・ブッシュ・ヒーュストン国際空港」から飛行機でたったの3時間です。その空港は、輝くような新しい記念碑がG7に捧げられています:7つのオベリスクのそれぞれが、G7の各国の国旗でそれぞれ包まれているのです。G7:ジョージのセブン? それとも、グレゴリオ暦のセブンでしょうか? 私たちは、ジョージ・ブッシュが、彼が1974年から1975年にかけてCIAの長官をしていたときに、G7の設立を監督していた話をいつもしていませんでしたか?
さて、ここからがグアテマラの高地にいた魔法使いたちからのダウンロード情報です。グアテマラは、すべての第三世界の国々の中でも最も第三世界的な国であり、そこではマヤ人の大量殺戮が、今日に至るまで続いています。特にひどかったのは、CIAが1953年から1980年代にかけて介在し、もともとの「バナナ共和国」の軍事政権が最終的に終わったときです(※訳注:「バナナ共和国」とは19世紀以降の中央アメリカで、アメリカ合衆国の資本介入により、現地の産業、経済、政治などが支配された状況のこと)。
私たちのティカルでのガイドである、ノアという男性は、村人が18人殺される朝の前日に、彼の村の動物たちがテレパシーでそのことをすべてを知っていたことを私たちに語ってくれました。それが起こったのは、1982年のことです。
暴力の度合いは、どこでもいまだに非常にひどいものです(誘拐、無差別殺人、道路上の交通規則無視など)。ラティノス新ヨーロッパ人、新植民地主義者と、大量の先住マヤ民族の住民たちとのあいだにある階級差別の溝はあまりにも深く、マヤ人は公的には存在していないようにさえ見えます。唯一の例外は、マヤの考古学的な遺跡の経済観光主義の言い訳だけです(※訳注:遺跡をつくった古代マヤ人の末裔であるマヤ人が、現代もグアテマラに居住している事実を指すと思われる)。
それでもマヤ人は、山地に今も存在し続けています。ほとんどは女性は、伝統的なチベット様式とよく似た美しい衣服を身にまとっています(男性よりも女性を数多く見かけるように思えるのは、多くの男性が殺されて未亡人になった女性が多いことによるのでしょう)。カトリックの聖人とマヤの自然のエネルギーの組み合わせによって生じた迷信的な空気があらゆるところにあり、それが毎日の生活に浸透する暴力的な雰囲気をさらに醸し出しています。
このすべては、山腹の森林がコントロール不可能なほど燃えている情景を背景にして演じられています。したがって特に高地の空気は、常に茶色とオレンジ色のまざったような煙りに覆われ、太陽を曇らせているのです。まさに、黙示録的な情景です!
伝統的にマヤの農夫は、刈り取りの済んだ自分たちの農地を浄化するために、「焼き畑」農業を行なってきました。しかし、今年は、天候が当然のことながら異常なほど乾燥しており、火を燃やすのに十分な資源がありません。そう、これらの恐ろしい対比(コントラスト)の中、私たちは低地ペテンのワシャクトゥンで、春分の日の夜明けの火の儀式を何人かのマヤの「長老たち(ancianos)」と行ないました。そして、世界平和のための聖なる煙りがうねる波に乗せて、私たちの祈りを送りだしたのです。このワシャクトゥンの儀式には、午前2時にジャングルのひどい悪路をバスで向かいました。
ティネッタ・ムハンマドも私たちに同行し、儀式の最初の3日間は私たちとともにいました。壮観なティカルの長い徒歩の旅でも一緒でした。彼女の報告の最初の部分は、1998年3月31日号の『ファイナル・コール』でも、「グアテマラから古代マヤのセンターへの大巡礼と私の旅の日」と題された記事に掲載され、その中で彼女は次のように書いています。
「この記事でみなさんと分かち合いたいことは、時間の法則の研究と、新しい13の月の暦への改暦のための数学的な基礎についてです。この改暦と共に、エリア・ムハンマド閣下の聖なる教えにその根を持つ、イスラムの普遍的な進化における新時代の世界に向けた宣告がなされます。それは、支配的な法律や真実の原理を固守している国家、部族、民族のあいだの区別や差異を取り除くということです。だからこそ私は、グアテマラおよび、ティカルやワシャクトゥンという古代マヤのセンターへのこの旅を完了させるべく導かれたのです。そこで私は、私たちの起源の家族である先住民の人々の構成員であるマヤの神官たちの輪の中で、アグエイアス夫妻と共にその輪に加わりました……」。
その後、高地で私たちは残りの時間を過ごしました。私たちはそこでもマヤの長老たちと儀式を行ない、改暦について話をしました。ドン・アレハンドロ・イリヨ・ペレス、マヤの長老たちの全国常設霊性委員会(the Natinal Permanent Commission of Spirituality/CNPE)の代表者は、改暦の要点すべてを理解してくれ、今にも同意をする準備が整っていました。
しかし、彼をとりまく長老たちの中には保守的な考えをする者もおり、私たちの伝言に難色を示すこともありました。というのも私たちは、彼らに「部外者」とみなされている部分もあったからです。これは、私たちがグアテマラ・シティで公のプレゼンテーションをしたときにも明らかでした。そこに参加したラティノスたちは、改暦に私たちと共に参加してくださいという私たちの招待に抵抗を示す長老たちの姿を目撃したことでしょう。しかしながら、儀式においてすでに私たちのあいだでは聖なる要点は認められ、真実の聖なる火は灯されました。私たちは、マヤの長老たちが私たちに示した反応の幅に対して、どんな非難をする理由もありません。
マヤの人々の大量殺戮とその文化の大量破壊は、これまであまりにも根深いものであり、いまだに世界全体によってまだ十分かつ適切に公表されていないところもあります。マヤの霊性の代理人の全国会議、「オシュラフフ・アフポプ」としてのCNPEは、彼ら自身の聖地に対するみずからの権利に関する要求の一覧を持っており、先住民のアイデンティティと権利およびそれが伝達されるべき人々の権利の同意を確立する指示を発表しています。その一覧には、次のものが含まれます:
- 人々の聖地の承認
古代ヤマおよびインカの都市群
聖なる祭壇
神殿
墓地
洞穴、洞窟、ほら穴状の小洞窟、そして地下のコミュニケーション手段
河川、冷水および温水、滝、湖、礁湖(しょうこ)
丘陵、山々、火山
温泉 - 憲法改正による国家の目的を再定義すること
(ドン・アレハンドロは、改暦をこのような憲法改正の問題のひとつとして話しました) - 彼ら自身の祭祀センターの保護と運営における先住民の参加を国家が保証すること
(先住民のアイデンティティと権利の同意において政府によって引き受けられる約束) - マヤの人々の代表としてのCNPEに考古学的な遺跡を返還すること
- 諸外国で新しく発見された聖なる書物、コーデクス(絵文書)、ステラ(石碑)、聖なる石の送還
- 考古学的な遺跡の管理と運営に関する新しい規制を作り上げること
マヤ文明の深遠な偉業と、人類の啓発におけるその役割を考慮すると、西洋世界文化の帝国主義に直面する今日のマヤの長老たちの要求は、理解可能であるし、国際的な注目と支援に値するものと思われます。
グアテマラの旅で、私たちは伝統的な数え方と、ドリームスペルの数え方のあいだに調和的な秩序を確立することができました(「倫理プロジェクト・ニューズレター」Vol.2, No.5を参照のこと)。ドリームスペルの銀河の施し(体制)と、先住マヤ民族の伝統的な数え方のあいだには、どんな論争もありません。「時間の法則」は、その高次の四次元的な真実の秩序において、双方のシステムを包含します。
マヤ人は、今日のその他の先住民の人々と同様に、内部的な不和や、理解可能な世界の残りの人々に対する防御的な姿勢を克服しつつあるところです。私たちは、トゥーソンに戻るとすぐに、私たちがそれまで共に居たグアテマラのマヤ人とフンバツ・メンとのあいだのいさかいに関する情報を受け取りました。そして、チアパスのサパティスタの人々もいます……。どうか、マヤに対立する闘いは、武器を持ったものだけでないことも心にとどめておいてください。根本(原理)主義者のキリスト教徒(※訳注:20世紀初期からはじまった米国の新教運動で、聖書の記述を事実だと主張する信者)は、事実上、先住民の大地のあらゆる場所にラウドスピーカーを設置し、「キリストは救い主である」というプロパガンダを朝早くから夜遅くまで騒々しく唱えています。
私たちが多くの時間を共にしたもうひとつのシャーマン、ドン・フリアンは、73歳で、最も思いやりがあり、優しい人物ですが、彼は天気の魔法使い(a weather wizard)でした。ドン・フリアンは、最近自分がどのようにして天気の精霊との接触が保てなくなったかとか、差し迫った「大きなやつ」、つまりすべての地震を帳消しにするような大きな地震について語ってくれました。その地震は、火山がいまだに地平線でくすぶっている大地で起こるというものです。問題をまったくの超現実的なものにしてくれたのが、私たちのホストや私たちをとりまく人々、そのほとんどがドイツ語を話すオーストラリア人の国外在住の学校教師たち、スイス人やオーストリア人、ドイツ人の映画関係者などでした。みんなで教育的な時間を過ごしていたのでした!
それにもかかわらず、すでに言葉は発せられました。この伝言の火花は、いまや南米の先住民ネットワークに伝達されています(アマゾンの熱帯雨林の37,000平方キロメートルは、過去2か月で燃やしつくされ、現在も制御不可能な形で燃え続けています)。私たちは、改暦の発火点がすべての北米の先住民ネットワーク、ハワイ、ポリネシア、さらに多くの地域にまで継続的に広がることを望んでいます。グアテマラでの私たちの体験の鮮明さ、そのすべては、世界のガキ大将(10年前、米国は武器市場の16パーセントのシェアしかなかったのですが、現在ではそれが68パーセントにも達しています)のむくんだ腹(株式市場は9,000ドルを超えました)の中に戻ってきたことによって、より一層、コントラストの激しいものとなりました。私たち全員で超意識的な試みを行ない、大改暦が実現し、普遍的な平和の道の第一歩が、最後でありかつ最も低い、世界の先住民の人々のあいだで踏み出されることを見守っていきしょう!
黄色い倍音の種の年・水晶の月12日/kin103
親愛なる黄色い宇宙の種と白い律動の鏡、そして愛する日本のキンのみなさんへ!
時間統制のシンクロノメトリックな霊感の導きが、私たちをつき動かしています。ちょうど一年前、私たちは「波動の会」の週末の説明会の準備をしていました。昨日、白いスペクトルの風、SBTS14.23は、「呼吸の心」の13週間の正確な中間点でしたし、明日は高橋徹の銀河の誕生日で、これは誰にとっても良いニュースでしょう!
昨日、VV(ヴァルム・ヴォタン)は、「7:7::7:7」を完成させました。それは、心の未来的な進化や私たちの生物圏−精神圏の共時性秩序にとって深い意義を持つ知らせ(ニュース)です。
WEF(ホールアース・フェスティバル)とボロン・イクの(※訳注:365日暦の)誕生日、赤い水晶の地球のあと、「7:7::7:7」は、その最終的な結晶化の段階に入り、霊感に満ちた楽しい祝宴の中で、VVは「28日間のプラズマ・カード」、「プラズマ・フラタクル時間圧縮ボード」というまったく新しいひとつのセットをデザインしました。
それらは、パドマサンバヴァやパカル・ヴォタンの預言的な血統と調整され、RM−PUM(放射状母体−プラズマ宇宙モデル)と同期のとれたものです。
その結果は?と言えば、赤い律動の月、預言の第6年までに、「7:7::7:7」が実践用に準備されるようになりました。
ちょうどコドンの立方体化が生物圏の生命潮流のDNAを改正するのと同じように、「7:7::7:7」もまた、私たちの生物圏のリアリティの精神感覚的な構造を、新しいテレパシー量子物理学により修正します。
毎週、私たちは、「立方体の法則」に応じて、ひとつの感覚量子とひとつのテレパシー量子をつくり出し、ひと月ごとに4つのテレパシー時間原子と28単位のマスター時間分子をつくり出し、それらを毎月の終わりに地球の正八面体の水晶の核に位置づけることできます!
新しい天と新しい地の基礎は、いまや完成しているのです。古い秩序にとってかわる「14年+1年のウル協議会プログラム」は、完全に準備が整っています!
加えて、イタリアのチームが戦略的な問題を苦労して解決し、私たちはイタリアで、宇宙の月27〜28日、プラス時間をはずした日と新年に、当初のウル協議会のコンセプトよりも少し小さなバージョンの協議会を開くことになりました。
また、新年には主要な地球規模の瞑想も行なわれます。VVは、ホールアース・フェスティバルのあとにサン・ベアとの強力なテレパシー的なつながりを感じるようになりました。そして、水晶の月21日に、私たちは南米に向かって旅立ちます。それにはティワナクでの夏至のセレモニーも含まれています! 喜んでください!
赤い律動の月の年・スペクトルの月2日/kin170
赤い律動の月の年、勝利は清める!スペクトルの月2日、キン170:白い磁気の犬
親愛なる惑星キンへ:
私たちは、次に掲げる手紙をユーゴスラビアの女性、カタリーナ・プロキクから受け取りました。彼女は、いまチリに住んでいて、ユーゴスラビアの人たちのために、これまで「ドリームスペル」と『スユアのサーファー』(※訳注:邦題『時空のサーファー』)の翻訳を責任をもって行なってきてました。
彼女の手紙は私たちの心を深く揺り動かし、そしてNATOの無慈悲な爆撃にさらされている私たちの惑星キンを含む、無垢の人々すべてを私たちが忘れてはならないことを思い出させてくれました。平和を爆弾や銃器によって獲得することは、決してできません。
私たちは来週、スペクトルの月10〜14日(5月11〜15日)、Hague Appeal for Peace 1999(※訳注:「ハーグ、平和の訴え」、「ハーグ平和市民会議」のこと)に参加するため、オランダに旅をします。私たちは、いまこそ誰もが自分のできる何らかの方法で、平和と戦争廃絶のために立ち上がるときだと信じています。
以下の文章は、チリから私たちの元に届いたカタリーナの手紙です。
親愛なるホゼ&ロイディーンへ
ユーゴスラビアで恐ろしいことが起こっていることは、お知らせするまでもないことと思います。まったくのところ、これはしばらくやみそうな気配がありません。
ベルグラードから2時間ほど行ったところにあるヤゴディナという町に、私の親友が住んでいます。彼女は戦争前には20人のキンで構成されるグループを持っていました。しかし今では、もっとたくさんの人たちがいます。彼女は、カレンダーを替える必要性についてのレクチャーを一日に二度、行っています。彼女はすばらしいエネルギーを発散しているので、いつも人々に取り囲まれています。
彼女は私と同様、精神科医で、学校で働いています。いまでは学校は皆、閉鎖されてしまっているので、ドリームスペル、テレクトノン、「13の月の暦」に関する作業をしています。
また、ベルグラードの別な友人は、店で売り子をしながらキンを見つけて、この夏に私がベルグラードに戻ってきて、ワークショップを開くことを告知しています(私は6か月前、ベルグラードを訪ねたとき、さまざまなワークショップを行っており、今度は夏にまた行く予定です)。
幸運にも、彼らはやっと(私の翻訳した)『スユアのサーファー』も持つようになったのです(その本は、最初のページにパレンケの神殿を載せた素敵な版です)。
私はあなたがたにひとつ、お願いがあるのです。それは、できるだけ早く、彼女に手紙を送ってもらえないかということです。というのも、私たちは皆、彼らがコミュニケーションなしにそこに居続けることを思うと、とても恐ろしいからです。すべてのキンに対して、どのようにしたら平和的な方法で奮闘することができるか、彼らがいま体験しているひどい状況の中で、どうやったら生き残ることができるかについて、力を与え、希望、助言を与えることのできる手紙をお願いします。
私は、あなたがたがそうしてくださることにとても感謝します。なぜなら、私はそれが彼らにとって、とても役立つものであることを知っているからです。私の友人の名前は、Rada Petrovic Sumarです。ロドリゴ(※訳注:チリの「13の月の暦」やドリームスペルの活動を支えるキンのひとり)は、サンチャゴで彼女に会っています。彼女がチリの「ジャンボリー99」へ、団員のひとりとして行ったときのことです。ロドリゴと彼女、そして私の三人共、チリ、ユーゴスラビア、そして世界全体における新しいカレンダーの実施に関してのラジオ番組に出演しました。
「アース・デイ」を大きな希望とともにお祝いするとともに、この戦争が私たちの美しい惑星が体験する最後の戦争となることを願っています。
イン・ラケチ
愛とキスをお二人に
カタリーナ・プロキク
以下は、彼女の親友に送られた私たちの返事です。
愛するユーゴスラビアのキンのみなさんへ:
私たちの愛するカタリーナ・プロキクが、恐ろしいNATOの爆撃が止むことなく続いている、あなたがたのいまの状況について手紙で知らせてくれました。
私たちは、あなたがたのことを知り、心を揺り動かされ涙するとともに、深い共感の情を覚えずにはいられません。
いま私たちはカタリーナの手紙を「世界規模で13の月の暦に替える平和の運動」のその他すべての惑星キンたちと分かち合い、そうすることですべてのキンの愛と祈りや瞑想があなたがたのもとに寄せられ、これが本当に最後の戦争になるという光と希望であなたがたを満たすことを願っています。
この目的に向かって、私たち、ホゼとロイディーンは、来週、オランダのハーグで開かれる「ハーグ、平和の訴え」(「ハーグ平和市民会議」)に向けて旅をします。この催しは、戦争の廃絶と平和の文化を確立するためのものですが、それこそ私たちがいますぐに行わなければならないことです。爆弾が投下されているさなかで、新しい時間のメッセージを伝え、広げることを続けているあなたがたの勇気??それは、新しい時間が確実に平和の文化を地上に確立すること、そしてその平和の文化によってもう戦争がなくなるということ、新しい時間がそのための本当に唯一の道であるという希望──で、多くの人々のハートを前進させ、鼓舞してくれます。
どうか、他の人々があなたがたに気持ちを合わせているということを知ってください、そしてどうか希望を失わないでください! 私たちは、あなたがたを愛し、またあなたがたのやっていること、あなたがたの存在そのものを常に胸に抱いています。
私たちは、国境がなくなり、同じスユアに乗って同じ平和の運命の道を旅している、同じ源泉から来たひとつのものであることを学ぶそのとき、平安の中であなたがたにお会いできるのを楽しみにしています。
白い共振の魔法使いの年・月の月14日/kin35
第7の力/地球の魔法使いの学校と預言の成就/すべての惑星キンへの公開書簡
親愛なる惑星キンへ。
私たちはいま、預言の第7年の2番目の挑戦の月の第2週にいます。今年は、「世界規模で13の月の暦に替える平和の運動」のクライマックスの年です。今年は、キリスト教の第2の千年紀がその大詰めを迎えるとき、公的にはY2K危機としての洗礼が待ち受けています。この周期が「預言の第7年」だと最初に明らかになった頃、私の手元にあったのは、ドリームスペルと「13の月の暦」、そして「13の月の動き」や『それみずからの次元から見た時間の論文(パカル・ヴォタンの呼びかけ)』などのいくつかのテキストにすぎませんでした。それから、テレクトノン、「地球霊の通話管」がやってきました。パカル・ヴォタンの声とヴィジョンが、私をその手段(道具)として使っていました。そして仲間のボロン・イクと共に、私たちは銀河のジプシーとなることによって預言の7年の第1年目をはじめ、預言の場所であるパレンケに戻ったのです。それは、いまからほとんど6年前の、キン144、磁気の種の年の初期の月の頃(※訳注:グレゴリオ暦で1993年9月頃だと思われる)でした。
預言の第6年を完了させ、第7年目をはじめるべく、私たちは聖なる巡礼のためにメキシコに戻りました。私たちは3日間、天頂にある太陽を追いかけました(※訳注:「13の月の暦」の新年にあたる日の前後、中米では太陽が天頂付近を通過する)。宇宙の月28日にトゥーラ(=トゥラン)、ケツァルコアトルの聖なる都市、それから「時間をはずした日」に有名なテオティワカンのケツァルコアトルの城砦、新年の日にアマトランのケツァルコアトルの生誕地を訪ね、私たちは偉大なる預言者、羽毛のある蛇に敬意を表しました。ケツァルコアトルは、ちょうど1000年前にキリスト教の第1の千年紀を閉じ、蛇の筏(いかだ)に乗って東方に向かって去って行き、みずからの回帰の預言を残しました。
私たちの巡礼は、「太陽のピラミッド」での私の最初の目覚めの46年目に生じました。この思い出深い出来事を封印するため、全部で13人の私たちは「中心洞穴」の中で共に静かに瞑想しました。それは7メートル地下に下がって、130メートルの長さを持つトンネルを抜けて辿り着く所で、ちょうどどっしりと巨大な「太陽のピラミッド」の頂上の真下にあたります。この神秘的な瞬間に、私の血の中で、2400年ほど前にこの洞穴を最初に訪ねたシャーマンたちの声がささやきかけました。
コルテスが宮殿を建て、エリヤ・ムハンマド師がその妻ティネッタと四人の子どもたちのために家を見つけた場所であるクエルナヴァカで1日を過ごしたあと、そして私が自分の人生から、それに先立ち自分をいまだに導き続けている偉大なマスターや教師たちの生涯にまで拡張された、神聖な巡礼のさまざまな側面について詳しく話したあと、私たちはパレンケに向かいました。私たちがパレンケで過ごした目的は、私の作品とヴィジョンに基づいたドキュメンタリーをつくることにありました。それは、Grupo Cisnerosというラテン・アメリカ・ケーブル・ネットワークが、「Infinito(無限)」という番組のために製作していたものです。磁気の月3日、黄色い太陽の戦士の日のことでした。それは、私にとって7度目のパレンケへの旅であり、ボロン・イクにとっては6度目でした──全部で13(度目)になります。私が最初にパレンケを訪れたのは、1976年、私の黄色い太陽の戦士の年で、テオティワカンの私の目覚めから23年後、そして正確にこの現在の黄色い太陽の戦士の日から23年前のことでした! 共時性秩序が全面的に私たちを動かしていました。
パレンケの「守護者」モイセス・モラレスとパン・チャンを訪ねたことは、実りの大きかったことが証明されました。そのドキュメンタリーの鍵となるいくつかの部分をフィルムに収めたあとの夕方、モイセスは最近の際だった発見であるアー・カル・モ・ナブの記念碑的な王座を見るために、保安のために引かれているラインの向こうの神殿19まで連れて行ってくれました。この王座を目にしたことは、私たちにとって運命の転回点でした。ボロン・イクは56歳で、その王座にも「神秘的な」ボロン・イクの56年周期、BC2360〜2304年に関連した記述がありました。アー・カル・モ・ナブは、この王座をパカル・ヴォタンの墓のあと一世代ほど経ってから建設しました。この正確に時間を合わせた「発見」の意味やその暗示内容に関して、私の頭の中で多くの光が通り過ぎ、今でもそれが続いています。この発見は、「周期を閉じる」という私たちの預言的な使命を完全に裏付けてくれたのです。この王座の意味の最初の暗示内容は、次の記述に要約されています。これは、1週間前のキン22の機会に書かれたものです。
●ボロン・イクのメッセージ
今日、預言の第7年、月の月1日は、白い太陽の風、9・イク、キン22で、別名「ボロン・イク」として知られる日である。これは「ボロン・イクの原理」の現在の出現体(※訳注:
79スピン前にこの世に生を受けたロイディーン・アグエイアス夫人のことを指す)にとって、79回の銀河スピンを完了させる。今日から4日後、月の月5日、日食以後、最初の満月は、13・キミ、宇宙の世界の橋渡しで、パカル・ヴォタンの石棺の蓋にある13番目で最後のしるしである。(そして今日から)正確に1スピンと5日後に、現在のボロン・イクは57歳になる。これが意味するのは、彼女の56歳の一年間にキン22が2回現われる、全体スピン周期があるということである(※訳注:太陽年の誕生日から誕生日までの365日間の中に、キン22から次のキン22までの260日周期が組み込まれているという意味だと思われる)。2回目にキン22が現われるのは、スペクトルの月9日である。スペクトルの月13日は、彼女の56番目の年の「時間をはずした日」(※ボロン・イクの57回目の誕生日の前日のこと)で、その日は再びキン26、白い宇宙の世界の橋渡しとなる。その翌日、スペクトルの月14日、キン27(3×9)、青い磁気の手は、7:7::7:7の最終週のコード・キンで(※訳注:「7:7::7:7」では、毎月の第4週はキン27の1・手でコード化されている)、ボロン・イクは自分の57(3×19)回目の誕生日を祝うことになる。このすべては、メキシコのチアパス州パレンケの神殿19にある、最近発見されたアー・カル・モ・ナブの「王座」の石にすでにコード化されていた、運命の56年周期を説明するものである。
その王座の南側には、他の日付に混じって3つの日付がある。9・イク、13・キミ、そして再び9・イクである。2つの9・イクの日付のあいだには、56年の期間がある。2つの9・イクの日付のあいだの56年間に、13・キミの日付が生じる。この56年は、BC2360年からBC2304年のあいだをコード化するひとつの周期のことである。13・キミの日付は、BC2360の最初の9・イクの日付の4日後に生じる。現在のボロン・イクの出現体の56番目の年のあいだ、預言の第7年、磁気の月3日、黄色い太陽の戦士に、彼女はパレンケのこの王座を見届けるためにパレンケに向かった。この王座は、今年、AD1999年に発見され、公開されたばかりである(『ニューヨーク・タイムズ』4月21日)。謎に包まれたボロン・イクの56年の期間、BC2360〜2304は、56歳のあいだに王座を見届けたボロン・イクの出現体に一致する。その王座とその56年のボロン・イクの周期が表に出るタイミングは、現在のボロン・イクが56歳のときに生じるように正確に設定されていた。そのタイミングは、墓が献堂(完成)されたAD692年から、それが開かれたAD1952年のあいだの期間を示す1260年のタイミングに匹敵するものである。
ここでフラクタルの類比をあてはめれば、運命の周期、ボロン・イクのスピン、プラス5日間のワイエブは、彼女の56年間を完了させる。13・キミ、宇宙の世界の橋渡しは、王座と、パカル・ヴォタンの墓の双方にある13・キミに対して、フラクタルの類比関係にある。王座の13・キミの解釈によれば、これはシバランケの誕生に言及するものとされている。『ポポル・ヴフ』で、シバランケは二人の創造者の双子の一人で、もう一人はフナプーである(シバランケ=パレンケ)。ボロン・イクにとって、王座を見たことは、王座と墓の双方にある13・キミの意味とつながりを知るだろう者として、自らの役割を捜し求めるうえでの深遠な裏付けとなった。シバランケと同様に、もう一人の双子は、アー・ボバット・ヴァルム・ヴォタンである。彼は、預言テレクトノンを解読し、それを78としての13・キミによってコード化されている数字で要約した(キミ=6×音13=78)。このボロン・イクとヴァルム・ヴォタンの出現体の役割の裏付けがとれたことにより、新しい啓示がやってきた。それが、「アー・カル・バラームのマスター記録」で、そこにはボロン・イクの母体の年代記、「七世代の書の七枚の葉」を含む。この七枚の葉は、「時間の法則」のテレクトノンの科学のマスター・コーディネーションをつくりだす目的を持ち、そしてウム・アル・キタブ、「書物の母」から引き出された7の根源コードに合致する。
第7の力のコードの現在進行中の啓示、「七世代の書の七枚の葉」が、7週間にわたる「地球の魔法使いの学校」に関して注意を向けるよう私を促しています。私は、多くの人が7週間にわたってチリに行くことを、それが「不可能」ではないとしても、困難なことだとみなしていることに気づいています。私はまた、多くの人が「時間の法則」のさまざまな側面を教えていても、そのうちのほとんどの人が、何をどのように教えるのかについて、実際に私と話し合ったことがないことにも気づいています。この観点から私は、自分たちの使命の外交的な諸側面により、「時間の法則」を包括的かつ体系的に教える機会がまったくなかったこと、ましてや、この深遠な知識がどのような方法であれば他の人たちとより良く分かち合うことができるかを伝えることもなかったという事実を、みなさんに知ってもらえればと思っています。いまやっと、その機会が巡ってきたのです。
28の教育セッションの学習指導計画をつくった私は、このような学習体験が、いま惑星地球上で可能になったことに興奮しています。この広大な学習教材全体の駆け出しの教師や生徒に対して払わられるべき当然の敬意をもって、私は、この前代未聞の決して二度と繰り返されることのない「学校」に参加するため、あなた方に真の犠牲を払うことを、もう一度考慮してくださるよう、お願いしたいと思います。
私たちのうち誰もが、預言の第7年の律動の月20日以降、すなわちY2Kの生じる日以降に世界がどうなるかを知ってはいません。おそらく世界は、半正常の状態になるかもしれませんし、またそうならないかもしれません。いずれにせよ、この日以降、世界がそのまま同じであり続けると考えるのは、賢明ではありません。それは審判の日であり、その観点からすると、13:20の計時周波数がその意図されたテレパシー的なレベルにまで高められる機会です。「極をとりまく虹の橋」は、テレパシーにおける深遠な実験です。そしてそれがゆえに、「地球の魔法使いの学校」の7週間は、真に霊感を受けた人々が「理論」をテストするうえで必須です。あなたがこの情報を「生きた」形で受け取る、唯一の機会となるかもしれません。というのも、この「学校」のあとに私たちは、自分たちの行方も、誰かの要請に合わせて出かけるかどうかも保証できませんし、この催しのあとの旅行計画もいまのところないからです。私たち自身が「地球の魔法使いの状態」へと進化する時がやっとやってきます。
このような理由により、私たちはみなさん方、すべての惑星キンに、この「生涯に一度」の体験に参加するための用意をして、犠牲を払ってくださることを、もう一度真剣に考えてくださることをお願いいたします。以下の記述を、オープンかつ優しい心で読んでください。「地球の魔法使いの学校」は、預言の成就です。
●地球の魔法使いの学校の報告
「地球の魔法使いの学校」の教育プログラムは、統合された回路を構成しています。28の教育セッションは、この学校ではじめてその全体が提示される「時間の法則のテレクトノンの科学」で数学的にコード化され、系統づけられています。このプログラムのすべてを吸収しようとする方は、7週間すべてに出席する犠牲を払うことで、最小限の7週間の時間(4:7::7:13=28日の教育日+21日の訓練日=49日の地球の魔法使いの練習日)における統合された回路全体を受け取ることができます。
これは観光客のためのプログラムではありません。それは、「虹の橋」と惑星芸術胞子へと向かう、現在の文明の変容の全体プロセスのための基礎を敷くことになるでしょう。このプログラムのごく一部しか出席できない場合、あなたの部分的な知識に対して私たちは責任を持てません。それにもかかわらず私たちは、学習指導計画とテープ、あるいはまたこのプログラムの写しを、人間ができうるかぎり早く、この「学校」のあとに手に入るようにするつもりです。私たちは、このプログラムに興味を持つ人たちが、自分たちの参加を支援してくれるスポンサーや支持グループを見つけることを奨励します。「地球の魔法使いの学校」は、独自な瞬間であり、同じ形式では二度と繰り返されることはないでしょう。
参加:「学校」の長さは7週間、自己存在の月8日から倍音の月28日まで。必要最小限の参加は4週間。この4週間は連続したものでなければならず、期間を分けることはできません。
時間航行工学の究極において、チリでお会いできることを楽しみにしています。
「何百年生きても崇高な真実を見ることのない生活よりは、崇高な真実を一日の生活で見ることのほうが、まことにより良いものだ」
(ダムマパダ/115)
「我が祈りも、我が勤行(ごんぎょう)も、我が生も、我が死も、すべては挙げて万有の主、アッラーに属す」
(『コーラン』6:162、井筒俊彦訳)
惑星キンへのメッセージ
白い共振の魔法使いの年・倍音の月1日/kin106(1999年11月15日)発行
著者:ヴァルム・ヴォタン&ボロン・イク(ホゼ&ロイディーン・アグエイアス)
翻訳・構成:高橋 徹&PAN日本語翻訳チーム
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