赤い月の月の年・資料

本ホームページ内容の原著作権はホゼ&ロイディーン・アグエス夫妻に帰属します。

<赤い月の月>の年
1994.7.26〜1995.7.25
■預言の第2年

目次

Original Copyright (C)1994?1995 by Jose & Lloydine Arguelles
Japanese Translation Copyright (C)1995 by Toru Takahashi

■生物圏の警告

預言の第2の年、月の月24日
キン40、黄色い磁気の太陽

親愛なる兄弟姉妹たちへ

このあいだの「時間をはずした日」、1994年7月25日、<黄色い磁気の星>から52日間が過ぎ去りました。52日、それはひとつの時間の城です。この時間の城の中で、あなたがたは、すべてが知られるようになるべきであることがわかるはずです。その時間の中で、私たちはユカタン半島のカリブ海岸にあるプエルト・モレロスから、コロンビアのモデインのちょうど外側にある農場までの旅をしました。私たちの証拠や証明は、完全に集められ、いま新たに生まれました。「私たちは虎の尾をとらえた!」(訳注:通例では「予想外の困難に陥った」意の慣用句)と。

虎とは、12:60のバビロン、G7、バチカン、消費者が連合した物質主義の世界。尾とは、13:20の自然時間に基づいた「13の月の暦に変える平和の計画」です。数学的な証明を伴う「ドリームスペル」から「テレクトノン」、そしてその中核を成す「13の月の暦」それ自体に至るまでの驚くばかりの配備で、私たちは「13の月の生物圏救出救済作戦」をしかける準備が整っています。生物圏は、誤った時間、12:60から救出され、そして正しい時間、13:20によってのみ救済されうるのです。

同封の「平和の計画」は、それ自らが語るものです。国連50周年を記念する「平和の計画」の最初のひと突きは、私たちが南米コロンビアへの道筋の途中で出会った、「平和のための大学」の学長、ロバート・ミューラーを通して生じたものです。次のことを考えてみてください。国連の50年目の記念にあたる1995年は、同時に原子爆弾の50周年記念(7月16日)、レーリヒの平和条約の60周年記念(4月15日)、そして「地球の日」の25周年(4月22日)に当たるのです。

20周年目の地球の日である1990年から、25周年目の地球の日である1995年までの5年間は、この惑星地球の歴史において、たいへん大きな短期間の集合的な記憶喪失を表しています。神は最も慈悲深いものです。私たちの想像しうるあらゆる毒物の廃棄で、生物圏全体が汚染されているにもかかわらず、私たちすべては風前のともしびの状態で生きています。このともしびは、正しい時間の啓示と、その真実そのものであり、13の月の暦という大きな治療薬にほかなりません。

同封されている「惑星奉仕の波動魔法期」は、1995年7月26日、「白い電気の魔法使いの年」、「預言の第3の年」までに、生物圏が私たち人類に要求している集合的な行動記録の準備用チェックリストです。「平和の計画」をコピーして、メディア、政府官僚、地域の国連事務官、エコロジー関連団体など、あなたの知っているすべての人に、できうるかぎり幅広く回覧するようにしてください。この「平和の計画」の第?部で言及している資料は、倍音の月(1994年11月15日から12月12日)までに入手可能な状態になります。

人間存在として、私たちは、無知なデザイン工学の産物ではありません。私たちは、誤った計時周波数に従うことで、本来の道からわきにそれているにすぎません。もし私たちがいま起きあがって、13の月の旗に従うなら、私たちは新しい起源を与えられるでしょう。愛をもって共に前へ踏み出しましょう。

惑星平和の巡礼
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス

■13の月の暦に変える平和の計画

1. 国連の50周年の年であるAD1995年への寄与

●何をするのか:
現在、世界中で使用されている12か月のグレゴリオ暦を13の月の暦に置き換えます。これは1995年7月25日の普遍的な停戦、「時間をはずした日」がそれに先駆ける形で、7月26日から実効力を持ちます。

●その理由:
1989年の冷戦終結を含め、半世紀にわたる国連の活動と、四分の一世紀にわたるエコロジー運動にもかかわらず、国家間に平和が訪れることはなく、生物圏はますます完全な汚染と破壊の危機に瀕しています。なぜでしょうか? 物質主義の根本要因を理解しようとすることはもちろん、それを試みることすらないからです。それでは、根本要因とは何でしょうか? それは、人類が地球、太陽系、銀河系の自然なサイクルからはずれた人工的な計時周波数に沿って生きているからです。地上のすべての生命、そして地球自体は、自然の計時周波数に従っています。唯一、現代の文明化された人類だけが、この自然な計時周波数から逸脱しており、そしてあらゆる生命種の中でも唯一、人類だけが、みずからの生物圏の維持システムを破壊しています。

毎日の生活の中で、文字どおり現代の人類のすべては、時代錯誤的で、不規則で、そして不自然な12か月のグレゴリオ暦に支配されています。バチカンによって1582年に制度化されたグレゴリオ暦は、バビロニア人が5,000年前に発明した最初の12か月の暦の、最後の果実です。空間の計測に基づき、平らな円を12の部分に分割するバビロニアの暦は、時間において注目すべき過ちを犯しています。12の数字に対応する自然のサイクルはどこにもありません。自然の人類の周期は、女性的な28日の生物学的な周期に支配されています。この28日周期の13倍は364日で、地球の軌道周期を示す365日よりも一日少なくなります。女性の生物学的なリズムと月の周期のあいだの関連性は、中東で歴史的な文明が勃興する前にはあらゆる人類に知られ、理解されていました。また、13の月・28日の暦の記憶は、今日でも世界の多くの地域に残っています。

それにもかかわらず、12か月のグレゴリオ暦の押しつけによって特徴づけられる世界規模での現代ヨーロッパ文明の勝利は、現代の人類の運命を、自己創造した、不自然で人工的な世界へと封印しました。グレゴリオ暦の押しつけは、同時に起こった機械時計の発明と混ぜ合わされ、これもまた12の人工的なサイクルに基づき、60分、1分60秒という独断的な単位へとさらに分割されました。この暦と機械時計の組み合わせが、人工的な人類の計時周波数である12:60を創造したのです。「時は金なり」という哲学に押し流されて、この12:60の周波数は、17世紀の科学的な物質主義者の革命、18世紀の産業革命、19世紀と20世紀の民主主義社会革命の要因となり、その結果、20世紀末の物質主義のもはや完全に制御不可能な文明を生じました。それがいま私たちの生存を脅かしているのです。これらすべては、人類が、注目すべき過ち、12:60という人工的な計時周波数に、その基礎をおいているからです。この壊滅的で、ほとんど希望のもてない加速された状況に対する唯一の解決策は、人類のために13か月28日の中にコード化されている自然の、自然な計時周波数へと回帰することです。

●「13の月の暦に変える平和の計画」の短期的な効果:
「13の月の暦に変えること」は、物質主義の問題の根本と直接関わるために、カレンダーを別なものに変えることで、それ以外のどんな平和の計画よりもはるかに、戦争を完全に終結させ、物質主義を打ち砕く活動を提示します。この非常に単純な行為を通して、人類は、その進化において前代未聞の瞬間、すなわち集合的に、平和的に、新しい共通の時間に入り込むことを達成します。このことを整然とした形で行なうには、古い植民地主義の暦を、1995年7月24日をもって最後にしなければなりません。この日が、「例によって、いつもの調子で」の最後の日になるでしょう。1995年7月25日は「時間をはずした日」と呼ばれ、翌日の1995年7月26日、13の月の暦の磁気の月の最初の日、新しい時間の初日へと平和的に入り込む準備をするために、惑星地球上のあらゆる戦いを普遍的に終止する日です。

●「13の月の暦に変える平和の計画」の長期的な効果:
13の月の新しい世界暦は、惑星地球の統合をはかるための普遍的なテンプレート(鋳型)です。各月の28日は、その他の月の日数と同じです。一年52週を保持し、一週間と毎月の日にちの曜日は、13の各月のそれぞれどこでも同じです。現存するあらゆる宗教暦や太陰暦、そして国民的な祝日もまた、この新しい暦に通常どおり組み込むことができます。年の365番目の日は、常に「時間をはずした日」で、曜日がありません。このようにして、毎年の最初の日、そして毎月の最初の日は、常に日曜日です。余りの四分の一日は現在、四年にいっぺんの閏年の日に集約されますが、これは52年ごとの13日間に置き換えられます。52年は太陽?銀河周期の期間で、13日間の地球規模の祝祭が52年ごとに祝われることになります。

13の月・28日の暦は、時間の完全な調和です。空間が物理的なものであるのに対して、時間は精神的なものです。もし私たちの従っている暦と時間が不規則なもので、人工的かつ機械的なものであれば、私たちの心もまた同様の状態に置かれます。しかし、もし私たちの従う暦が調和的で、自然の周期に同調しているものであれば、私たちの心もそうなり、そして私たちは、より精神的で自然と再び自然な調和のとれた生活方法へと回帰できるようになります。暦を変えることは、まず最初に行なうべきことであり、また今私たちが従っている破壊への道筋を歩むのをやめるための、最も重要なステップです。それ以外の解決方法はありません。これに反対する意見もあるでしょう。それは、試験されていない仮説であり、その結果はどうなるかはわからないと。これに対して私たちは次のように言います。「原子爆弾もそうでした。そして、原子爆弾が私たちの世界に対してやったことを見てください」と。この「13の月の暦に変える平和の計画」は、すぐにでもはじめることができ、そして少なくとも、人類の狂気に満ちた競争をやめ、種全体として平和的な行ないを実施する前代未聞の機会:新しい暦を採用し、そして普遍的に新しい時間へ入ること──を体験するチャンスを人々に提供します。新しい時間に入ることなしに、私たちは決して新しい世界を得ることはなく、普遍的な平和は、私たちの手を永遠にすり抜けてしまうでしょう。

2. 惑星暦委員会と、国際連合の役割

国連が50周年記念を祝うのに、時間の新しい普遍的な基準となり、一つの人類の種として意識的に新しい時間へと入り込む、前代未聞の瞬間を体験する機会となる「平和の計画」以上によい方法はありません。私たちは、この独自の体験の価値を過小評価できません。ちょうど原子爆弾が破壊的な効果を持ち、不調和を引き起こしたように、それは創造的な調和のための可能性において独自なものだからです。もし50年前の原子爆弾が、国連の必要性を早期に喚起したものであるとするなら、50年後の13の月の暦は、これ以上ないくらいに適切な正当性を持つものであり、国連のもともとの使命を確かなものにします。

私たちは、紀元1582年に制定され、課せられた非科学的なグレゴリオ暦が、植民地主義の暦だったという事実に直面しなければなりません。完全に調和のとれた暦がそれにとって代わることは、植民地主義、物質主義、そして誰も疑問に思わない金銭の世界支配の時代が、それらが再び生じることのない形で幕を閉じることを促します。13の月・28日の新しい世界暦の普遍的な採用は、人類の精神的な進化における前進を表します。あらゆる信条、信仰、精神的な道筋や生活方法は、この普遍的な統一のテンプレートによって包含されうるのです。

「時間は四次元」だと、アルバート・アインシュタインは述べました。しかし、彼はそれについてほとんど語っていません。それは彼が、四次元が三次元の空間の数学とまったく異なる数学によって支配されていることを知らなかったからです。生物圏の法則と科学に関する根気強いパイオニア、V.I.ヴェルナドスキー(VERNADSKY)は、何度も何度も彼の生涯が終わるまで(1944年)、私たちの生物圏に関する知識は、ただひとつのことがはっきりしないと完全なものにはならないと述べています。そのひとつのこととは、「時間の法則に関する正確な理解」です。その結果、私たちは、時間についてまったく知らず、そして私たちの種は、みずからの集団の管理不可能な生態的拡大と、同時にその集団が生んだ機械を通して、みずからが占めるべき割合を超え、生物圏全体を破壊するプロセスにあります。

1989年、私たちは計時周波数12:60と13:20、それに伴う時間の法則を発見しました。私たちは、発見の成果を国際連合(ユネスコ)に提供し、ユネスコの加盟国で惑星暦委員会を設立してもらうよう、その創設を提案しました。私たちはユネスコに、すべての惑星暦委員会に次のものを自由に配布することを委ねます。

1)『時間に関する論文』(1992)、12:60?13:20の計時周波数の発見と、四次元の時間の放射状マトリクスを支配する数学的な法則についての包括的な描写。12:60=12か月の暦、60分1時間、「時は金なり」。13:20=13の月、20の手と足の指、「時は芸術なり」。12:60?13:20の計時周波数の発見は、「相対性理論」の発見の重要性とその有益性に優るものです。12:60?13:20の発見は、物質文明として制度化された、時間における特筆すべき過ちに、必要欠くべからざる光をそそぎ込みます。そして現代の歴史において、最も遠大かつ広大な発見であり、私たちの生物圏に対する理解を適切な文脈の中に位置づけるものです。

2)『13の月の動き』のテキストを含む『13の月の暦』。13の月の暦の再発見は、中央アメリカの古代マヤの暦と数学に対する私たちの研究から生じた果実のひとつです。この暦は、7月26日に太陽系と銀河系の周期に同期するものなので、その日は新しい時間への新年となります。それぞれの月は力と行為と質を持ち、それらは共になって、「惑星奉仕の波動魔法期」と呼ばれる、年ごとの集合的なふるまいのパターンを形成します。

3)『テレクトノン』、13の月の暦による預言ゲーム。テレクトノンは、28日ごと、1年で13回、私たちを歴史を超えたところへ導き、三次元から四次元へとつれていく知識とテレパシーの道筋を示すものです。このゲームに付属するのは、パカル・ヴォタン(AD631?683)の預言で、彼はマヤの賢者であり、その知恵は、すべての宗教を包括します。また特に今世紀の最後の七年の生物圏の改革に言及するものです。

4)『ドリームスペル』:時間船地球2013の旅。地球は、「宇宙(空間)船」ではなく、「時間船」です。この教育的なゲーム・フォーマットは、四次元の時間の放射状マトリクスの完全な証明を提供するものです。365日の太陰太陽暦における特定の日付を、銀河的な260日の四次元の計時周期へと翻訳する「銀河の羅針盤」などの道具を含んでいます。この道具キットとその証明のセットは、常にすべての人類のために贈り物として意図されており、決して商業的に販売されるものではありません。1991年から1992年にかけて、10,000個の英語版と、10,000個のスペイン語版のキットが生産され、無償配布されました。加えて、ラテンアメリカ、北アメリカ、その他世界の諸地域の多くのグループが、いま「13の月の暦」に従っています。

これらすべての資料を考慮するにあたって忘れてはならないことは、20世紀の人類にとって四次元の時間の法則の発見は、中世の人類にとっての太陽中心の太陽系、地動説の発見に匹敵するものだということです。

惑星暦委員会は、次の目的で早急に形成されるべきです。
1995年7月26日に暦を変更する必要があることの理由と、その方法を人類に準備させるために、12:60?13:20の周波数の変化の質に関して研究し、新しい暦と情報を配布する。
テレクトノンとドリームスペルを使用した教育プログラムの実行方法について考察する。
そして、最も重要なことは、人類社会の差し迫った未来のために、暦の変更と平和の計画がもたらす多くの影響を十分に考察すること、です。

私たちは、みずからの調査研究から生じた果実を提供するにあたって、私たち自身のことを考慮するようにお願いしているわけではありません。私たちが提案するのは、普遍的な真実と平和の計画です。これらの受容と理解が、それみずからの報酬です。しかし、「13の月の暦に変える平和の計画」に関する、適切な教育フォーラムや委員会への参加を求められたときには、それに応えたいと考えます。

惑星平和の巡礼、新しい時間の開拓者
ホゼ&ロイディーン・アグエイアス

■PAX CULTURA PAX BIOSPHERICA
13の月の暦に変える平和の計画の第3部として付加

文化による平和、生物圏主体の平和

5か年計画

?. 文化による平和、生物圏主体の平和:
惑星地球を元に戻すための人々の自律的な惑星規模の決議

芸術的、科学的な施設、歴史的に重要な文化財、記念碑、公館、収集物の保護に関する国際条約、レーリヒ条約と平和の旗がすでにあり、それが決議されているという事実。戦時にもかかわらず、22の汎アメリカ諸国(1935年4月15日)、バルト諸国(1937年)、インドその他の国々などで、この条約が調印され、同意されているという事実。また、国連の文書保管局での公文書の一部として記録されているという事実。これらの事実からすると、現在の重大な局面において、この条約の原理原則は再活性化され、それが抑制されない経済的な発展により危機に瀕している惑星地球の生物圏の保護を含むものとして拡張され、決議されているものと見なすことができる。人類文化と生命そのものの起源である生物圏は、協力に対するこの単独の試みが、現在の人類によって引き受けられなければ、もはや存続不可能であろう。だからこそ、生物圏の保護と回復に向かっての建設的なステップを確かなものとするために、さらなる決議がなされなければならない。

その点で、レーリヒの平和条約も、それ自体が保護されなければならない。さらに文化的あるいは生物圏的に見たときに、危機に瀕するすべての地域に平和の旗が掲げられること。そして調和的で規則的な13の月・28日の暦が、太陽年の共通で普遍的な尺度の基準として今すぐに採用されなければならない。このようにして、新しい共通の時間のもとで、すべての人類は、確実に共に前進できるようになる。この新しい共通の時間は、生物圏と、人種、宗教、皮膚の色あるいは信条にかかわりのない人類全体と、すべての生命種を含み、それを敬う。このようにして、人類集団のあいだで、新しい誓約のための新しい基礎がおのずと生まれ出るようになる。

この文書につけ加えられるものは、この決議内容を満たし、それに付随する手段であるレーリヒの平和条約、13の月の暦、そしてその暦を説明する『13の月の動き』が含まれる。

?. 文化による平和、生物圏主体の平和:実行計画、60周年の催し

国連の50周年記念の「13の月の暦に変える平和の計画」への貢献を強化するための付属物として、私たちは「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」と「実行計画」を添えます。

1995年は、国連と原子爆弾の50年目の記念にあたるだけでなく、同時にレーリヒの平和条約と平和の旗の60周年記念(4月15日)、そして「地球の日」の25周年(4月22日)にもあたります。文化を通しての平和を推進するレーリヒ条約ですでに確立された先駆的な業績、国家間の平和を促進した国連、私たちの住んでいる貴重な環境(生物圏)に対する気づきを促進した「地球の日」、そして原子爆弾によって象徴される、この環境がさらされている危機的な状態──それらを十分に考慮し、惑星地球の自律的な人々を代表する私たちは、次のような方法で「文化による平和、生物圏主体の平和」の即座の確立と実行を呼びかけています。

1)第一の警告:1994年12月11日?12日(倍音の月27日?28日)、米国フロリダ州マイアミのラテン・アメリカのサミット。これは、ビル・クリントン大統領の呼びかけにより、ラテン・アメリカの貿易と商業投機問題について議論され、その「統一」をはかるものですが、私たちはそこで「平和の旗」と「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」の提示を呼びかけています。それは、レーリヒ条約がもともとこれらのまったく同じ汎アメリカ諸国の代表によって調印されたことを思い出してもらうために、参加各国の代表に対して向けられるものです。私たちは今、急速に自然の資源を激減させている商業的な統一よりも優先されるべき、文化的な統一を再び呼びかけています。各国の代表者たちはまた、「13の月の暦に変える平和の計画」を知らされ、来たるべき1995年4月15日の「平和の旗」60周年の記念式典への注意が促されます。

2)第二の警告:1995年4月15日(惑星の月12日)、ワシントン・D.C.でのレーリヒの平和条約調印の60周年。ワシントン・D.C.と、汎アメリカ諸国の首都で「平和の旗」を掲げた静かな行進が同時に呼びかけられます。ニューヨークでは、国連総会のすべての代表者たちに向けて「平和の旗」が提示され、併せてレーリヒの平和条約、「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」が読み上げられます。また、「13の月の暦」と「13の月の暦に変える平和の計画」が配布されます。これらの催しの後に、都市から聖なる場所、絶滅の危機にさらされた自然保護区域、そして有毒廃棄物の処理場など、危機にさらされたあらゆる生物圏の場所への1週間にわたる静かなデモンストレーションと行進が続きます。そして、これらは、次の第三の警告で最高潮に達します。

3)第三の警告:1995年4月22日(惑星の月19日)、「地球の日」の25周年記念。「平和の旗」と「地球の旗」がともに、あらゆる聖なる場所で、有毒廃棄物の処理場で、はためきます。そして、この惑星上のあらゆる主要都市での行進に伴い、「文化による平和、生物圏主体の平和」が公的に読み上げられ、宣言されます。

4)第四の警告:1995年6月26日(水晶の月28日)、カリフォルニア州サン・フランシスコでの国連宣言調印の50周年記念。サン・フランシスコと、世界中のあらゆる主要都市で、「文化による平和、生物圏主体の平和」の宣言がなされます。また、これに伴い、1995年7月25日の普遍的な停戦と、1995年7月26日の「13の月の暦」の採用のための請願書が世界中で配布されます。請願書の内容は、以下のようなものです。

私たち、惑星地球の自律的な者たちは、あらゆる政府、政府組織、銀行、商業団体、あらゆるマスコミ関連メディア、教育的・科学的組織に対して、人々の意志を尊重し、「13の月の暦に変える平和の計画」、「文化による平和、生物圏主体の平和の決議」、1995年7月25日の普遍的な停戦を認め、受け入れてくださるよう請願します。また、併せて1995年7月26日に、すべての人類にとっての新しい基準として、「13の月の暦」を普遍的に採用し、それを受理するとともに、すべての人類と惑星地球に普遍的な平和をもたらす新しい時間を正式に始めてくださるよう請願するものです。

さらに私たちは国連に対して、この新しい暦と、関連する教育用資料を配布する機関となり、そして惑星地球に対する永続的な平和と新しい起源をもたらす手段として、即座にこの暦と、5か年計画の「生物圏主体のタイム・テーブル」を採用してくださるように請願します。

5)第五の警告:1995年7月16日(宇宙の月20日)、ニューメキシコ州トリニティ・サイトにおける最初の原子爆弾の50周年記念。この日、トリティ・サイト、広島、長崎、チェルノブイリ、そしてすべての核エネルギー施設のある場所で、「平和の旗」と「地球の旗」を伴う静かなデモンストレーションが、戦争の時代の終わりを祝います。この第五番目で最後の警告に引き続き、「自律的な道徳緊急・銀河指令計画」が宣言されます。この計画は、古い12:60の時間の最後の日である1995年7月24日(宇宙の月28日)までに作成され、公的な宣言が為されるように準備されます。

<活動の焦点>:1995年7月25日、時間をはずした日、「赤い月の空歩く者」、普遍的な停戦が、すべての政府によって認められ、受け入れられます。対立する権力の闘争も、「人々の自律的な平和委員会」によって監視されるようになります。この委員会の人々は、白い衣装をまとい、「平和の旗」を掲げて、生態的に危険にさらされている地域、たとえばアマゾンの多雨林など、すべての闘争地域へと向かいます。同時に、すべての人類に対しての普遍的な恩赦の宣言がなされるとともに、日の出・日の入りの「新しい炎の儀式」が、古い時間の終わりと新しい時間のはじまりを祝います。

7月25日、「赤い月の空歩く者」は、曜日を伴わない、時間をはずした日であるために、「白い電気の魔法使い」、磁気の月の初日、古い7月26日は、日曜日で、新しい時間を始めるにあたっての、普遍的な精神的な祝祭と感謝の日になります。ユネスコと「人々の自律的な道徳緊急委員会」によって整備される「暦委員会」の後援を通して、新しい暦は世界中に行き渡ります。すべての人類に対する新しい普遍的な時間の基準をはじめること、人類の情勢全般の進路を前向きに再び方向づける新しい実験に関する宣言が、あらゆるところで為されます。この最初の一歩は、400年以上も前の1582年、古いグレゴリオ暦の制度化と科学的な革命がはじまって以来の、はじめてのことになります。そして、これ以後、「文化による平和、生物圏主体の平和」がはじまります。

?. 5か年計画の「生物圏主体の平和」を遂行する

第二次世界大戦が完全に世界を変えるのに5年かかったように、5か年計画の「生物圏主体の平和」は、産業時代の汚れを落とすこと、自然時間の13:20の法則に応じてみずかを再組織化すること、さらには物質主義によって創り出された12:60の問題を処理するためのテレパシー的な技術を見い出すことへと、人類を動員するために必要とされています。もしあなたが、私たちは今すぐに何かを為す必要はない、と思うのであれば、次のことを考えに入れてみてください。

毎日、夜明けとともに、この惑星地球は、これまでにないくらいの前代未聞の瞬間を迎えています。どのようにでしょうか? 毎日、25万人の人が増え、200の種が減り、そしてこの惑星を7回りできるほど、行ったり来たりの「仕事」をする運転者一人だけを乗せた6100万台の自動車が、すでに汚染された大気へと、信じられないほどの量の一酸化炭素を吐き出しています。ラテン・アメリカ、アジア、アフリカでは、急速に発展しつつある、あらゆる大都市の周辺の、下層階級の最も卑しいとされる人々の掘っ立て小屋を含めて、文字どおりすべての家には、分離したイメージを毎日、何千と発しているテレビがあります。それは、数え切れないほどの商品を売りつけ、無意味なゲーム・ショウとハリウッド映画の断片を見せ、誰もが同じようにべらべらとよくしゃべり、権威的な声を持つ人工的に完璧なニュース・キャスターを配置したニュース番組で区切られています。高層化する何千ものマンションがあちこちに立ち並び、「地球を救おう」というスローガンの書かれたプラスチックのゴミ袋がゴミ捨て場に出され、最終的にほとんどの人の目の届かないゴミ処理場へと運ばれます。

これはグレゴリオ暦AD1994年10月の、惑星地球上での生活のごく断片をとりあげたものです。このイメージに対して、私たちはさらに次のようなイメージをつけ加えることができるでしょう。たとえば、日本、ドイツ、そして高度に産業化した十幾つかの国々での生産ラインが生産する何万、何十万もの車。ペルシア湾、メキシコ湾、マラカイボ湖、サウジ・アラビア、旧ソ連のタシケントで、今も掘り出される何百万バレルもの原油。ゴビ砂漠で、中国の管理下のもとに実験されている地下での核爆弾計画。地球のあらゆる場所の都市中心部の周辺で今も建設されつつある、何百もの新しいショッピング・センター。

このエネルギーと地球の資源のすべてが、たった一日で消費されているのに対して、この惑星の政治的なリーダーシップを取る人々は、この惑星の人口全体の1パーセントよりはるかに少ない比率で選出されています。そして、彼らはやかましく口論し、意見を変えながら、より多くの貿易通商の同意と、より良い関税と、より優位な課税方法を獲得しようとして、それらの問題を扱っています。また、相互に利益をもたらす金銭に関する提携により、家庭での工業製品の使用を増加させ、「開発途上国」での新しい市場を開発しています。あるいは逆に、雇用を増やし、第一世界での「利益」を、飢えた第三世界へともたらす投資を請うこともあるでしょう。冷戦は終わり、残った「超権力」、民主主義の要塞であるアメリカ合衆国は、いまも年間2千億ドルの軍事予算を保っており、現在も西半球で最も貧しい国であるハイチを、2万人の兵士が軍事介入することで鎮圧しています。

これは、私たちの「生物圏主体の平和」の警告の背後にある、日々のひどい背景です。これら絶え間ない無慈悲な人類活動のすべてが、生物圏を犠牲にして成り立っているのです。

生物圏は、生命を包み込む生きた存在です。それは、人類の産業文明の巨大な破壊力が除去されることなく継続する日ごと、種ごとに、消え去り、枯渇し、破壊されています。

この生物圏の一部である人類は解決策を持っていないようにも見えますが、事実は、生物圏の知識が人類の意識の中で注目すべき前進を示していることです。生物圏に対する気づかいも、同様に人類の理解と共感における進歩を示しています。現在のこの瞬間、生物圏と私たちに起こっていることは、実際には地上の私たち自身の進化と生命の進化におけるひとつの移行です。専門的には、これは生物圏から精神圏(ヌースフィア)への生命地球化学的な移行です。生命地球化学とは、生命、太陽と地球のエネルギー・プロセスの総計を指しており、それはいまや人類文明の人工的な科学技術の創造により、衝撃を受け、増大しています。精神圏とは、人類の意識的な進歩が次の、科学技術後の進化段階へと入り込むことによって示される知的な覆いです。

1926年(この時点で人類の人口は20億人もありませんでしたが、いまや60億人に近づこうとしています)に最初に生物圏の法則と原理を発見し、それについて言明した、V.I.ヴェルナドスキーによれば、私たちの進化のこの瞬間は、次のように描写されています。

「……人間の科学技術的な作業により生物圏の中で示され、人間の思考により複雑に導かれる、巨大な生命地球化学の新しい形態。時間の進路の中で、人間社会の構造の中の機械の増大もまた、人間を含む生きたものの生産と同様に、幾何学的な進行の中で進展する。……政治家は、現在の生物圏から精神圏への移行の基本的なプロセスに注意深くあるべきだ。生命地球化学的なエネルギーの基本的な特性は、地質学的な時間の進行に伴う、生物圏でのフリー・エネルギーの増大に、はっきりと現われる。特に、その精神圏への移行に際してはそうである」

(『生命地球化学における問題?』、1944年)

ヴェルナドスキーが、この私たちの進化的な瞬間に関する明確で客観的な論文を書いてから50年が過ぎ去りました。私たちは、今日生きている政治家の中にたとえ一人でも、私たちが生物圏から精神圏への移行の状況にいるというこの事実に気づいている人がいるかどうかに疑いを抱きます。この移行は、政治的な決断ではなく、進化のシフトにほかなりません。これがゆえに、この移行を起こす進化的な手段、「13の月の暦」、「ドリームスペル」、そして「テレクトノン」が、いまやすべての人類に入手可能になっています。12:60?13:20の計時周波数の分析は、この状況に対して人類を喚起させ、意識的かつ前向きに人類自らの進路を再び方向づけはじめることを要求します。第一のステップは、1995年7月25日?26日の「13の月の暦に変える平和の計画」です。第二のステップは、1995年?2000年の「文化による平和、生物圏主体の平和」をすぐに、一貫して実行することです。

それが「文化による平和」であるのは、平和は文化であり、文化の進歩だからです。文化は戦争でもなければ、軍事的に強制された戦争のない状態でもありません。それが「生物圏主体の平和」であるのは、現在、形づくられているように、人類の産業文明は、みずからを支えている生物圏に対して戦いを挑んでいるからです。もし私たちが、差し迫った自己破壊を防ごうとするのであれば、人類の文明は、生物圏と調和し、刷新された平和的な状況下の科学技術後の基礎のうえで、みずからを再構築するために、いますぐに正しい13:20の計時周波数に応じて再び方向づけられなければなりません。

次のタイム・テーブルは、生物圏から精神圏への移行の知識と、パカル・ヴォタンの預言『テレクトノン』に基づいた提案事項です。それぞれの年は、グレゴリオ暦の7月26日から翌年の7月25日まで続きます。

?. 「文化による平和、生物圏主体の平和」の5か年計画・タイムテーブル

AD1995?96 勝利は静める。「白い電気の魔法使い」の年。キーノート:奉仕。新しい普遍的な13:20の時間の基準をはじめる。「人々の自律的な道徳緊急委員会」とユネスコによって整備された暦委員会を通して、新しい教育プログラムが確立される。選び抜かれた工業生産物の操業停止が世界中に一般化する。そして新しい浄化作業がはじまる。政府は、特定の地域に応じた浄化キャンペーンと文化開発キャンペーンを通して、みずからの生態地域の運営に向けての再秩序化をはじめる。

AD1996?97 勝利は確立する。「青い自己存在の嵐」の年。キーノート:形。生態地域の委員会が召集されはじめる。国連の組織を活用して、新しい教育プログラムの継続的な拡大がなされ、ドリームスペルとテレクトノンのキットの配布・教育ネットワークを世界中に確立する。共同の後援事業が、大規模な浄化、産業の作業変換を支援し、生態地域的な芸術と文化の委員会によって整備される。このようにして、新しい社会の形態と役割が13:20の時間に応じて確立しはじめる。

AD1997?98 勝利は解放する。「黄色い倍音の種」の年。キーノート:命令。12:60の財務構造と政府制度の最終的な解放。完全な生態地域化が、これまでの国家形態にとってかわる。人類は完全な解放を体験し、普遍的なテレパシーと、それに伴うテレパシー的な技術の開発へと向かう。この人類の集合的な心、意志、精神の回復を通して、惑星規模の精神的・文化的なルネサンスがはじまり、産業都市センターを草花が展示される庭園へと急速に変えていく。

AD1998?99 勝利は清める。「赤い律動の月」の年。キーノート:同等。13:20の計時周波数に普遍的に乗り込むことで、真実の信仰が勝利をかち取る。生態地域的な地球規模の芸術と文化の委員会を通して整備された、新しいテレパシー的な技術が、自然環境を再活性化し、回復させはじめる。都市センターは、継続的に太陽エネルギーや、その他の非汚染、非物質的な技術へと完全に変換される。人類は再び聖なる秩序の意味を体験する。

AD1999?2000 勝利は果たす。「白い共振の魔法使い」の年。キーノート:調律。電気・電子技術を含む、産業時代の科学技術が、最終的に除去ないしは変容される。人類の集合心は、いまや地球の電磁場と同期をとることができるようになり、それが精神圏到来の前兆となる。人類すべてのキン(親族)、人間の同胞の完全な自律と同等が、新しい天と新しい地のリアリティを確立する。「文化による平和、生物圏主体の平和」が獲得される。

“YOU MAY SAY I’M A DREAMER
君は僕のことを夢想家だと言うかもしれない
BUT I’M NOT THE ONLY ONE
でもそれは僕だけじゃない
I HOPE SOMEDAY YOU’LL JOIN US
いつか君も僕たちに加わるだろうし
AND THE WORLD WILL BE AS ONE”
そして世界はひとつになるだろう

JOHN LENNON “IMAGINE”
ジョン・レノン“イマジン”

預言の第2の年
勝利は流れる
電気の月26日
白い倍音の犬
惑星平和の巡礼
ホゼ&ロイディーン・アグエイアスにより提示される

■生物圏の後注:AD1995年・審判の日

「みな一人一人が、
復活(よみがえり)の日には
自分独りで御前にまかり出る」
(『コーラン』、19:95 井筒俊彦訳)

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グレゴリオ暦の教義

グレゴリオ暦は教義です。それは、誰もこの暦に疑問を抱くことなく、また抱こうともしないからです。このグレゴリオ暦の教義が、12:60の計時周波数の基礎です。

不規則な日数が決められ、不合理な名前のつけられた12か月のグレゴリオ暦は、AD1582年、バチカン(法王グレゴリウス??世)によって制度化された世界的な1年の計時基準です。このグレゴリオ暦は、税制、政府、利子率、銀行法、賃金制度を人類の信条体系へと固定させる、疑われることのなき基準です。

グレゴリオ暦は、時間の尺度に空間の尺度を代用した起源のバビロニア人のモデルに基づいています。時間は空間ではありません。時間は心に関わるものです。30度ずつ12の部分に分割された平面上の円が、1年の暦のモデルとして使われました。平面上の円は360度(30度×12)を持ちます。太陽のまわりを巡る地球の1年間の軌道は、3