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バビロンが落ちる時、再び立ち上がることはない。テレビは一日中、同じ場面を繰り返し映し出し、「アメリカが攻撃されている」と反復している。いや、これは「アメリカが攻撃されている」のではなく、バビロンの崩壊なのだ。110階建の世界貿易センターの2つのタワーの崩壊は、悲劇そのものではあるが、バベルの塔が崩れたということなのだ。魔法使いの計算方法である13の月の暦では、この出来事は月の月20日に起こり、その日はハーモニック・コンヴァージェンスの20番目の銀河スピン、20番目のウェイブスペルにあたる。グレゴリオ暦では、その日は米国の緊急事態を示すコード9?11と符号した、2001年9月11日だった。テレクトノンの預言では、韻文120 19項、「月の月がその堤防からあふれ出す時、G7はもはや存在しない。《0聖なるコーランでは、スーラ101、「恐れ戦く章 〔アル・カーリア〕」(大災害)の詩句でこの出来事を説明している。
- 恐れ戦く日(最後の審判)
- 恐れ戦く日とは何か。
- 恐れ戦く日が、何であるかをあなたに理解させるものは何か。
- それは人間が飛散する蛾のようになる日。
- また山々が、梳かれた羊毛のようになる日である。
- それで,かれの秤が善行で重い者は、
- 幸福で満ち足りて暮らすであろう。
- だが秤の軽い者は、
- 奈落が、かれの里であろう。
- それが何であるかを、あなたに理解させるものは何か。
- それは焦熱の業火。
事故後、「恐れ戦く日」に、失われた多数の命が生死を彷徨った証拠に、タワーは2日間くすぶり続けた。一度倒れたバビロンが、再び立ち上がることはないのだ。しかし、この出来事はキリスト教国家で起こった。従って、キリスト教の預言の成就だったのだ。何があったのか、なぜこんなことが起こったのか、ということについて、完璧な解説を読みたかったら、黙示録18章、「バビロンの崩壊」新約聖書の27番目、最終部を読むこと。午前8時45分に第1タワーへの衝突があり、第2タワーへの衝突は午前9時50分。これが、1時間ちょっとの間に起きたということを心に留めて欲しい。数あるビルの中で、とりわけこのタワーにはニューヨーク株式取引所とニューヨーク港湾管理委員会の執行部があり、他にもグローバリゼーションとして知られている力の後ろ盾である、多くの世界的な主要金融機関が入居していた?1時間で、この富とパワーの象徴が過去のものになったのだ。黙示録の第三章では、この恐るべき時間について3回言及している:『O大いなるバビロン、強大な都バビロン!おまえはひとときの間に、裁かれた!』(18:10)『 あれほどの富が、ひとときの間に、みな荒れ果ててしまうとは!』(18:17)『ひとときの間に、荒れ果ててしまうとは!』。(18:19)
『倒れた! 大バビロンが倒れた!そしてそこは悪霊どもの住みか、あらゆる汚れた霊の巣窟、あらゆる汚れた鳥の巣窟、あらゆる汚れた忌まわしい獣の巣窟となった』(18:1) なぜそんなことになったのか?『全ての国の民は、怒りを招く彼女のみだらな行いのぶどう酒を飲み、地上の商人達は、彼女の豪勢な贅沢によって、富を築き・・・それゆえ、一日のうちに、様々な災いが、彼女を襲う・・・彼女とみだらなことをし、贅沢に暮らした地上の王たちは・・・彼女が焼かれる煙を見て、そのために泣き悲しみ、彼女の苦しみを見て恐れ、遠くに立ってこういう、「不幸だ、不幸だ、大いなる都、強大な都バビロン!おまえはひとときの間に裁かれた!」地上の商人たちは、彼女の為に亡き悲しむ。もはや誰も彼らの商品を買う者がないからである。その商品とは、金、銀、宝石、あらゆる香ばしい木と象牙細工、そして高価な木材や青銅、鉄、大理石でできたあらゆる器、麦粉、小麦粉、牛や羊、馬や馬車、そして奴隷、人間である・・・このような商品を扱って、彼女から富を得ていた。商人たちは、彼女の苦しみを見て恐れ、遠くにたって、泣き悲しんで、こう言う。「不幸だ、不幸だ、大いなる都・・・あれほどの富が、ひとときの間にみな荒れてしまうとは!」・・・すべての船長、沿岸を航海するすべての者、船乗りたち、海で働いているすべての者たちは、遠くに立ち、彼女が焼かれている煙を見て、「これほど大きい都が他にあっただろうか」と叫んだ。彼らは頭に塵をかぶり、泣き悲しんで、こう叫んだ。「不幸だ、不幸だ、大いなる都、海に船を持つものが皆、この都で高価な物を取引し、豊かになったのに、ひとときの間に荒れ果ててしまうとは!大いなる都、バビロンは、このように荒々しく投げ出され、もはや決して見られない。 おまえの商人たちが地上の権力者となったからであり、おまえの魔術によって全ての国の民が惑わされ、預言者たちと聖なる者たちの血、地上で殺された全ての者の血が、この都で流されたからである!」(18:1-24)
これら第18章の抜粋は、その預言を非常に明瞭に物語っている。しかし、その後に続いているのはどういうことか?第19章を読んでみよう:『その後、わたしは、大群衆の大声のようなものが、天でこう言うのを聞いた。ハレルヤ!救いと栄光と力とは、わたしたちの神のもの。その裁きは真実で正しいからである。みだらな行いで、地上を堕落させたあの大淫売婦を裁き・・・ハレルヤ!大淫売婦が焼かれる煙は、世々限りなく立ち上る。」(19:1-3)そして、第11章「子羊の婚宴」へと続く。:
『そして、私は天が開かれているのを見た。すると、見よ、白い馬が現れた。馬に乗っている方は、「誠実」および「真実」と呼ばれて、正義をもって裁き、また戦われる。その目は燃え盛る炎のようで、頭には多くの王冠があった。この方には、自分のほかは誰も知らない名が記されていた。また、血に染まった衣を身にまとっており、その名は「神の言葉」と呼ばれた。そして天の軍勢が白い馬に乗り、白く清い麻の布をまとってこの方に従っていた。この方の口からは鋭い剣が出ている。諸国の民をそれで打ち倒すのである。また、自らの鉄の杖で彼らを治める。この方はぶどう酒の搾り桶を踏むが、これには全能者である神の激しい怒りがこめられている。この方の衣と腿のあたりには、「王の王、主の主」という名が記されていた。
・・・わたしはまた、あの獣と、地上の王たちとその軍勢とが、馬に乗っている方とその軍勢に対して戦うために、集まっているのを見た。しかし、獣は捕らえられ、また、獣の前でしるしを行った偽預言者も、一緒に捕らえられた。このしるしによって、獣の刻印を受けた者や、獣の像を拝んでいた者どもは、惑わされていたのであった。獣と偽預言者の両者は、生きたまま硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。
白い馬とそれに乗っている方は、「誠実」と「真実」であり、シャンバラのヴィジョンの白い信頼である。バビロンが倒れたことにより、地上の真に正しい者たちは、霊的な目覚めを経験するだろう。獣は、第3次世界大戦のために準備されたG-7の生き残りであり、偽預言者は連邦準備銀行と国際通貨制度である。白い馬に乗っている方が持っている剣の真実は、地上の王の軍勢を征服する。
これは、歴史の最終章の始まり、「地上の天の戦い」の最終的な戦いである。強大な力は倒れた。世界の混沌は、世界の調和だけによってのみ克服できるのだ。世界の調和は、はっきりと述べられている、新しい時間の到来によってのみもたらされる。新しい時間とは、平和な13の月の暦の時間であり、その時間においては、歴史の痕跡ではなく、地上の平和の到来を導く、普遍的な調和を見出すだろう。
注:ドリームスペルの魔法使いの計算では、グレゴリオ暦の第3の千年紀は、2001年1月1日、白いスペクトルの鏡の日に始まった。この日、白いスペクトルの鏡は、2004年の時間をはずした日と同じである。新しい時間のためのキャンペーンの結果、平和な1年13ヶ月、ひと月28日の暦を通じ、自然な時間への回帰が勝利する。2001年1月4日に20番目の銀河スピンと20番目のウェイブスペルの始まり、2001年9月20日に終わる。20という数字は、完全性と成就を表わしている。ハーモニック・コンヴァージェンスの最初の銀河スピンは、1987年6月23日、ウォールストリート・ジャーナルが、その日の一面記事でハーモニック・コンヴァージェンスを報じた日に始まった。今日、ウォール街は沈黙している。
ヴァルム・ヴォタンとボロン・イク
赤い律動の空歩く者(時間をはずした日、1999)
月の月22日ダリ、「ゲーボは贈り物」
黄色い太陽の種の年2001-2002
訳注:「新約聖書」の該当個所は、日本聖書協会 新共同訳による。
「スーラ」の該当個所は、すがの表具店HP掲載文による。
http://www.urban.ne.jp/home/sugano/index.html
Copyright (C)2001 by Jose & Lloydine Arguelles
Japanese Translation (C) Yoko Hisayasu